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【散文詩】独り言だけど独り言にしたくないわけ

まっすぐで力いっぱい生きてる子が
転んで泣いていたら
ああ、可哀想にとは思うけど
だけどそれより
こじれてこじれて絡んだままで
でももう大人だからって
問題ないよと飄々としてる人を見たら
首根っこつかまえて胸に押し付けて
ちょっと泣いたりしたら?って
なんで上から目線って自分でも思うけど
きっと心配で心配で心配が裏返って
もうそれしかできなくて
そんな自分が歯がゆくて
言葉なんて無意味だよと思いながら
それでも必死で手繰り寄せてる
 
 
 
 
 
今日はもう、思うこと多くて
溢れてくるものを飲み込むことに必死で
いつも参加しているXの企画
恋愛詩のお題が「ため息」だったせいもあって
それはさらに悪化して加速して、
 
ねえ、泣きたかったのはあなたじゃない?
 
そう言われてもおかしくはないけれど、
かもね、そうかもね、
だけど、だけどね
本当、もう
あの人もこの人も不器用すぎて
 
独り言なんだけど独り言にしたくない
そんな夜(日本時間に便乗)
 
 
 

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