Hirotomo.Ohba/知識を知恵に

ライフワークを充実させるために、日々気づいたこと、感じたこと、考えたことなど、暗黙知を…

Hirotomo.Ohba/知識を知恵に

ライフワークを充実させるために、日々気づいたこと、感じたこと、考えたことなど、暗黙知を形式知としてスキル・ノウハウをコンテンツ化のかたちでストックしています。 ご覧頂ければ幸いです。

最近の記事

『ありのまま、あるがまま』に自分らしく

『ありのまま、あるがまま』…。 二つの言葉はとても近しいのだけれども、それぞれの言葉の 意味を紐解いていくと意味は微妙に違っています。 ありのままとは「自由」のこと。 自由というと勝手気ままとかわがままと捉えられることもありますが、 本当の自由とは「自らに由(よ)る」「自らを由(よ)し」とするということ。 他人に頼らず、本当の自分の声に従って行動する自分自身を頼って生きることです。 他人の目を気にしたり、空気を読みすぎたりしないで自分らしく生きることです。 過

    • 「eternal optimism」(永遠の楽観主義)

      失敗が多くなれば、普通、悲観的になりやすいが、何度失敗してもきっとうまくいくと楽観的に考えるプロセスが大事であると言われています。 心理学者セガストロームが「幸せを呼ぶ法則」という著書の中で幸せな人生をおくるには、物事を楽観的にとらえるが幸福を感じ、身体的に健康をもたらすことを科学的に証明しています。 また、哲学者アランは、「悲観主義は、気分だが、楽観主義は、意思である」と説いています。 意思を働かせ、起こったことは悲しいけれど、きっと解決できてもっとよい結果に結びつけ

      • 自分革命

        今までの古い自分を倒し、新しい自分と出会いたいと思うことがありませんか? そんなときは、あの『坂本龍馬』の生き方・生き様が参考になります。 『万国公法』を取り出し、これからは、世界をしらなければならないと土佐藩を脱藩し、自分を縛っていたものから脱出しました。 そして、日本初の株式会社:亀山社中・海援隊を作り、貿易を始めました。 視野の違い、見えている風景が一般人とは、圧倒的に違ったようです。 だから、世の中の流れが見えた。 流れが見えた人だけが革命を起こすことがで

        • 変化を受け入れ、干渉しない

          物事は現れては消えていくものですが、過ぎ去っていくものを意識したとき、私は何も変えたくなくて、それにしがみついたり、そのまま留めようとしたりします。 しかし、そういうわけにはいかず、物事は変化します。 また、私はしばしば、去っていこうとするものを追いかけたり、人生の流れをコントロールしようとします。 人生が過ぎていくのを止めることは出来ません。 そして、取り残された私は、過去と現在を比べて、その差を『喪失』として感じていました。 しがみついたり、留めようとしたりして

        『ありのまま、あるがまま』に自分らしく

          何もかも手に入れることはできない

          私は、しばしば無意識(意識的?)のうちに、同時に複数の場所にいたいと思ったり、一人の人間ができる以上の体験や経験をしたいと思って苦しんだりします。 あれもこれもと貪欲になります。 しかし、人間であるかぎり、何もかも手に入れることは出来ません。 気持ちが高ぶると欲が湧いてきて、あくなき探求が始まりますが、決して満たされることはありません。 もちろん、好奇心は大切ですし、未知への挑戦、新たな出会いを求めています。 人は、『欠乏の種』があるため不足を感じ、どうにか埋め合わ

          何もかも手に入れることはできない

          久しぶりに孫子を読み返しました

          何気に、本棚から取り出して『孫子』を読み返してみるといろいろと思い、考えることがあります。 迷い、悩んだとき、『孫子』の知恵が解決のヒントになります。 「兵は詭道なり」(始計篇) 「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」(謀攻篇) 「その疾きこと風の如く、その徐かなること 林の如く、侵掠すること火の如く、 動かざること山の如し」(軍争篇) 等…誰もが一度は聞いたことのある有名な言葉がたくさん出てきます。 長い戦いの歴史の中、多く参謀・軍師たちが自らの体験に基づい

          久しぶりに孫子を読み返しました

          相手に取って重要なことを話題にする (その3)

          前回の続き、『意味論と解釈』についてです。 『意味論』とは、言葉の意味を言葉そのものの意味だけでなく、それが使われた文脈、解釈の学問です。 対立が発生する主な要因は、言葉が使われた時の誤解によるものがほとんどです。 Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグが、Facebook上のあらゆる人間を『友達』と呼ぶことに決めたとき、誤解されやすい意味論的解釈をしたことになります。 人間の心は勿論のこと、脳は何百人の友達を処理しきれません。 私たちの脳のサイズは、社交的

          相手に取って重要なことを話題にする (その3)

          相手に取って重要なことを話題にする (その2)

