みんなが言ってることって正しいのって思った話。(逆算思考)
初めてnoteを書いてみようと思った。
これまでライターとして書いたこともないし、誤字脱字などたくさんあるかもしれないが、自分が考えたことを書き連ねてみて、これを読んだ人が少しでも共感して、コメントでも残してくれれば、意味があると思う。
まず、私の自己紹介から、
23歳、
大学を卒業し、社会人1年目として仕事をしている。
地方出身で、東京の会社に入り、そこで過ごす日々の中で、社会人生活に悪戦苦闘している。
大体こんな人間だと思ってほしい。
逆算思考ってどうなのって話。
今日の本題。
みさんはこんな言葉を聞いたことがあるだろうか
「逆算思考」
簡単に説明すると、ものごとを行うときにはゴールや目標を設定し、そこへ向かって目標を設定していくという考え方だ。
新人研修の中で、逆算思考について思ったことを書き連ねていこうと思う。
成功したといわれている人たちが、研修の中で口をそろえてこう言う、
「逆算思考で仕事は進めなければならない。」
しかしこの発言1つにも、さまざまに疑問点があるように感じる。
①まず疑問として感じるのが、「~なければならない」ということである。
まず、前提として、会社に所属してお金をもらうということは
「価値を生み出し、会社に利益を生むということ。」
なのは、基本的には間違っていないだろう。
しかし、ここでの価値とはどのようにして生まれるのだろう。
私の考えとしては、
「価値を生み出すためには差別化が必要である。」と考える。
そこで、先ほどの言葉を思いだしてほしい。
「~なければならない」ということを強制するということは、価値観、考え方を画一的にすることを要求しているのである。
そのような考え方は、これまで日本が成長していく中で、事業を拡大し、同じことをしてくれる兵隊を作るうえでは、ある程度の効果を持っていたのかもしれない。
しかし、現在の日本の成長は停滞している。その原因として、
画一的な教育、価値観の醸成、日本式の新卒一括採用などが言われている。
そんな中で、考え方の違う何十人もの人間に対して、「~なければならない」という考え方を強制することは、これまでの成功体験を新人にも押し付けていることに他ならないのではないだろうか。
「会社には個性のない人材はいらない、多様性のある社会へ、多様な価値観を尊重しよう。」
このような言葉を就活時に聞いた人も多いと思う。
しかし、それは言葉の上でのことで、仕事の進め方一つとっても、
「このような進め方が効果的である。」
「このような考え方も持っておくと役立つ」
ではなく、「~なければならない」という
言い方をすることは、多様性の欠片もない発言である。
②では、逆算思考についてはどうだろうか、
まず前提にあるのが、効果的な考え方は時代によって変わるということである。
つい2、30年前を思えば、日本は世界の中でも成長著しく、その中では、終身雇用が約束された流れに乗って、自分の目標、(その組織の中で、出世する)を立てることも容易かっただろう。
しかし現在の状況は異なっている。
世界に比べ競争力は低下し、終身雇用は約束されず、労働力も不足している。
そんな中で、これまでと同じやり方をしていれば、だんだんと状況が悪化していくことは明らかである。
そんな中では大切となってくるのは、逆算思考よりもむしろ、どのようにして現在の状況から最適な次の一手を見つけるかという能力ではないだろうか。
逆算思考に縛られ、状況の変化しているとしても、自分が立てた目標を愚直に目指すということは、現代において価値のないといわれる、思考の柔軟性のない人間ではないだろうか。
まとめ、
研修の中で半ば強制的に逆算思考をさせられた人間も多いだろう。
しかしよく考えてほしい、それを言っているのは10年前に成功した人間であり、私たちが活躍しなければならないのは10年後なのである。
不偏的な価値を生み出す手段を学ばなければならないのは確かである。
しかしその反面、そこに縛られてしまうのも同じくらい避けなければならないのである。
ふと思い立って1時間ほどで認めたnoteですが、
最後まで読んでくれた方に感謝を申し上げます。
次回があるかはわかりませんが、感想、コメントお願いいたします。