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その8 ローズガーデン2019活動開始です

番外編ばかり書き連ねてきましたが、ローズガーデンも少しずつ動き出しております。しかしまだ色がなくて寂しい。花咲く日が待ち遠しい。そんなわけでじりじりとその日を待っている途中ですが、もちろん小さな喜びはそこかしこにありました。今日はそれらをまとめてみたいと思います。

まず、オースチンからの荷物が到着したのは3月の終わりでした。しかし、届いた直後に予期せぬ寒波。これはすぐには無理だとそのまま待機の2日間。4月になりマイナスを脱したのでいよいよ植えつけです。(箱を開けず、涼しめの場所に保管しておけば数日は大丈夫なのです)

24時間浸水後の4月3日。まずはベッドルームの窓前につるのレディ・オブ・シャーロットを植えます(奥がシャーロットです)。本当は2株植えたかったのですが、もう一方の窓の前に針葉樹があり断念。1株では寂しいかもと思いましたが、シャーロットならやってくれるはずと信じて。彼女は最強のオレンジ様ですからね。と、これはローズガーデン外ですが、ご報告まで。

そしてローズガーデンにはこちら。念願のア・シュロップシャイア・ラド。満を持して参入です。間に合ってよかった。割引の始まった春先に滑り込みで買えました。アメリカでは毎年完売になりますからね。

1996年に登場してからすでに20年以上。王者の風格、楽しみすぎる。花の名前の由来等、熱く語りたいところですが今日は我慢。花が咲いたらあれこれ書いてみたいと思います。この憧れのつるバラがなぜうちの第3便目になったかは、第6話目に紹介しています。まだの方は読んでみてください。

さて、そんな春先、ローズガーデン自体はどうだったかというと、4月19日時点ではまだ緑も少なく、なんとも寂しい限りです。ノイバラもつるバラも頑張ってはいるのですが、いかんせんお天気が。雪こそ降りませんでしたが、雨が多く気温が低い日が続きました。これでは植物の成長もままなりませんよね。

それでもこの春は一番のんびり屋さんのクレア・オースチンの成長が目覚ましく、いよいよ根付いてくれたかと嬉しくなりました。さすがに5年目ですからね、隣のブラックベリーの勢いにも負けない強さを感じます。

そして今年はつるバラの他にもう1つ仕掛けました。ノイバラアーチの増加です。ローズガーデンの手前、東側には家族全員で一から作った物置小屋がありますが、その前に設置してあるホースケースを囲むように、小さな株を運んできて数本植えてあるのです。ノイバラの苗、庭中どこからでも調達できます、楽々です、取り放題です(無料です、笑)。

これが4月の中旬の様子。まだ誘引らしい誘引はしていませんが、なんとなく自分で形になっています。なのでこのままいこうと思います(苦笑)。いやあ本当、たくましいです、ありがたいです。そんなノイバラに、あまりにもお粗末な支柱で申し訳ないのですが、結構絡んでいますから今年はもうこれで。秋に落葉したら、しっかりやり直そうと思います。

そしてもう1ヶ所。ローズガーデン西側の金属の古い物置前にも。扉横のスペースに植えました。最終的には物置の屋根部分全体を覆うくらいになってくれたらいいなあと思っていますが、まずは前壁に這わしましょう。大きく伸びてくるのを待って、、、と思っていたら、この後とんでもないことが起きてしまいました!

支柱がボッキリと折れたのです。上の写真から1ヶ月後だったので、それももうかなり枝が絡まっている状態で。この支柱、中に金属が入っていてかなり頑丈なんですが、数年酷使した後だったので、完全に腐食してしまったようです。雨降る週末でしたが、慌てて新しいものを買いに行きました。

それで出来上がったのがこちら、葡萄棚へも横棒を通して万全の体制(まだ黒く塗っていませんが、今年は無理そうです)。おおっ、拡張するローズガーデンのシンボルのようではありませんか(大げさだけど、本気、笑)。ここにびっしり花が咲くかと思うとたまりません。

もちろん東側の物置前も華やかになっています。いつの間にかこんな風に素敵な状態に。ありがたいです。ローズガーデン内のノイバラの森に比べるとまだまだ株も細くて小さいものですから、花付きもそれほどではありませんが、それでもすごく嬉しい、開花時期が楽しみで仕方がありません。

そうこうしているうちにブラックベリーたちも目覚めました。今年は世代交代があって大きな株が一つダメになったのでぐっと枝が減りました。収穫も少ないかもしれませんが、新しい枝たちは元気いっぱいです。逆にラズベリーは株が充実してきた感じなので、収穫量も多くなりそう。色々あってもバランスが良ければそれでよし。私の Brambly Hedge は今年も健在です。

これが今朝のローズガーデン全体像。雨上がり、緑が密になり濃くなってきました。ノイバラはもちろん、ストロベリー・ヒルにもザ・レディ・オブ・ザ・レイクにも、まだまだ小さいけれど、かなりの量の蕾が付いています。さすがはつるバラです。過去には早ければ5月中の開花もありましたが、今年はまだ気温が低いので若干遅くなるかもしれません。

そして、うちの女王様、レディ・オブ・シャーロット。スタートがいつもより遅くてハラハラしましたが、気がつけばどれよりも大きな蕾が。もしかしたノイバラとともに開花するかもしれません。

これはローズガーデン外、東側のノイバラですが、去年よりも更に迫力が増しています。これでも半分に切り詰めたのですが、、、。株が若いからでしょうか、ガーデン内よりも花がたくさん付いているようです。ここでも十分にお茶が楽しめそうですが、雨上がりの庭は雑草だらけ。まずは掃除から、ですね。

さあ、6月 Rose Month まで2週間。ノイバラ開花へのカウントダウンです。次回のご報告は真っ白な花の写真から始められたらと願っています。ノイバラのお茶会用メニューも考えなくては!



私のローズガーデンのお話、その1〜7+番外編その1&2は
マガジン"A Way to My Rose Bower"にまとめてあります。

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