子どもたちに伝えたい世界 私が振り返る世界一周の船旅のこと
子どもたちに何を伝えたいだろう?
どんな景色を見せたいだろう?
どんな体験をしてほしいだろう?
選ぶのは子ども自身であってほしいけれど、
その選択肢を増やすのは大人がお手伝いしてもいいのかなと思うことがある。
私は8年前に、世界中の子どもたちに会いたいと思って、ピースボートという船で世界一周の旅に出た。
私はピースボートの回し者でも何でもないけれど、
とにかく子どもたちに伝えたいものには少し貪欲に学びたいとのめり込む派だと思う。
そんな中、ピースボートは私にとって最適だった。
まずたくさんの国の子どもたちと会えるツアーが用意されていた。
そして洋上にはモンテッソーリの保育園や、元引きこもり•不登校児が考案したという洋上フリースクールまであった。
それまでの私の経験から、
もう乗ってみたくて仕方なかった。
ちなみに、私は子どもと関われるツアーはとれるだけとりたくて、昨日日記を見返して、あぁ、そうだったのかと思ったのだけれど、
このツアーを確実にとりにいくために、どうやら私は職場のFAX📠から、申し込み時間が10時だったのか?その時間ぴったりに
「すみません😀」
と先生方には笑顔で、(内心必死で)
申し込んだらしい。笑
そして、戻って仕事先の児童養護施設の子どもたちに私の見てきた世界を伝えてみたかった。
それは叶わないものとなってしまったけれど、
今でも思うのは、あのピースボートの空間には、たくさん学べる機会があって、
何より自然豊かな地球を体感することができて
そんな経験を子どもたちにもできればして欲しいと思える場所だった。
船が私たちを運んでくれるから、その間は船内で様々な人とも出会って話すこともできるし、
1人で海や星を眺めてボーとすることもできる。
見たことのない世界を見たら、私の知る子どもたちはどんなことを想うのかな?
と、ちょっと想像したりもした。
それは実際難しかったから、私はカンボジアの物語を仲間と作って伝えようと試みたりもした。
そして何よりも、ピースボートでの船旅は私にとって最高のご褒美となった。
私は一緒に生まれた双子の兄を高校生の頃に亡くしているけれど、
色々あったしその時から私の世界は180度くるっと変わったようだった。
だから、それから必死に自分ができることを探して走ってきた。
でも、ちょっと少し走りすぎたみたいだった。笑
結果的に、私はシティマラソンを走ったら死ぬよ!とドクターストップがかかるほどの重度の喘息になっていた。
気管支は80代くらいと言われた。(本当に当時は走れなくなってしまい、泣きながら自己管理に励んだ、、)
それはある意味、職業病のようで、私が勤めていた児童養護施設では何人もの先生がそこで勤めてから喘息になっていた。
あぁ、私もか、、
そして他の先生にも、あるあると深く頷かれた。
そんな職業、、と思うかもしれないけど、
それでも待っている子どもたちがいるから、
職場に行きたくないと思ったことは
最後までなかったのだった。
それだけ子どもたちから返ってくるものも大きくて、とてもやりがいを感じる仕事だった。
だから、予想以上に
船旅では自分自身が休養して
リフレッシュできる旅だったし
乗船当初は考えられないくらいに、
私は元気になって帰った。
そして何と言っても1番嬉しかったのは、たくさんの仲間と出会えたこと。
こんなにたくさんの仲間と色々なことに挑戦できると思わなかった。
いや、本当に!
