マガジンのカバー画像

hazi-sarashi【エッセイ】

38
このエッセイ集は、僕がこの世界に確かに存在していたことを証明する。
運営しているクリエイター

#大学生日記

[徒然]最近、彼女の距離が近い。でもたぶん、片想い。

[徒然]最近、彼女の距離が近い。でもたぶん、片想い。

最近、遥の距離が近い。僕は動揺を隠せない。

「ふ〜ん、男の子の喉仏って、こんなに硬いんだね」カフェで左横に座っている彼女が言った。

厳密な意味では彼女ではないその子は、最近僕の体に触って、あらゆる発見を楽しんでいる。

「ねえねえ、喉仏って押し込んだら痛い?」

僕が答える前に、遥は僕の喉仏を親指でぐいっと押し込んだ。

「っぅう!痛い痛い。命に関わるよ」と僕が言うと。

彼女は喉仏を愛おしそ

もっとみる
「中途半端な自分」に苦しむすべての人たちへ

「中途半端な自分」に苦しむすべての人たちへ

僕は、「自分が何者でもない」という現実に恐怖を覚える。

何もかもが中途半端な自分に嫌気がさす。

この前、面接官に言われた。

「山田くんって、すごく普通だよね。振り切れてない感じ」

・・・・・・わかってる。わかってる。わかってるよ!!

自分でもそんなこと分かってる。

大した特技もない。学歴も中の上。将来の夢もない。だから卓越した専門性もない。何か圧倒的な成果を出したことが、ない。

そん

もっとみる

[徒然]就活、がんばります。

毎日投稿を始めて40日が経った。

『マッチングアプリ放浪記』やエッセイをメインに投稿してきて、多くの人に読んでもらった。

嬉しい。いろんな人に記事を読んでもらって、コメントをもらって、僕は幸せ者だ。

でも最近、就活などに忙殺され、まともに文章を書けていません。

本当は、もっといろんな人に取材して、奇妙な話を集めて、ノンフィクション小説を書いていきたいのだけど。

だが今は就活に集中しよう。

もっとみる