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【アーカイブ2019】ユニ変更をきっかけに~滋賀大会延長戦5日目・大津商業

前回大会からユニフォームを変えて夏に臨んできたチームは少なくとも3つ。校名を縦書きに、基調をグレーにした高島。シャツをロイヤルブルーに変えた綾羽。そして最も大きく変えたのは大津商で、胸マークの「DAISHO」を「大津商業」に、基調を白にしてラケットラインも入れた。

発案者は同校のOBで、2度目の就任から3年を迎えた田中正春監督。「県外に練習試合に向かうと、『大分商業ですか?』と聞かれて…」。1993年には準優勝も成し遂げた1度目の就任時とほぼ同じデザインに戻した。

県内では比較的部員も多く、球場の近さなど環境も恵まれている大商も、なかなか大会成績が伸びてこない。最後のベスト4は18年前までさかのぼる。あえて復刻ユニフォームを採用し、強い大商に戻る「きっかけ」にしたかった。

この日は散発3安打で完封負け。3年後に迎える創部100周年までにセンバツ2度、滋賀の優勝3度の名門校は新しい「きっかけ」をつかめるか。【2019年7月12日掲載】

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