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41.【入学編】キャリコンが働きながら大学院に通う話vol.5

晴れて英語テストにも合格し(詳しくは前回の記事にて)、応募先の大学からUnconditional Offer(無条件合格)を頂くことができ、先月からオンライン大学院生活が始まりました!

私の大学では、入学後いきなり授業開始ではなく、最初の2週間は導入講義の期間になっていて、「あぁ、これからこんな感じで授業や研究を進めていくのか。」というのが掴めたのが良かったです。

1週目は、これからの学習にあたり日々使用することになる、オンラインプラットフォームの使い方に慣れるための期間でした。このプラットフォームから、講義のオンデマンド配信を視聴したり(一部ライブ講義もありますが、どの講義も全てレコーディングはされています)、大学のバーチャル図書館的な存在のE-Libraryで論文を検索して読んだりすることができます。

入学してみて驚いたのは、学生のサポート体制がかなり充実しているということ。

私の大学では、各講義を担当する教員の他に、チューターが1名つきます。日本の大学でも、在学中の大学院生が講義や研究活動のサポートを行うTA(Teaching Assistant)やRA(Research Assistant)といった制度はありますが、私の大学でチューターと言われるポジションについている人のほとんどが博士号取得者で、既に非常勤講師などとして他大学でも活動しているような方々でした。講義の内容や研究の進め方に関して分からないことは、チューターが随時相談に乗ってくれます。

また、事務の体制に関しても、組織的なサポート体制が整っていて、Student Support Team(学生生活一般について相談に乗ったり情報提供してくれる) やStudy Skill Team(レポートの書き方や論文検索の仕方など、一般的な学習面のフォローをしてくれる)が学生をフォローしてくれるので、入学するまで感じていた「コンテンツだけ提供されてあと放置プレイだったらどうしよう…」という一抹の不安は見事に払拭されました。

もちろん、イギリスの大学は留学生からしっかり稼いでいる(留学生の場合、学費が国内学生の2倍かかる場合も多いです)ので、単純に日本の大学と比較することはナンセンスかもしれませんが…。

2週目は、大学院で学ぶための「いろは」を身に付けるためのコンテンツになっていました。

ここでは、クリティカルシンキング、論文の正しい検索・引用方法などについて学び、最後に課題として1,000字程度のレポート提出がありました。課題が「Pass」の評価であれば、翌週から正式に講義スタートらしいです。

私の専攻は「人材マネジメント・人材開発」ですが、専攻内容や、オンライン学位コースだからということもあってか、クライメイトはほぼ社会人でした。アフリカ、アジア、中東、ヨーロッパ、世界各国の政府機関あるいは事業会社に勤める方々のようで、今から一緒に学んでいくことが楽しみです。

授業が始まったら一層忙しくなりそうではありますが、随時noteでもアップデートしていきたいと思います。

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