見出し画像

「子供に『教える』のではなく、大人がワクワクしている姿を見せる」

今朝クラブハウスでたまたま見つけた「【クラハ宇宙教室】Space Academy校長が宇宙の疑問にお答えします」を聴いていた時、和田直樹先生が「Perseverance(パーシビアランス)が火星に着陸した瞬間、NASAの科学者やエンジニア達等全員が飛び上がって大喜びしていた姿が写されたけど、あの映像が無ければ『ただ単に探査車が火星に着陸しただけ』で何の意味もないものになる。ああいう大人の姿を見ると、子供も「あれ?何であんなにワクワクしているんだろう?」と興味を持つ。子供に何かを『教える』のではなく、大人が一生懸命やってワクワクする姿を見せることが一番。」とおっしゃっていた。

自分の過去を思い出すと、確かに母親がハマっていたものは全て一通り自分も興味を持った。英語、イタリア語、中国語等の語学の他に、中国のチャン・イーモウ監督、台湾のホウ・シャオシェン監督、イランのモフセン&サミラ・マフマルバフ監督親子、アイスランドのフリドリック・トール・フリドリクソン監督作品等色々な国の映画を母と観た。母はハリウッドのメジャー作品よりもインディペンデント映画やちょっとレアな映画が好きだったのでユーロスペース、岩波ホール、シネスイッチ銀座、恵比寿ガーデンシネマ、シアター・イメージフォーラム等のミニシアターによく一緒に通った。ミニシアターの少し薄暗く知的で独特な雰囲気、映画が始まる前のドキドキ感、大人の世界をちょっと覗かせてもらっていた様な嬉しさや恥ずかしさもあった。語学や世界の色々な事に興味を持っているのも、もしかしてこれが理由の一つなのかもしれない。

何事も先ずは自分から。自分が何かにワクワクしていれば、子供も自然にワクワクする。自分が癒され、満たされていれば、周りの人も癒され、満たされていく。ワクワクする事を見つけるために、今欧米で大人気のこんまりこと近藤麻理恵さんも問いかけている様に自分に問いかけてみよう。

What really sparks joy?  何に心からワクワクドキドキしますか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?