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【140字/空想】銀河鉄道の夜のその向こう

天の川を行く列車は嫌いよと彼女が言った。
大切なものをなくす悲しみに耐えられないわ。
そうだね、君は正しい。
彼女の涙を拭きながら僕は言った。
だけど僕は思うんだ。
夜空を照らすこの無数の美しさが
すべて人の想いであるならば
悲しみも喜びも共に輝いている。
すべてが誇らしくて愛すべき光なんだよ。

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