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資金調達を経て、シーベースが目指す未来

株式会社シーベースは、2022年9月28日に、第三者割当増資および銀行借入による総額4億1400万円の資金調達の実施を発表しました。

今回のラウンドのリードインベスターである三菱UFJキャピタル株式会社様、出資してくださったSGインキュベート株式会社様、静岡キャピタル株式会社様に、心から御礼を申し上げます。
そして、シーベースのサービスをご利用いただいているお客様のお力添えでここまで成長することができましたことにも、感謝申し上げます。
また、会社の成長に沿ってさまざまな変化が起こる中でも、前向きに応えてくれたシーベース社員の皆さん、いつも本当にお疲れ様です。ありがとうございます!

たくさん御礼を申し上げましたが、シーベースが目指す地点はまだずっと先にあり、そのミッション・ビジョンは2022年4月に定めたばかりです。
今回のファイナンスで、そのゴールに向けて軌道に乗り始めている実感を、私自身が感じることができています。
このエントリーでは、資金調達への社内外の反響から感じたことと、どんな事業発展を目指していくのかについて、リリースでは語りきれなかった内容をお伝えしていきます。

資金調達発表への反響

日本経済新聞社様、BRIDGE様、ほか多数のメディアにも調達のニュースを取り上げていただきました。

シーベースとして初となる資金調達の発表ということもあり、社内外から多くの反響をいただいて、嬉しい限りです。

コロナ禍で加速度的に変化した外部環境により、日本企業や組織、人々の働く環境は激変し、シーベースの事業はその変化を追い風にして、この数年で想像以上の成長を遂げることが出来ました。その上での調達発表となりましたので、私たちにいただく期待が各段に上がっている事実、事業が軌道に乗り始めている勢いを実感する機会となっています。
お客様、投資家の皆さまに評価いただけることは本当に嬉しく、そして気づきもいただける貴重なフィードバックです。自分たちがやってきたことに自信を持ちつつ、襟を正して、さらに邁進していきたいと感じました。

そして、社員の皆さんの反応がポジティブだったことが個人的には嬉しかったです。リリース直後から多くのお問い合わせをいただく中で、自分たちの事業の外部影響の大きさも実感しつつ、しっかりと成長していく機会にしてほしいなと思っています。

さて、ここからは、調達した資金の目的を具体的に説明していきます。

資金を使ってやること➀  サービス開発を加速させ、「3ステップ組織開発」を具体化

これまでシーベースは、「スマレビfor360」による360度フィードバック導入により、お客様に360度フィードバックサーベイの導入支援、その後の運用支援コンサルティングをコア事業として行い、成長してきました。

今後は、360度フィードバックシステムそのものの機能改善、360度サーベイにより「気づき」を得た方々が、次のステップの「行動化」そして「習慣化」に進んでいくことを支援するサービスの開発、そしてこれらをトータルで運用してお客様の組織に「フィードバック文化」を根付かせることを目的としてさらなる開発、展開を実施していきます。

具体的には、360クラウドサービスはSaaSとして導入がよりスムーズになるようなバージョンアップを行っていきます。
そして「行動化」は日経さんに特にフォーカスして書いていただきましたが、これまで個別支援メニューとしていた行動計画作成をクラウドサービス化し、SaaSとして導入を広げていくことを目指します。
「習慣化」については、定期的な振返り機会の提供、その活動に対して周囲から応援のフィードバックをもらえる機会の提供などを行います。また、一人ひとりの課題に応じた研修動画の提供なども企画中です。
トータルソリューションとして、シーベースが提示する「気づき、行動化、習慣化支援モデル(仮)」をいちはやくサービス化し、早く世の中に提供できるように尽力していきます。

資金を使ってやること② コンサルティンググループの拡充

シーベースのサービスはクラウドで提供をしますが、人や組織が行動変容をするためには、気づきをより深めたり学び合うための"場"の提供も必要になります。研修やコーチングの場の提供は、人材開発や組織開発の経験を積んだ専門のコンサルタントが担います。このコンサルティンググループの拡充を進めていきます。

また、シーベースのAI研究機関である「人・組織テクノロジー研究所」とコンサルタントが共同研究をすることで、AI分析や活用による組織改善をさらに強化していきます。
具体的には、今年ハラスメント傾向を抽出して対策に繋げる「ハラスメントAI機能」を開発実装しましたが、今後は「組織の風通し」「マネジメント力」などのテーマを掲げ、AIを活用したコンサルティングメニューをさらに拡大していきます。

資金を使ってやること③ 地方企業への360度フィードバック導入を開始

今回のラウンドには、福岡を拠点にされているSGインキュベート様、静岡の静岡キャピタル様にご参加いただきました。この2社とは業務提携を前提としていまして、福岡・静岡を皮切りに、地方企業への360度フィードバック導入を拡大していきます。

シーベースはビジョンに「個性を活かし、成長を支え合う、優しさにあふれた社会をつくる」を掲げており、事業を通じて広くすべての組織において働く個人の方々の成長を支えることを目指しています。まだまだ360度フィードバックのシステムは、大手企業・首都圏企業の導入が中心となっていますが、私たち自身の成長をもって、地方企業や中小企業にもっと本仕組みの拡大展開を実現していきたいです。

今後の会社の展望

今回の資金調達を経て、シーベースは大海に漕ぎだしました。
いままさにMVVを中心にして、サービスも組織も自律自走して動き始めたフェーズです。この怒涛のタイミングに、ぜひシーベースに参画してみたいと興味を持っていただく方が増えたら嬉しいです。
「フィードバックと対話で、すべての人と組織、社会をアップデートする」シーベースに、一緒に乗り込みませんか?


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