まさか、大人になってこんなことまでできると思ってなかった。笑
大人になって出会える人が
こんなに面白くて楽しくて、生き生きしているなんて
もう、船旅中そんな仲間とたくさん出会えた。
そして、1人よりみんなで色々なことに挑戦する方が何十倍も何百倍も面白くて感動した。
そんな体感をしてみたいと思っている子どもたちにもぜひ味わってもらいたいものだった。
みんなで何かを作り上げたり楽しんだりするのって凄いエネルギーになる。
ルームメイト始め、たくさんの仲間に出会えたし、
私の好きな一石二鳥にも三鳥にもなった旅だった。いや、もっとかもしれない😌
ピースボート乗船を決めた当時の私と握手したい🤝笑
このnoteも同じで、見ていてくださる方たちがいて、私も覗きに行けて、1人じゃないなと思うから心強いし、続けられている気がしますが、
1人じゃできないことも、
みんなでやればできてしまうことがあることを
私は船旅でとっても体感した。
とってもベタな言い方しか思いつかないのが悔しいけれど、本当にいい体験をしたなぁと思う。
あ、でも私は自分から関わりに行くタイプでもないし、実は今もおぉ!始まった!とちょっと遠くから見守って応援していることがある。
このコロナ渦で、みなさんもご存知かと思いますが、船旅をするのには難しい状況
でもピースボートに頑張って欲しい!と過去にご乗船された先輩方が
クラファンを立ち上げられたそうです。
七夕から開始のクラファン
ピースボートに出港してもらいたい!と願う人がこんなにたくさん!🎋
もちろん私もその1人
ピースボートに様々なご見解もあるのかなぁと思いますが、
あくまでも私が乗船してみて思うのは
やっぱり子どもたちに伝えたいことが詰まっている!
今でもこうして応援したいのはそれも大きいと思います。
修学旅行の移動
ピースボート使えばいいのにと思うくらい。笑
平和学習もできるし
夜は満天の星空を眺められるし
世界だけじゃなくて
東日本大震災の被災地、石巻を訪ねるツアーなんかもある
もちろん戦争についても考える機会も用意されている
他にも環境問題とか色々
私は、そうしたことは子どもたちに一度は伝えておきたいし、
できることならその場所へ行って体感できることが多いといいなと思う。
それから何を感じたのか聞いてみたい。
私の勤め先だった児童養護施設の子どもたちに、こうした体感が用意されたらどんな世界が子どもたちの中に広がっていたかな?
別にピースボートじゃなくても、他のことでもそうだなぁと思う。
これはあくまで私が感じたことで、子どもたちは最終的に自分の未来は自分で切り開いていくのかもしれないけれど、
特に逆境にある子どもたちには
こちらから積極的に選択肢を増やして、サポートしていく機会があってもいいと思っていた。
だから、その当時は私にできることは微力だけれど、できることを少し考えていた。
例えば小学校の同級生でサッカー選手になった子に連絡して施設に来たいと言ってくれたら上司に相談したし、
学校に訪問するような劇団の方と仲良くなって無料で招待するよ!と言ってもらえたら、何とかそうした方々と子どもたちを繋げられないかとこれまた上司に話してみた。
そんなことをしていた時に乗船を決めたから、それらは戻ってから実現させるつもりでいたのだけれど、、辞めてしまったので実現しなかったのが悔やまれる。
だから、そんなことをしなくてもいろんなことを体感できるピースボートは私にとって凄く良かったし、
今は何より
息子も乗せてみたい!
息子は何を感じるだろう?
考えるだけでワクワクする。
だから、ピースボート
なくなってしまっては困る。
まずお金貯めないとならないし。笑
だから末長くいつまでも応援したいし、
そんな私に色々なことを教えてくれたピースボートのことを
ここをみてくださるみなさんにもちょっとだけ🤏伝えてみたくなりました。
とにかく私の基準は子どもたちに伝えたいものかどうか♪
かなと思います。
そして団結力って本当にすごい!パワーが伝わってくるんですよ!ピースボート頑張れ!って応援したくなります📣
*私のnoteの中身*
一緒に生まれた家族の死をきっかけに、人生を楽しんでやりたいことやろうと過ごしてきた私の日常や思い出を、優しさの伝染を心がけて記事にしていきます☺︎今の夢は子どもに絵本を書くことです。あなたから頂いたサポートは優しさにかえて記事にしたり夢を叶える為に使わせていただきます☺︎