忘れる力を活用し、嫌な記憶を上書きする
私たちがいろいろな体験をした記憶は、短期記憶や
ワーキングメモリーとしていったん置かれます。
そのことに関する重要なポイントは、あまり思い出
したくない記憶を忘れるようにできているという
ことです。
正確には完全に忘れるわけではなく、記憶の遥か
彼方に入り込んでしまうわけです。
つらい体験はPTSD(心的外傷後ストレス傷害)と
なってフラッシュバックすることもありますが、
日常レベルのつらいことは、基本的には取り出せ
ない場所に終われ、「忘れた状態」になるということ。
そんな「忘れる力」を利用して、嫌な記憶はなるべく
忘れたほうがいい。
私は日ごろから、「三毒追放」と名付けられた、
①妬まない ②怒らない ③愚痴らない、という3つを
実践しています。
これは何のためにやっているかというと、嫌なこと
をもう一度頭の中で体験しないようにして、嫌な
記憶ができないようにするのが目的です。
嫌な記憶は、忘れようとすればするほど、頭のなか
でリピート再生されてしまいます。
その結果、記憶が強化されてしまい、「忘れたいのに
忘れられない」という状態になってしまうのです。
だったら初めから、妬みや怒り、愚痴などの
ネガティブなことからは距離を置いて生きたほうが
いい。
当然ながら、嫌なことは起きるし、嫌な人に会うこと
もあるものです。
また、そんなときには怒りや悲しさなどの感情を止め
られないものでもあります。
だとすれば、あとあとまで引きずらないようにしたい。
だから、脳内で、嫌な記憶を新しい記憶で上書き
すればいいのです。
そのためには、好きなことや楽しいことをするのが
一番です。
好きなスポーツや趣味をしたり、仲のいい人とご飯に
行ったり、ペットと遊んだり、あるいは仕事に打ち
込んだりする。
つまりは嫌な記憶が入っている短期記憶やワーキング
メモリーを別の用途にあてれば、リピート再生でき
なくなります。
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#ワークシフト #ライフスタイル #ポストコロナ
参考書籍:『圧倒的に自由で快適な未来が手に入る!
勝間式ネオ・ライフハック100』
(勝間和代 著、KADOKAWA)
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