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記事一覧

勝手に創刊!ワイルドに読み込む女性ライフスタイル誌『WILDish』

話題の商品を取り上げて、その商品を買っている人たちに刺さる雑誌を作ってしまおうという企画の第二弾。今回は“お皿が不要なリモート飯として若者に大人気”と日経クロストレンドで紹介されていた、マルハニチロさんの冷凍食品ブランド「WILDish(ワイルディッシュ)」をピックアップ。前回のスーパードライ生ジョッキ缶に続くチャレンジです。(前回の記事はこちら) ■購入者の特徴を下調べ 今回もWILDish購入者の性年代とエリアの特徴分析から。商品名や日経の紹介文から「男性」や「20~

主「飲」判定ロジックと活用事例

こんにちは、CCCマーケティングでデータアナリストをやっている者です。 今でこそデータアナリストという職業が認知されてきましたが、友人やら身内には「何しているのか分からない」ってよく言われてしまいます。 ひらたく言えば、データから有用な情報を発見して意思決定のサポートをするお仕事です。データをアナリティクスするってことですね。 ということで、このPlanning noteの場をお借りして、ひとりごと的なコラム書いていければと思います。 主「飲」判定ロジックとはいえ今回は初回

勝手に創刊!ゴクゴク読める生情報誌『SUPERDRY NAMA-JOKKI』

店頭に並ぶたびにあっという間に売り切れてしまうアサヒスーパードライ生ジョッキ缶。ビール好きなら一度は試してみたくなりますよね。話題の新商品として多くのメディアでも取り上げられていますが、このnoteでもその人気に便乗したいと思います。 以前にも色んなビールファンの特性を読み解いて「ビールブランドマッチング診断」を作成しましたが、今回は生ジョッキ缶一本に絞って「どんな人が買ってる?」という疑問を深掘り。さらにその人たちの志向性にズバッと答える雑誌の創刊(するつもりで表紙と記事の

年齢別ランキングから見えたブランドコンセプトとの関係性🍨

夏本番となり、アイスのおいしい時期になりました! ちなみに、ブラックコーヒーにバニラアイスを乗せてフロートにして食べるのが筆者は大好きです。 フロートにしたり、フルーツと一緒に食べたりと楽しみ方が様々あるアイスですが、アイスメーカー各社のブランドコンセプトもアイスの楽しみ方だけでなく「日常のランクアップ」や「素材を楽しむ」など様々です。 そこで今回は、各社のブランドコンセプトと実際の購入者層の関係性を、購入点数のランキング形式でお届けします! ランキングは全性年代と性別区切り

ドラゴン桜公開記念!東大京大を狙う人が「読む飲む食すもの」

「バカとブスほど東大へ行け!」というセンセーショナルな台詞で大きなインパクトを残した2005年放送のTBSドラマ『ドラゴン桜』。2021年4月25日(日)より16年ぶりに新シリーズが始まりますね。 「損して負けたくなかったら、お前ら…勉強しろ」 「創造するってことはまず真似ることから始まるんだ!」 「他人に促されなくても努力する人間が一番成長する」 前作では受験に関してだけではなく、人生に通じる名言がたくさんありました。今作への期待も高まるばかり!ということで、放送開始を

Z世代って何買うの?【美・食 編】

いつの時代も「最近の若者はよく分からない!」なんて聞きますが、次の消費の主役Z世代については理解しておきたいものですね。 そこで今回はT商圏における購買データをもとにミレニアル世代とZ世代を比較し、【美】【食】の観点でZ世代が購入する商品を一部ご紹介します。 ■ミレニアル世代・Z世代の定義ミレニアル世代 27~40歳:2021年時点。PC・インターネット・スマホ・SNS…デジタルの台頭とともに育ったデジタルパイオニア世代で、ITリテラシーに優れる。オンラインでのショッピン

『呪術廻戦』『約束のネバーランド』- データから読み解くヒット漫画の兆し

『鬼滅の刃』の大ヒットが記憶に新しいですが、最近では『呪術廻戦』が次のブームとなっていますね。そこで今回は、ヒット漫画の兆しをTSUTAYA/蔦屋書店におけるコミックの購入者データから読み解いていきたいと思います。 ■漫画購入者数 全体ランキングTSUTAYA/蔦屋書店における2020年1月1日~12月31日のシリーズ累計漫画購入者数ランキングはこちらとなりました。 2020年の大ヒット作品である『鬼滅の刃』が1位を獲得、上位にはお馴染みの人気作品が名を連ねる中、4位には

