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還暦前のわたしが、結婚相談所を開業した理由

自己紹介

はじめまして! 
青山の小さな結婚相談所「キャッチザブーケ」を運営している、中島りえです。

みなさま、はじめまして♪

今日はこの結婚相談所を、どんな思いで立ち上げるに至ったのか、お話ししたいと思います。

青山の小さな結婚相談所「キャッチザブーケ」

「キャッチザブーケ」は、2022年4月から営業を始めました。
学生時代からの友人である、大崎と共に立ち上げました。
大学卒業後、わたしと大崎はお互いジャンルの異なる業界で、仕事をしていました。
そんな2人も、結婚や子育てを経て、年齢は50代後半に。

ある日、わたしの婚活カウンセラーという仕事に、彼女が興味を示しました。
話しているうちに、「2人で相談所を起業してみよう」 ということに。
そして、カウンセラー2名の小さな結婚相談所「キャッチザブーケ」がスタートしました。

わたしと大崎です♪

婚活カウンセラーを始めたきっかけ

「キャッチザブーケ」を立ち上げる前、わたしは都内の某結婚相談所に勤務していました。
そこは、紹介型と言われる相談所で、多い時は60名以上の会員さまを担当させて頂いていました。
そのお仕事をする中で、ご縁結びのスキルを一から教わりました。先輩方の丁寧で親身な仕事ぶりや、個性溢れるカウンセラーの魅力などなど、学んだことは数え切れません。
ご縁が実った時の喜び、感謝の言葉を伝えられた時の感動…まるで自分の娘や息子が婚約したかのような気持ちを会員さまと共有し、本当に幸せなお仕事だと感じました。

では、なぜ婚活カウンセラーというお仕事を始めたのか。
その前までは、長らく美容業界に携わっていました。エステサロンの運営会社で新店舗の立ち上げ、人事、企画など幅広い、お仕事をさせてもらいました。そして、80人を超すエステティシャンをまとめる立場で多くのキラキラなお年頃女子と関わっていました。

多くが地方から上京してきた子たちだった事もあり、仕事の事はもちろん、恋愛、家族の悩みなど、よく相談に乗っていました。
わたしにとっては、可愛い妹たち、娘たち。
彼女たちと、いろんな話をしました。

「生まれて初めて役職という立場になって、すごく戸惑っている。やれる自信がない。周りはすごい先輩ばかりだし…」
「3年同棲している彼は芸人を目指している。周りからは早く別れろと言われるけど、どうしたらいいかわからない」
「彼から結婚の話が出て親にも会って欲しいと言われ悩んでいる。お母さんがキツそうな人みたいなので心配…」
「両親と折り合いが悪くて、上京してから一度も帰省してない。でも、妹からお父さんがすごく具合が悪いって聞いて…」

恋愛、仕事、家族…
考えなきゃいけない事って、それぞれが別々ではなくて、一緒になっているのが常です。
その混沌とした悩みの塊に、誰もが真剣に向き合っています。
その本気の想いを聞かせてもらうことは、とても貴重な体験でした。
その経験を通じて、わたしの心も成長させてもらった実感があります。

ブライダルエステのイベントに出展

…とこんな訳で、仕事に純粋に打ち込む、ピュアな女子に囲まれていました。女子校の部活の顧問のような日々はとても充実していましたし、美容業界の水がすごく合っていると感じていました。

ですが、ある時から、こんな不安が胸を過るようになりました。

「でも、この先50代、60代と重ね、同じ関係性でこの仕事に関わっていけるのか?」
「今はまだ皆、わたしの話を聞いてくれるけれど、もっと年老いて行ったらどうなんだろう。」
「19、20歳で入社してくる子たちからしたら、わたしってお婆ちゃん?」
「ちゃんと向き合ってくれるのかな?」

そんな不安もあってか、少しずつ「自分が年を重ねても出来る仕事、もっと言えば、年を重ねているからこそ喜ばれる仕事って何だろう」と考えました。

そんなある日、転職サイトを何となく眺めている時、婚活カウンセラーという仕事が目についたのです。
調べてみると、わたしよりも年上の方も沢山活躍されている。
元々「誰かを支えるお手伝いをする」「誰かの役に立つ」、そんな事が大好きです。
「このお仕事は今までの経験をそのまま活かせるのでは」と直感が働きました。
心の底から愛する美容業界でしたが、その直感を信じて、自ら離れ、50歳を超えて、新しい業界に飛び込みました。

全店から贈られた寄せ書き、カード
可愛い妹、娘たちと

その後、入社した結婚相談所では、「まずは修行」と思って、毎日お仕事に取り組みました。
わたしは一度決めたら、とことんやりたいタイプです。なので、最初の1年は友人とのお出かけやランチなども全て断ち、集中して取り組みました。
プロフィールの作り方、お取次ぎの際のお声がけ、会員さまとの面談のコツなどなど、毎日新しいことを学ぶ刺激に満ちていました。
本当に、一心に取り組みました。

そして何より始めてすぐ感じたのは「これはわたしらしさを活かせる仕事だな」ということです。

人の話を聞くのが好き、人の良いところを見つけるのが好き。
そして、会員さまと気持ちが通じたときの嬉しさ。

「りえさんが背中を押してくれたから、結婚までたどり着けました!」
「事あるごとにりえさんが良い言葉をくれて…今があると思ってます!」
そんなお声は本当にうれしかったです。
そのうち、会員さまの方から「りえさんに担当してもらいたいです」とご親族やご友人を紹介してくださったりするようにもなりました。

雪の日、パンプスを履きお見合いのお席に。

業務を一通り身につけた頃、元のエステサロンの後輩たちに久しぶりに会いました。彼女たちに、結婚相談所で働いていることを告げると、こんな風に言ってくれました。

「りえさんにぴったりすぎますよ!」
「よく挑戦しましたね!」
「今までは人をキレイにする仕事だったけど、今度は人を幸せにする仕事。繋がってますね!」

結婚し、母となった彼女たちに
「いくつになっても、好きな仕事、やりたい仕事、新しい事に挑戦できるよ」
というメッセージを発信できた気持ちにもなり、さらに前向きになりました。

新しい挑戦

結婚相談所での日々が数年続いた後、大崎と久しぶりに会いました。
わたしたちは共に10月生まれで、お誕生会ということでランチを。
そこで冒頭の話になります。

「60代になっても70代になっても自分らしい仕事をずっと続けていきたいね」

実際、お見合いの席で、お着物を素敵に着こなした80代と思われる仲人さんが飛び回って活躍されている現場も拝見したことがあります。
あんな風に、イキイキと活躍できたら。

創業から1年経ち、わたしはいま、57歳。
そろそろ還暦も見えてきて、普通なら仕事から離れる年齢です。
だけど、この歳で独立して、頼もしいパートナーと共に相談所を立ち上げました。
何歳になっても、新しいことに挑戦する。
ここからまた新しい物語の始まりなんです。
こうして、noteで文章を綴ったり、新しいことにチャレンジし続ける毎日です。

恋愛、仕事、家族…
あなたのその混沌とした悩みの塊を、年の離れた、何の繋がりもない、こんなわたしに話してみませんか?

「結婚」というワードから離れても構いません。
あなたのお悩みの話を聞かせてくれませんか?

恋愛ベタなあなた。なぜかいつもうまく行かないあなた。
人を好きになれないあなた。 なんだか寂しい不安なあなた。

そんなあなたの役に立ちたいです。
一緒に考えたら、きっといいコトが浮かんでくるはずです。

お会い出来る日を楽しみにしてます♪

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