【記事シェア】教育の格差ってなんだ?~オンライン授業の今~
今、小学校から大学まで、多くの学校が休校になっていますね。
そんな中で「オンライン授業」というものも増えています。
一応私は大学で教育関係の授業を学んでおりましたので、
読んだ記事を紹介しながら、思うところを書いていこうと思います。
今日読んだ記事はこちらの2つ。
突然の休校と迫られる対応
当然のことではありますが、今回の休校はとても突然でした。
対応は学校によって様々ですね。
オンライン授業の設備がある学校ではオンライン授業を始めたそうですが、
公立学校はなかなかそうはいかないのが現状だと思います。
教育の格差とは「教育機会の格差」
そんな中で教育の格差というものが問題視されているかと思います。
でも、教育の格差ってちょっとふわっとしすぎている気がしませんか?
具体的に教育って何を指すのでしょう?
私なりに教育の格差という言葉を考えてみますと、
「教育機会の格差」と言い換えられるのではないでしょうか。
学力というのはある意味、結果を見た数字になると思います。
そこには国の体制や学校の状況だけでなく、
家庭での学習環境や子ども自身の好き嫌い、得意不得意など
様々な要因が絡み合ってきます。
それらを一緒くたにして、全員の学力を平等にするのはなかなか難しい。
国や自治体が保証するべき「教育の平等」とは
必要な教育のチャンスをどんな人にも同じように保証すること
だと思うのです。
生まれたのは学校教育の環境差
今回のことで見えてきたのは、学校ごとの設備や有事に対する備えの差。
特に公立の学校でも各自治体などによって
状況や対応方法が違うということです。
もちろん地域状況や家庭状況に合わせた柔軟な対応は必要ですが、
1年かけて学習できる地域と半年で半分しか学習できない地域があれば
これはかなり教育の格差が開いているといえます。
今は有事!必要なのはお互いの理解と協力
記事を読むと、不安になった保護者が学校に対応を迫ったり、
教師が保護者に家庭学習を進めるよう指示したりなどといった
現状もあるようです。
長引く自粛で疲れや焦り、不安が見えてきているのでしょう。
なんといっても今は緊急事態。
記事にも書いてあるように、
まずは現場、家庭、そして自治体や国が相互に状況を理解して、
できる範囲のことを無理せずにするのがベターだと思います。
紙のプリントを作って配っている学校があることを考えると
現場の先生方たちの苦労も相当なものだろうと推測できます。
家庭も、在宅勤務をしながら子どものお世話をしたりと
通常とは違う状況で、かなりストレスがたまるのではないでしょうか。
今はこの緊急事態を乗り切ることが最優先だと考えてもいいと思うんです。
大切なのはこれからの対応と学びを得ること
大切なのは、落ち着いた後に2つのことを
しっかり考えることだと思います。
1つめはこれからの対応。
実際に期間が開いてしまった子どもたちにどうやって
必要な教育を受けられるようにするのか。
受験の時期はどうするのか。
また、9月入学の制度も検討されていますね。
これについては賛否両論あると思います。
メリットデメリット両方を考えて慎重に検討する必要がありそうです。
2つめは学びを得ること。
緊急事態を乗り切ってそれで終わりでなく、
今回のことから得た教訓を活かすことです。
今後有事が起きたらどうやって対応するか?
そのためにどのような備えを作っておくのか?
仕組みづくりのきっかけにしていけたらいいと思います。
我が家の大学生もオンライン授業です
実際に我が家にも大学生がおりまして、
この状況でオンライン学習が始まっています。
いろいろ報告してくれたり、授業の状況などを教えてくれるのですが、
教授の皆様も試行錯誤していらっしゃるようです。
新しいことに慣れるまで時間もかかりそうです(笑)
大学生ということもあり、教授が至らない部分は
自分たちから質問して、修正したり解決したりしているようです。
普段の授業とは違いますが、これはこれで学びかもしれません。
ただ、学生側の環境にはかなり差があるようです。
ネット環境がない学生や、パソコンそのものを持っていない。
家族で1台しかないため譲り合って使う。
他にもプリンターがないため授業のレジュメをその都度コンビニで
印刷したりしている友人もいるそうです。
これらのことは、今日本のどこでも起こっていそう。
もうすぐ緊急事態宣言の解除も近そうですし、
早くこの状況が落ち着くことを願うばかりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました♪
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