HSP生きやすさノウハウ -バウンダリー-

※続編➩https://note.com/cawa793/n/n76c1e36cfdff

HSP気質だと、どうしても自分よりも他人や仕事を優先しがちになりますよね。色々なことに気づいてしまい、完ぺきにこなそうとする。自分の事を後回しになってしまう。

だからこそ、他人と自分の境界を作ることが必要になってきます。別の言い方をすると、「これは相手の問題じゃないか?」と考えてみることです。

例えば、仕事で資料の完成度を細かく要求してくる相手がいたとして、それは「細かいところまできっちりやらないと気が済まない」相手の問題と解釈する事です。そして、あまり相手の言うことをすべて受け入れるのではなく、部分的にやっていく。それでも執拗に注文が来るようであれば、別の人に相談する、もしくは相手と仕事量を交渉するなど、の対処法があります。

相手の判断基準と自分の判断基準は違います。もちろん「自分の判断基準が劣っているのではないか?」「相手に従うべきでは?」と思ってしまいがちなのもHSPの気質です。ですが少なくとも、自分の状況を話して相手に理解してもらう権利はあります。そして、自分はほんとうはこうしたい、こういうことをやりたい、という気持ちだってあるはずで、それも大事にするのです。他人との衝突があった時こそ、自分にとって大事なものが見えてきます。

そして、できるだけ自分を優先する。もちろん、干渉してくる相手はいます。でもそういう相手は自分が完璧に期待に応えようと頑張っても、要求がエスカレートするだけです。そういった開き直りも使ってみると生きやすくなるかもしれませんね。


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