週報プークス７月 にじむのは、わたしの気持ち
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7月15日（月） 古本から1,000円札が出てくるタイプの恩恵
旧宅に探し物をしに、久しぶりに入る。
蜘蛛の巣が張り、ほこりが厚みを持ち、シャリシャリと砂っぽく乾燥している床で、荷物を少し整理するなど。
持ち帰ったなかで、小物入れにしていたマグカップから500円玉が2枚出てきた。現金をよくわからないところに入れとくことがあまり無いので、どういう状況で入れたかはまったく覚えがないけども、過去のわたしよありがとう。えらすぎるな。
7月16日（火） 濡れるって一大事
たくさん荷物を抱えて家を出た。雨に降られる前に用事が済んでよかった。安堵の復路は濡れねずみで、オーバーオールの太ももから下が色濃くなる。
からあげの定食を食べている間も、からだが冷える。
7月17日（水） 漫画を読む日
安野モヨコ「働きマン」、オノナツメ「BADON」、香山 哲「ベルリンうわの空」を読んだ。
SNSのアルゴリズムが変わったのか、真反対のひとの意見を眺めることになり、心が疲れ続ける。暴言に疲弊する。逃げ出したくて、漫画を読んだ。
「働きマン」では弘子との再会をよろこび、「BADON」では良きように人生が進んでいく様子を見ることができた。
「ベルリンうわの空」からは、今日読んでおきたかったんだ！ という衝動を感じた。
移住先で、話のできる人々が仲間となって街の一片となる様子が心地よかった。目撃した差別の瞬間についていったん考えてみる、といったことは海外に住む多くのひとがしていることだと思う。考えないでいられる立場はいやだな、とする香山さん自身のスタンスもよかった。これで一気に作品への愛着が増した。
7月18日（木） ふふふ
友人から連絡があり、週末会うことになった。
お誘いがあることがうれし〜い。
久しぶりに35℃を越える日。朝から暑くて、シーツに寝汗の湿り気が残る。
7月19日（金） 一気に２杯でも３杯でも
夜、強風と豪雨が外でけたたましい音を立て、入ってくるお客さんと店員の間で「すごい、すごい」と言い合っている。
茹でた中華麺を水で洗って水気を切り、ねぎタレで和えるとすごくおいしかった。昨年食べた、にらタレも美味しかったけど、メーカーが違うらしい。ひとに聞いたら天政松下という漬物メーカーの商品だった。
また素ラーメンが捗っちゃうな……。（ちょっと具があるけど）
7月20日（土） 外で遊んだよ
遠方からやってきた友人と待ち合わせ。
行きしなは一駅分、歩いているうちに大粒の雨に降られたが、待ち合わせ場所に着く頃にはまったくもって晴れていた。
茶をしばき、そのうち自分の考えを話すときに、「これはいいかな、やめとこうかな」が少なくとも発生しなかった。
多分、広く知られてないセクシュアリティではあるものの、「わたしはさぁ、アセクシュアルを糸口にデミセクシュアルって気がついたんだよねぇ」って話せた。相手が話して、自分も話せる、充足感のある時間だったと思う。
晴れたついでに岩瀬浜まで、ふたりで行ってみた。
シーズン中に来たことは一度もなかったので、海の家でコーラを飲んだ。
夏のアチーブメント「友だちと海に行った」の実績解除だ。厚い雲ごしに日が差して、ぬるい風が吹き、足は砂だらけになって過ごした。
思いつきで来ようとしたとき、わたしに連絡入れてくれたことがすごく嬉しかったんだ。
7月21日（日） 今日も風がぬるい
むせる暑さで今日も目が覚める。
昨日はたっぷり日差しを浴びたのもあり、常温の水を浴びたあとに、腕と足をケア。化粧水をたっぷりと含ませる。
そういえば帰りの道を歩いていたら履いてた合皮のサンダルが壊れ、3分の1は裸足でアスファルトを踏むことになった。（意外といけた）
接着剤で補修できるかも……と思って、一応は取っておく。
友人からDMで返信がありよく眠れたらしく。くったくたに疲れる日が、ときどきわたし達には必要よな、と心にすとんと一言が降る。
今週も読んでくださり、ありがとうございました！
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