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番外編 結婚観

今回は美容室から番外編でお送りさせていただきます。

「結婚」

今では様々な形がある。事実婚、別居婚など結婚=ずっとそばにいるのが愛の形ではないようだ。
私自身結婚しないだろうと考えていた。そもそも相手もいなかったし結婚もできないと思っていたからだ。一人で生きていく、そんなことを確固たるものにしていた。それは家庭環境もあったかもしれない。両親をみてきたからかもしれない。自身がきっと男性のまま誰かと結婚しても父親のようなことはできないとも思っていたし、自身が生きづらくなったかもしれない。
一人でも生きていけるし、寂しさもあまり感じないし依存しすぎるタイプでもない。
ましてや性同一性や口唇口蓋裂で産まれてる難しい私を選んでくれる人なんていないと思ってた。寧ろ相手のことを考えすぎて心が苦しくなる。私と付き合うことで周りから冷やかされることもあるだろうし、きっとそれはずっと続く。戸籍を変更したとしても。だから好きな人が傷つくことが1番怖いし嫌だと感じてた。
だから一人でいいって思っていた。
私は今女性ホルモンを打っている。近い将来には適合手術をし戸籍を変えるつもりだ。でも自分のタイミングでしたい。相手に合わせて焦ってやってその人とダメになったときに後悔とか相手のせいにしたくないから。
年齢を考えると早いにこしたことはないが技術は進化している。最近も体に負担も少なく女性らしい働きをするような術式もでてきた。もちろん死ぬかもしれないというリスクもある。
だからもし生きてて戸籍を変更し女性として第2の人生を送るのなら結婚もありなのかなとも考えてしまう。今の人かはわからない。相手が望んでなければそれは押し付けになる。だから、じっくり検討したい。
でもできない、しないと考えていた結婚を前向きに考えさせてくれたきっかけには感謝したい。また世界観が変わるかもしれない。
だからいま一人の時間を楽しみ、やりたいことをやり尽くしてたいとも思う。
ずっと一緒なんて無理だもん。いつかはどちらか命絶えるし人生なにがあるかわからない。だからこそ一緒にいたいと思える人を吟味したいのだ。
一人は楽だ。でもたまに寂しく感じるときもある。そんなことをよく聞く。
私は一人が好きな方だ。誰かに気を遣うこともしなくていいし自分のしたいようにできる。寂しさよりも気楽さが勝ってしまうのだ。
彼と付き合う前にある時ボソッと
「俺は結婚しないだろうな…」
と憂いてる場面があった。その姿がどこか私に似たものを感じたのだ。理由や思ったことは違えど自身を見てるようにふと感じた。だからというわけではないし、この先の保証もないけどどちらかが飽きるまではこの関係は続けたい。人は変わらない。今まで一人で生活してきた人が他人に合わせて共に生活するのは難儀なことである。どちらとも妥協しなければならないし相手も考えなければならない。だからこそ成長もするし面白いのかもしれない。一人では感じ得なかった思いやりを感じるかもしれない。そんなことを夢見つつも私にも可能性があるのだと新たな気持ちが芽生えている。
つたない感情日記になってしまいましたが毎日投稿ももう少しで1ヶ月たちます。ここまで続けられた自身を褒めつつもこれからも鼓舞して続けていこうと思うので暇つぶしにでも読んでもらえたら幸いです。

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