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「自立してる女性」ってなんだろう?


こんにちは、ちーちゃんです。

タイトルの「自立してる女性」

男性の好みとか、モテる女性の特徴とか、でよく聞くようになったけども。
なんなんですかね、自立してる女性って。大抵の人が働きに出るこの世の中、女性であってもひとりで稼いで生活して、自立している人がほとんどなのでは!?(みんなえらい)

そんな中で、あえて「自立してる女性」というワードが頻発するのはなんなんだろうか。
「自立してる男性」ってワードはあまり聞かないよね、なんでなんだろね。男性には当たり前に求められるものなのかな?


ひとまず、「自立」を辞書で引いてみた。

【自立】
他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり身を立てたりすること。ひとりだち。「経済的に―する」

広辞苑

ふむふむ。やはり自立というと、例文にもあるように「経済的な自立」のイメージが強い。けど、前述の通りそこは大抵の女性がクリアしているのではないだろうか。だって生きてるし。←
そもそも、世の婚活男性が求めているのってお金を稼ぐ女性なのか…?(まぁそういう方もいるけど)
どちらかというと自立してる女性という言葉に含まれているのは「自分の力で判断したり~」のほうで、「精神的な自立」であると思っている。

婚活時代、わたしの単純な脳みそでは以下のように要約された。

・男性に依存してはいけない、甘えすぎはNG
・メンヘラになってはいけない
・一人でも大丈夫感を出すべし

そして悶々とした。

「甘えすぎと頼るの違いってなんだ?線引きはどこだ!?」
「結婚したい!というのは上記の自立している女性から外れてしまっているのではないか?一人でも大丈夫と結婚したいは相反するのではないか?」

「というか、自立してる女性ってなんなんだっけ!?」

と、戻ってくるのである。

もうね、先に言ってしまうと基本的に◯◯してはいけない、NG!みたいなのってあんまり気にしないほうがいいんだけど、書き始めたので最後まで書きますね。笑
気にしすぎた結果個性が失われて「ちょうどいい人」になってしまうから。(経験者は語る)

ひとつ前の記事にも書いたのだけど、わたしは結婚する前、知り合いレベルの男性に結婚願望を伝える練習として「わたし来年結婚したいんだ!」とライフプランを語っていたのね。そのときに「自立してていいね」と何度か言われたんだよね。
それがきっかけで、あれ。自立してる女性=一人でも大丈夫!ではないのか?もしかしたらわたしの思ってた自立してる女性像って間違ってたかも?と疑いだした。

いろいろな男性と話してきた結果、男性の言う自立してる女性って
「自分の意見がある女性」なのではないかと思う。

「なんでもいい」ではなくて、「わたしはこうしたい」がある。
それを自分の言葉で人に伝えることができるひと。
実際に、彼女が「なんでもいい」ばかりだと不満を漏らしている男性意見をいくつも聞いたことがある。

そう思うと、遠くに存在していると思ってた「自立してる女性」って意外と難しいものではないのかもしれない。勝手に難しいものに仕立てていただけで。


男性を頼ることも、甘えることもどんどんしていい。むしろ頼ること、甘えることは男性にあなたを信頼してますよと伝えることができる一種の愛情表現だ。
メンヘラになったって、些細なことを気にしちゃったって、感情ジェットコースターになったっていい。

ただ自分の人生の責任を放棄して、「今は幸せなわたしを、結婚することで幸せにしてください!」というのはきっと、男性的には重荷に感じてしまって自立していないように見えるのだろう。
(→そこから自立している女性がタイプ、というワードが誕生したのではないかと思う)

そうすると男性は、一生この子のことを幸せにし続けられるだろうか?と自信を失ってしまうんだよね。
なぜならデフォルトが不幸せで、結婚という一大イベントをすることで幸せになれるという前提で考えたときに、どうしても「結婚後また不幸せデフォルトに戻ったらどうしたらいいんだ?」とよぎるから。



そもそも論、一人でも大丈夫と結婚したいは相反する関係なのでは?という前提で考えてしまったのって
わたしは心のどこかに「結婚して幸せにしてほしい」という他力本願な思いがあったから、一人でも大丈夫=結婚しなくても大丈夫 と思っていたんだと思う。
実際、そこはイコールではないのにね!

細かく分解すると

A:一人でも大丈夫なのは自分で自己受容ができて満たせている状態

B:自己否定して自分自身に欠乏を感じている状態

だとする。

A=結婚しなくてもいい

B=結婚したい

自己受容と結婚願望は関係ないのに、わたしが勝手に結婚というものを「他者に幸せにしてもらうもの」と捉えていたから、自己受容できていたら結婚しなくても大丈夫という解釈につなげてしまっていたんだな。

自分が思っている固定概念ってなかなか気づけないけど、文字にしてみたり他の人の話を聞いたりするとあれ?ってなることあるよね。

「自立している女性にならねば!」と力んでいる過去のわたしのような女性がいたら、ぜひその力をゆるめてみてください。
元祖・力み女子やってたわたしも、今は旦那さんの前ではゆるキャラと化すレベルで脱力している。飼い慣らされた猫のようです。(コアラとも言われる)

でもそんなわたしのことを「頭の回転がはやい」「芯がある」とほめてくれているので、やはり男性の言う自立と相手を頼るということは別の論点なんだなと体感している。笑

パートナーシップにおいて、力むことのメリットはないといっても過言ではない。
女性は自分の気持ちをたくさんキャッチして、素直に発信するだけでいいのだ。
今日もゆるーく幸せに生きよう!

おわり

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