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「47都道府県いい地盤ランキング」

◆地震活動期に入った日本

1995年の阪神淡路大震災、2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災など、近年日本列島の地震活動が活発になっています。
津波の被害を受けやすい沿岸や地盤の弱い場所、古い木造住宅が密集している地域の方々の中には、移住を検討されている方もいると思います。

また、新型コロナウィルスによって新しい働き方が見直されるようになってからは、企業が首都圏から移転するケースも多くなっています。

◆地盤の良い場所はどこか?

そういった移転、移住する際には地盤の良い場所を探す必要もあると思います。

今回は、2016年に発表された、47都道府県「いい地盤ランキング」の、
ランキング上位の3県を紹介したいと思います。

※地盤総研が「ビッグデータをテクノロジーで見える化する」という経営理念のもとに、地盤総研が保有する「地盤安心スコア」集計データ1億6,032万3,397地点から、「建物用地」に該当する1,094万2,902地点を抽出し、都道府県単位で「地盤安心スコア」の平均点をランキングにすることで地盤を「見える化」致しました。

◆1位 沖縄県

那覇市をはじめ、琉球石灰岩と呼ばれるサンゴ礁が固まった岩の台地と丘陵地が広く分布しており、低地の町の沿岸大都市と比べて良い地盤のエリアが多いことから、全国1位のスコアとなりました。

◆2位 群馬県

高崎市や前橋市をはじめとして、関東山地の火山からもたらされた火山灰などが平坦な台地を作っているエリアが多いことを反映して2位、本州では最高スコアが得られました。

◆3位 福島県

津波や原発事故であまり良いイメージが無いように思いますが、
実は浜通りは白亜紀など古い時代の丘陵や台地の地盤、内陸部も阿武隈山地、奥羽山脈に囲まれた扇状地など川が運んできた砂礫の地盤からなり、良好な地盤のエリアが多いのです。


いかがだったでしょうか?
僕は長野あたりが一番地盤が安定しているのかなと思っていましたが、
意外に8位とそこまで上位ではなかったです。
実際のデータを見ると、面白いですね。

首都圏から移住を検討されている方は、
こういった情報も参考にしてみてはいかがでしょうか?

※「地盤安心スコア 47都道府県ランキング」PDF

https://jibannet.co.jp/development/report/upload_image/report20161207.pdf


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