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ハンドメイドイベントに行ってみた 現役ハンドメイド作家が思った事
記事閲覧ありがとうございます。
私は夫婦共同名義で現役ハンドメイド作家です。
この業界で約7年、ハンドメイド作家を生業にしております。
先日、私は2年半ぶりにハンドメイドイベントに視察して参りました。
このご時世ですから比較的人の多い所へは出向かないようにしていましたが、知人作家さんなどにも会いたくなり大阪南港の方へ出向きました。
初の有料記事↓
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67690242/picture_pc_a6993478e46fdaac95c9ef068d43bc76.jpg?width=1200)
ハンドメイドが注目されたのは約10年前。
私達夫婦も最初はただのお客さんでした。
いつかこの舞台に立ちたいと思って、初めて行ってから4年後に作家として1日参加しました。
既にその頃はハンドメイドという言葉も定着しつつも作家と名乗る人も多く、販売に関しては難しかったと記憶にあります。
ただ、嬉しい事に初めてその場所に立った時に非常に皆さんに立ち寄って頂いた事を思い出します。
その時は流行病も無かったので外国人の方も興味深く作品を観察してくれました。
ある意味「ブーム」の状況下でもあったのです。
それが先日行った会場に言葉を失いました。
私の知っているイベントでは無かったのです。
私達が参加していた頃は1日数万人のお客様が来場されてました。
現在、行政の指導で1日約1万人の来場規制のはず。
しかし現実は…私が来場した時で1000人いたかどうか…。
私は別のイベントには参加しているのですが、ノンジャンルのハンドメイドイベントは最近は参加していません。
正直…私が思っていたイベント来場者の5分の1以下でした。
ハンドメイド作家にとってこのようなイベントは晴れ舞台。
しかし、来場している方はリピーターばかりでお目当ての作家さん以外の所は立ち寄っている様子はなかったように見えました。
それもそのはず、その日はプロで活動している方は名古屋のハンドメイドイベントに参加。
会場で何人かの作家さんと話しましたが、新人さんが多かったように思えます。
そして、結構皆さんメンタルやられてました。
私も最初の頃は全く売れず、関西特有のヤジで心が折れる事も何度かありました。
そのヤジすらないんです。
イベントスペースもスカスカ…。
これで昔より出店料も入場料も高くなっている事に少し憤りを感じました。
一時は余りにも人気で何度も抽選で落とされました。
ただ、その時も思ったんですが選考理由が余り分からずに落とされていたような気もします。
今回もこれだけのスペースの無駄があるのに選考に漏れている人がいたというのが不思議だ。
昔は特に流行病もなかったのでギチギチでしたけど。
この話はまた今度しますけど、余りの変貌にショックを隠せませんでした。
とりあえず知人の作家さんの所にご挨拶しましたけど、ほとんどの知人作家さんは名古屋に行かれているのでお会い出来ませんでした。
そこで何人かの初出店された方とお話しする事が出来ました。
作家活動されている方って意外と寡黙な方が多く、対面販売に慣れていません。
私のような広報を本格的にやっている人も少なくて少しだけアドバイスさせて頂きました。
その時、何人かの方に「カリキュラム」や「教室」やられてるんですか?と聞かれたり開催してくださいと言われました。
正直、人に何か言える立場かと言うと実は私もコミュ障だったりするんです。
お客さんは誰も信じませんがw。
でも自分の作品などに対しては熱をもって話すようにしています。
それがお客さんの購買意欲に繋がることを知っているからです。
それが7年作家を生業にした経験(キャリア)なのです。
noteを書いている人の中にも創作好きで実際にイベントに参加したりネット販売している方も多くいるようです。
でも作家として「本職」にしている人は少ないと感じます。
作家と名乗る事はいいですが、これを職業としてやるのはおすすめしません。
なぜなら数年は食べていけないからです。
まれに最初から知名度があり作品が飛ぶように売れる方もいらっしゃいますが…「稀」です。
最初は生活出来ないから複数の事をやって何とかやりくりしてきました。
ようやくハンドメイドだけで生活出来るようになったのは3年が過ぎた頃でした。
この頃の事もまたお話し出来たらと思います。
とにかく、自分もキャリアを重ねこれからこの道に行きたいという方を応援出来たらなとイベントに来場して強く思いました。
年末には初の有料記事を書こうと思います。
言葉足らずな所もありますが、自分は作家としてまた広報、プロデューサーとして伝えられる事もあるんではないだろうかと感じた1日でした。
まだまだ話したいことはありますが、次回有料記事にて少しづつ話して行ければと思います。
マガジンとしてまとめますのでフォロー&登録よろしくお願い致します。
このハンドメイドイベントには私達の弟子や育てている作家も一緒に同行しました。
もちろん相方である共同作家も久しぶりに満喫したかと思えば、人混みという程でもないですが、体調が悪くなり会場を早く退場してました。
その後、家の作業場でなんかしてました💧
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「こんなん作ろうと思う!」
で夜なべして原型が出来上がりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67693079/picture_pc_9a3fcea12872aceb50dfebb570c4597f.png?width=1200)
さすが、ハンドメイド作家というべきでしょうか?
彼女は誰に習った訳でもなくて芸術系学校も行っていないのに造形が出来ます。
それを「センス」と呼ぶんでしょう。
彼女はイベントを観察しながら既に頭の中でデザインを考え夜には具現化していました。
これが「クリエイター」なのです。
私は何度も彼女の創作に驚かされます。
7年経っても作品が進化し続けているのです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ハンドメイド作家がハンドメイドイベントに行ってみたでした。
ご縁に感謝。