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2022年餃子ニュース振り返り

毎年恒例となりました餃子アドベントカレンダー、今年も開催いたします。
#餃子アドベントカレンダー2022

まだいくつかの枠が空いておりますので、今年の餃子活動を一緒に振り返ってくださる方はぜひご参加ください。

さて、トップバッターとして私は今年の餃子ニュースを振り返りたいと思います。

2022年の餃子ニュース

スーパーの冷凍餃子コーナーが拡大!

2021年の冷凍食品の国内消費金額が5%増、特に餃子は11%増となったことを背景に、全国各地のスーパーマーケットのリニューアル時に冷凍食品の棚が拡大し、その中でも餃子コーナーが目玉になってきています。
私もカスミ・マックスバリュ・マルエツさんの冷凍餃子セレクトにご協力させていただいております。

こうして全国の美味しい餃子が身近になっていくのは大変嬉しいです。今後、こうしたラインナップの更新が定期的に行われて常に飽きさせないということも大切かと思いますので、私も一緒に楽しんで行きたいと思います。


家計調査で宮崎市が初の「ぎょうざ」支出金額 日本一

毎年2月に発表される家計調査で、2021年度「ぎょうざ」支出金額が浜松市・宇都宮市を超えて日本一となりました。以前より強かった購入頻度も支出金額とともに日本一となりました。

これまで宇都宮と浜松の圧倒的な二強による日本一争いがニュースになっていたものの、3位以下は全くと言っていいほど注目されていませんでした。頻繁に3位に入っていた宮崎市が1位に輝いたことで、宮崎市内の餃子消費もさらに加速して2022年度も9月までの結果では宮崎市が1位を走っています。

パワーバランスが変わることで、餃子の市場も活性化していくのではないかと思います。すでに宮崎の隣県である鹿児島でも「鹿児島ぎょうざ協議会」が設立し、今年の家計調査でも4位に食い込んできています。餃子戦国時代らしく、全国各地で団体が勢いづくことを期待しています。

宮崎県と鹿児島県で餃子団体設立

家計調査は県庁所在地と政令指定都市のみが対象で、それ以外のデータは明らかになりません。2021年の日本一となった宮崎市において開催される餃子イベントでは、宮崎県内のさまざまな餃子が集まってくるというところが面白いところです。そうした宮崎県内の餃子を全国に発信していくことを目指して、今年2月には「宮崎県ひなた餃子連合会」が設立されて、宮崎市ぎょうざ協議会だけでなく県全体で盛り上げていこうという機運が高まっています。

現在、宮崎の餃子がまとめて届くクラウドファンディングを実施しています(組み合わせのご提案を私が行なっています)。ぜひお試しください。


また前述の通り宮崎の隣県である鹿児島には「鹿児島ぎょうざ協議会」が今年4月に発足しています。

8月には宮崎県ひなた餃子連合会のメンバーが鹿児島に乗り込み、南九州餃子ダービーのイベントを開催しました。

南九州は自然豊かで肉も野菜も豊富な地域です。餃子も競い合ってレベルが上がってきていますので、ぜひこれからも注目していただきたいと思います。


全国で餃子イベントが始まる

この数年控えられていた餃子イベントが、今年になってようやく開催しやすくなってきています。

来年は、さらに多くの地域で餃子イベントが開催されるといいなあと思っています。呼ばれたら私も餃子甲冑を担いで駆け付けたいと思います。

冷凍餃子の無人販売が熟成

餃子の雪松さんが切り拓いた餃子の無人販売というジャンルは、雪松さんが全国各地に広がっていくだけでなく、各地を地盤とした無人販売店が広がってきています。

既存の店舗もありつつ、無人販売を始めたところも増えています。

無人販売では盗難などのリスクもあることから、一部では自動販売機への置き換えなども進んでいます。冷凍自動販売機のトップランナーであるサンデンさんは、「ど冷えもんGo」というアプリで検索も可能になっています。

餃子だけでなく、冷凍ラーメンも一緒に増えているようです。

来年も引き続きこうしたトレンドは続くと思いますが、お店ごとの差別化が課題になっていくことでしょう。


3月8日がギョーザの日に

味の素冷凍食品さんが、3月8日を「ギョーザの日」として制定したことがニュースになりました。

味の素冷凍食品さんによると

「みんな(3)ハッピー(8)」という語呂合わせと、当社商品「ギョーザ」が1972年3月8日に誕生したことが記念日の由来

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000027220.html

とのことです。味の素冷凍食品さんの「ギョーザ」が発売されて50周年ということで、それを記念して記念日登録されたようです。

記念日の登録は、日本記念日協会さんが1件あたり15万円で受け付けておられますので、他の餃子メーカーさんも記念日登録して、毎日がぎょうざの日になればいいのにねと思ったりもしています。


