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#134 それが大事

本日は驚きの8時30分起床。
やはり夜の興奮状態がインターネットを希求し、その相乗効果で就寝時間が遅れてしまう。
それから、日課やタイムテーブルは遵守するくらいでないと意味がない。
結局なあなあになってしまう。
規則とはそういうものだ。
一度約束や契約を破れる者は何度でも破ることが出来る。
破っても大丈夫である、と学習してしまうからだ。
しかも、私の場合は、自分の中だけで完結しているルールだから、尚更破ることに抵抗がない。人を傷つけることは抵抗があるが、自分に対してはそこまで大切に思えない。なぜだろう。
まず掟を破るメリット/デメリットを洗い出し、それを紙に箇条書きにでもしておこうと思う。
ルールを一度でも破ることはリスキーだが、一度失敗したからと言って全てを放り出すことほど愚かなことも無い。
失敗した段階から修復することはとても重要な技術であることは疑いようもない。
人はどうしたって失敗する生き物だから、それこそが一番現実的で実用的だと言っていいだろう。

負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事

大事MANブラザーズバンド「それが大事」より

この歌詞の一節は本当に効く。婉曲的でないことの力強さに恐れ入る。
これは認知行動療法のテーマソングとして最適なのではないか、と個人的には感じている。
これを合言葉(魔法の言葉)にして認知行動療法を実践すると効果的であること間違いなしだ。
しかも音楽に乗せてつぶやくといつの間にか記憶に定着する。ポップソング恐るべし。
だからポップソングを舐めてはいけない。
少し気味が悪く感じられるほど、自分がポップなものに浸食されていることに気が付くことが時折ある。それは日常の中でふと思い出すようにして気付くものだ。理解はいつも遅れてやってくる。それも遅すぎるくらいに。
何を摂取するのか、ということはとても重要なことだ。それが自分を形成する一部となるのだから当然と言えばそうなのだが。
しかしながら、食品や化粧品などに気を使っている人でも、カルチャーの選択には無頓着だったりする。それは不可視なものの宿命なのかもしれない。
閑話休題。大事MANブラザーズバンドの例の曲は、レジリエンスのテーマ曲でもある。
そのフレーズを口ずさみながらこの現状からの復帰を図る、そんな日々を送ろう。それは今週の目標の一つだろうか。己の回復力を信じたい。

今朝の寝覚めは悪かった。
そして変な夢を見た。それは辛く、不快なものだった。
夢の中の自分は無能を露呈していた。
時間が守れない、目的の場所へ辿り着けない、人に話しかけることが出来ない、物おじして動けない、指示通り動けない、聞き間違えをする、柔軟な思考ができない、等々。それは現実よりも大分酷いように感じた。
そして私は侮蔑された。無能の苦しみを痛感する。
失敗が連続して焦っている私に対して「なぜこんなことも出来ないのか」というようなことを言われた。言ってきたのは昔の同級生だった。
そして私はキレた。流石に我慢ならなかったらしい。だが、これといって相手を懲らしめるわけでもなく、ただ怒って逃避しただけだ。それも小・中学生時代を彷彿とさせるパターンでとても嫌な感じがした。激しい衝突を避けるのは私の優しさとも言えるし、意気地のなさとも言える。
せめて夢の中では穏やかでいさせてほしい。人としての意識が融解して海月のように揺蕩う夢であれ。
物語は要らない。


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