好奇心は遺伝する?児童書をよく買う親が読む本とは。

今日はクリスマス。みなさんのご家庭にもサンタさんは無事にやってきたでしょうか。サンタクロースの生まれ故郷、フィンランドの外務省から「サンタクロースと空飛ぶトナカイは渡航制限が適用されない」と粋な発表もあったようで、子供たちにも例年と変わらぬ笑顔が訪れていることを願うばかりです。 クリスマスプレゼントを巡って、我が家では小学一年生の娘とのこんなやり取りがありました。 娘:ポケモンのソフトが欲しい。 父:人気で売り切れてたらサンタさんも困るからマンガ「日本の歴史」はどう? 娘:

ファンのDNAから読み解く!ビールブランドマッチング診断

例年なら忘年会真っ盛りのシーズンですが…今年は自宅の缶ビールでしっぽりという方も多いのではないでしょうか。その缶ビールも買う機会が増えると、たとえお気に入りがあっても他にも目移りしてしまうのが人間のサガというもの。そんな方に朗報です!顧客データを駆使し、自分にピッタリなビールブランドが分かる診断コンテンツを作成してみました。 ▼ビールブランドマッチング診断 ※外部サイトに飛びます まずはぜひお試しください!診断結果は、ふだん愛飲しているブランドと違いありましたでしょうか?

Q:『鬼滅の刃』『どうぶつの森』『檸檬堂』どのヒット商品を買った人でしょうか?-購入者データから、購買商品の予想にチャレンジ!-

毎年恒例の日経トレンディさんのヒット商品ランキング2020年版が発表されていますね。詳細はリンク先に譲りますが、「全部わかる!」とは言えないまでも、さすがにベスト10に選ばれている商品は納得感のあるラインナップになっています。この時代に『マスク消費』を抑えて堂々の1位となった『鬼滅の刃』、12月4日の最終巻発売を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか(初版395万部…!)。 今回はこのヒット商品ランキングをお借りして、人(購入者)の情報から選択行動(購買商品)を逆算して

データで見る今年の渋谷Helloween

みなさん、こんにちは。あっという間に11月になり、肌寒い日が増えてきましたね。そして、「寒さと共にウイルスが活発になるかもしれない」「また気を引き締めなければ・・・」など新型コロナウイルスに関しての話題も、再び増えてきました。 今回のテーマは、そんなコロナ禍での”ハロウィン”についてです。例年何かと話題になることの多いこのイベントですが、今年はどんな風にハロウィンを過ごしたのか、データで探っていきたいと思います! ハロウィンと言えば・・の”渋谷”のデータを見てみました。

渋谷?六本木?丸の内? リモートワークから人が戻ってきたオフィス街って?

みなさん、こんにちは。CCCマーケティングです。 皆さんは、もうすっかりオフィスに出社しているでしょうか?それともまだまだリモートワークを続けているでしょうか? 今回はCCCマーケティングが保有しているデータから、オフィス街ごとに「在宅勤務からの人の戻り方」に違いがあるのかをみていきたいと思います。 早速データを見てみましょう。代表的なオフィス街と呼ばれる地区ごとに、店舗の利用者数が今年の2月から8月までの間で、どのように変動したのか傾向を見てみました。 グラフは、2月の利

季節の変わり目は飲料の変わり目!? 気温と飲み物の相関関係を探る

みなさん、こんにちは。CCCマーケティングです。暑さも少しやわらいで、過ごしやすくなってきました。こんな季節の変わり目は、着る服を長袖にしようか半袖にしようか悩みますよね。服装以外にも、悩ましいものは日常生活のあちらこちらにあります。例えば、飲料。真夏の暑い時期は炭酸だったりスッキリした飲み物を好んで飲みましたが、秋に移ろうとするいまは何を飲もうか、やはり迷います。 そこで私たちは、気温と選ばれる飲み物の相関関係をデータから読み解いてみました。なんとなくそのときの気分で選ん

自粛の逆境も楽しむ! ブランニューノーマルな働く女性のオシャレ

みなさん、こんにちは。猛暑と熱のこもるマスクに苦しんだ夏も終わりを迎え、少しずつ過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか! 自粛も少しずつ緩和されてきて、外出が心地よくなってきました。今回取り上げるのは、そんな今日この頃に気になる「ニューノーマルなオシャレ」について、です。 活気も戻ってきた街を歩いていて近ごろ気になるのが、金髪はもちろん、ピンクや赤、パープルといった色に髪を染めた人が増えていることです。髪全体を染めている人もいれば、インナーカラーやバングカラ