餃子ニュースで日々の餃子情報をシェアしています

全国各地をつぶさに見ていくと、餃子に関する話題は日々どこかで生まれています。そうした記事を拾い上げてTwitterでシェアしている「餃子ニュース」アカウントを運用しています。

大きなニュースも小さなニュースも私見を挟まず拾い上げて紹介していますので、皆さんにとって必要な情報も不要な情報も流れていくと思いますが、日本の餃子文化の鼓動を感じてもらうことが目的ですので、餃子に関心がある方にはぜひフォローいただけたらと思っています。
また、餃子に関するニュースを発信される際は @GyozaNews をメンションいただけると、積極的に拾わせていただきます(全てをリツイートするわけではございませんのでご了承ください)。イベントや催事に出店するとか、新商品を開発したとか、新店舗出店とか、そんな話題がございましたらぜひ。


今年の逸品ぎょうざ頒布会

焼き餃子協会の個人会員にオプションでお送りしている「逸品ぎょうざ頒布会」で、今年お送りした餃子を振り返ってみたいと思います。

1月 長崎県 餃子のかわしもさん

定番のかわしも餃子、エビやニラ玉の入った三鮮翡翠餃子、ラム肉のラム餃子をお送りしました。

2月 北海道 浦河餃子まさごさん

北海道産の食材にこだわる餃子屋さん。行者にんにく餃子、まろやか黒昆布餃子、とろりバターのカレー餃子、さらさらレッド餃子、ピリ辛赤なんばん餃子をお送りしました。

3月 宇都宮市 芭莉龍さん

JR宇都宮駅で人気の「芭莉龍」の餃子、ヤシオポークを使った「バリス」の餃子をお送りしました。肉肉しさが魅力。

4月 埼玉県 餃子専門丸虎さん

有名ホテル料理長を経て独立した餃子屋さん。定番の丸虎餃子、ザワつく金曜日で紹介された極夜餃子、マーコットオレンジ餃子、紫蘇餃子、柚子海老餃子をお送りしました。

5月・6月 鹿児島餃子盛り合わせ

鹿児島ぎょうざ協議会のご協力を得て、2か月にわたってこちらの餃子をお送りしました。鹿児島の多様な餃子に驚きです。

元気ももたろう餃子
https://genkimomotaro.com/

薩摩だし餃子えぶりでい
https://www.instagram.com/everyday.gyoza/

7月 山形県 ひろしの餃子さん

山形県内のスーパーではお馴染みらしい、ひろしの餃子。特製餃子、もちチーズ餃子、ほたて餃子をお送りしました。

8月 熊本県 弐ノ弐さん

熊本だけでなく福岡や沖縄でも人気となっている餃子店。焼餃子、ニラ餃子、しょうが餃子をお送りしました。

9月 神戸市 元祖ぎょうざ苑さん

神戸の味噌だれ餃子発祥のお店。3代目の産み出した極み餃子、創業の味である神戸っこ餃子をお送りしました。

10月 群馬県 GYO-TEN 爆じゅう餃子さん

人気のラーメンをやめて餃子専門に振り切った餃子店。食べ応えのある爆じゅう餃子、カレー餃子をお送りしました。

11月 京都市 餃子花伝さん

嵐山のほぁんほぁんさんの冷凍餃子ブランド。ソルティーポーク餃子、ソルティーチキン餃子、聖護院かぶガーリックバターステーキ餃子、嵯峨仕込み京はんなり餃子をお送りしました。

12月 北海道 山田餃子店さん

北海道産小麦で皮から手作りの餃子が人気。今月中旬にお送りします。

こうして振り返ってみると、なかなか面白いラインナップですね。ご協力いただいた餃子店の皆様、ありがとうございます。
また来年も、素敵な餃子を開拓し、頒布会でお送りしていきたいと思います。


個人的な2022年の餃子活動振り返り

「餃子兜が見たい」という要望を各所からいただいていたので、今年はこれを実物にしました。

その後、兜だけではもったいないと思って、合わせて甲冑も製作しました。

この甲冑を担いで、福岡や群馬、宮崎に飛び、イベント会場を闊歩したりテレビ出演したりしています。おおむね好評です。ぜひこれからも日本の餃子文化を盛り上げるべく、甲冑を担いで国内を飛び回りたいと思っています。

あと、以前から「餃子中毒」のTシャツを好んで着ていたのですが、このデザイナーさんに「焼き餃子協会」のロゴをデザインしてもらいました。

グッズも販売中です。


あと今年から始まったローソンさんのライブコマースサイトに出演しております。ほぼ毎月配信です(今月はお休みでした)。


焼き餃子協会は、おかげさまで来年で5周年となります。ますます精力的に、全国各地の餃子文化を広めていく活動を行っていく所存です。今後もよろしくお願いします。

Webエンジニアリングと餃子についてはお任せください。