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データで見る今年の渋谷Helloween

みなさん、こんにちは。あっという間に11月になり、肌寒い日が増えてきましたね。そして、「寒さと共にウイルスが活発になるかもしれない」「また気を引き締めなければ・・・」など新型コロナウイルスに関しての話題も、再び増えてきました。

今回のテーマは、そんなコロナ禍での”ハロウィン”についてです。例年何かと話題になることの多いこのイベントですが、今年はどんな風にハロウィンを過ごしたのか、データで探っていきたいと思います!

ハロウィンと言えば・・の”渋谷”のデータを見てみました。
「渋谷駅の半径0.5Km圏内にあるTカードが使える店舗にて、ハロウィン当日10/31の夕方〜夜の利用者数」を、去年と今年 / 該当年10月平均と当日で比較をしてみました。
(T商圏内での利用者数の変化を、該当地域の利用者数の変化と仮定してみています。)

ハロウィン・グラフ.002

今年はハロウィン当日が土曜日であったにもかかわらず、木曜日であった昨年の利用者数を大きく下回り、昨年の半数以下という数字になりました。また昨年は、10月の平均利用者数よりもハロウィン当日の利用者数は増えていましたが、今年は「人混みになると予想して、避けた人が多かった」からか、今年の10月の平均利用者数よりも少なく、85%という数字なりました。
人混みへの警戒心が一段と強まり、「渋谷に行かない」という選択をした人が多かったようですね。

さらに、ハロウィンの渋谷と言えば、朝まで騒いでいるイメージが強いですが、今年はどうだったのか、時間帯別にみてみました。

ハロウィン・グラフ.003

18時〜24時までと、24時〜始発が始まると想定した早朝5時までに分けて見てみました。
24時前は、10月平均と比較した時の割合は、昨年も今年も共に83%と大きな差はありませんでした。一方で、24時以降つまり朝まで遊んでいたと想定される人は、昨年は10月平均よりも多かったのに比べて、今年は平均よりも少ないという結果になりました。つまり、昨年に比べて、終電までに帰った人が多かったということが想定できそうです。

今年はSNS上でも、家でのハロウィンパーティーや、ホテルの部屋を貸し切って仲間内で楽しむ姿をよく見かけました。4月から自粛期間が続いた中で、ハロウィンという日常の中で思い切り楽しめる数少ない機会を、”楽しみ方を変えながら”過ごしていることが見えてくるかと思います。
これから、クリスマスパーティーや年越しのカウントダウン、年初めのお参り、成人式後の同窓会など、例年ならば人が集まるような行事が続きますが、今年は大人数で集まるのではない”いつもと違う楽しみ方”が重要になってきそうですね。

後少しで、山あり谷ありな2020年も終わります。最後まで気を抜かず、元気に駆け抜けていきたいところです。みなさんも体調に気をつけて過ごしていきましょう!

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