          前回は、『顧客維持戦略』によるコミュニティーの活動に意味深いものがあるとしました。 私たちは、現代社会に住んでおり、現代社会では、壁を作ります。 ソーシャルメディアのやりとりにも巨大な壁、”ウオール”が存在します。 それは、人間関係の外側に、ある程度の影響力を生み出すかもしれない、友達ではなく、フォロワーへの影響力です。 その最も気がかりな点は、見せかけの安心感です。 友達とファンは、違います。ファンは関わる意欲が薄く、関心度も低い。 忠誠心は、ファンという一方の

          相手に取って重要なことを話題にする (その2)

          相手にとって重要なことを話題にする (その1)

          人に関心をもってもらいたかったら、関心をもってもらえることを話さなければならない。 ほとんどのメッセージが自分たちの商品や人生について、他人を教育しようという意図のもとに、最善を尽くして、またその話が他人の興味を引くに違いないという考えで発せられています。 これは、一見、積極的なようで、実は受け身の作戦です。 なぜなら相手からこちらへ接触してもらわなければならないからです。 クリックされるのを待っているウェブサイトのバナー広告のように、相手の方から関わってくれるのを期

          相手にとって重要なことを話題にする (その1)

          自分の弱さを認める静かな勇気

          『自分の弱さを認める』ことって、なかなかできないことです。 自分が必要としているものを口に出さずにいればいるほど、自分と世界との間に、冷たくて硬い壁が生まれます。 自分が何かを必要としているときに、それをえられるかどうかが問題なのでなく、ほとんどは、自分がそれを認めるかどうかが問題になります。 人間が経験するであろう『壁』のうち、もっともつらいのは、孤独感です。 孤独感を打ち破ることは、自分は誰かに支えて欲しいことを認めること。 つまり、『自分の弱さを認める静かな勇

          自分の弱さを認める静かな勇気

          伸ばすところ・人間味を感じるところ

          人間の長所と短所、両方とも同じ人間の同じ一面を違う言葉で表現しているに過ぎません。 人が喜ぶ言葉で表現したものを『長所』 喜べない言葉で表現したものを『短所』 と呼んでいます。 長所も短所も表と裏、見方によって言葉の表現も変わります。 人の魅力って、だいたいがこんなところにあるんだと思います。 短所と長所は、同じもの。 ただ、表現が違うだけ。 それがわかれば、短所を自然に受け入れられるようになる。 人に対して、いいところを見るようにするといいことが、たくさん

          伸ばすところ・人間味を感じるところ

          ロット(Lot)とは

          ロット(Lot)の定義 ロット(Lot)とは、製品を製造する際の最小単位のことを指します。 複数の製品を製造している工場において、1つの製品を造る際に1回あたり「最低でもこの数(量)は連続して造る」という単位となります。 昨今、顧客ニーズの多様化により、同じものを大量に造るのではなく、様々な種類を製造し、「顧客に合ったものを、必要な時に、必要な分だけ提供する」という考え方がどの業界でも一般的になりました。 しかし、製造現場では、完全に顧客にニーズに合わせて造ってしまう

          かもしれない…から

          目標を実現するためには、まず自分の中に「できるかもしれない」という感覚を作ることが必要だと思います。 自分ができないと思っていたら、おそらくできません。 だから、自分の中に「できるかもしれない」という感覚が必要なのです。 この部分ならできるかもしれないというところを見つけてください。 そして、実現に向けて行動しながら、この「できるかもしれない」という感覚を大きくしていけばいいのです。 多くのプロスポーツ選手が海外で活躍するようになったのも、海外で活躍する選手が増える

          チャンスを活かす

          チャンスとは、準備ができている人のところにやってくるものだと思います。 準備ができたから、その情報とつながったのです。 しかし、さまざまな情報が溢れている時代です。 何を基準に判断していいか、迷うこともあります。 そんな時は、自分の直感を信じるしかありません。 自分のワクワクする感覚を信じるしかありません。 チャンスに飛び込んだことで、一時的には失敗だと思うこともあります。 しかし、それも含めて、自分に必要なことだと思えばいい。 チャンスに飛び込むといっても、

          普通の毎日こそが幸せの本質

          特殊相対性理論を発表したアインシュタインはどんな物体でも移動速度が速くなれば、なるほど時間そのものは遅くなっていく。 つまり、光のスピードに近づくほど、時間がゆっくりと流れるわけですから、歳をとらないということになります? 特殊相対性理論を利用したアンチエイジング? こころも光のスピードに近づければ、老化がゆるやかになるのではないか? (奇抜な仮設(笑)) では、心を高速化するためには、抵抗をなくせばいい。 心の抵抗とは、『執着』です。 淡々と過ぎていく普通の毎日

          普通の毎日こそが幸せの本質

          自分を変えてみる

          ついつい、いつもと同じ行動をとってしまっていませんか? 人には現状を維持しようとする力が働いています。 リスクを避け、自分を守るためには必要な力です。 だから、いつもと同じような行動をとろうとするのは、自然なことです。 しかし、いつもと同じ行動をとっていては、いつもと同じ結果しか生まれません。 自分を変化させていくためには、意識的に日常を変えていく必要があります。 行ったことのない街を歩いてみる。 行ったことのない新しいお店で食事をしてみる。 いつもは読まない