見出し画像

日本に生まれてよかったぁと思う瞬間

年の瀬…….
12/31と1/1は、一日しか違わない。
例えば9/22と9/23みたいなもので、何がどうなる
という訳でもない。
だけど、我々日本人の中には、特別な「何か」が
絶対にある。

昨夜は友人たちとの忘年会だった。
わいわいがやがやと楽しい一時を過ごした。

仲間のメンバーの一人の娘さん(僕も中学時代に
指導していた)が国立音大に合格したので
そのお祝いを兼ねて、だ。

酒を飲まない僕は、会の中で時間が経過するうちに
だんだんと皆が陽気に、あるいはあけっぴろげに、
あるいは失礼な態度になったりするあれこれを
眺めながら、「あぁ俺も酔っ払いたいな」と
つくづく思う。(きっと楽しいだろう)

で、今日はお正月の買い出しに行って来た。
毎年、車で1時間くらいの久留米の「明治屋」行く。
地元で材料が揃わないわけではないが、やはり
「正月の買い出し」という部分が重要で、
“特別感”があった方がいい。
(そのせいで昨年はこの買い出しでコロナに感染したが)

今年は高齢の母が入院中で、大晦日、元旦にかけて
1泊の外泊が許されたのだが、いろいろと手がかかりそう
なので、「買い出し」以上の特別なこと(おせちの注文など)はせず、野菜類と、雑煮の材料、そしてカニを
買ってきた。
もっと寒ければ、ますますと年末年始の雰囲気が出るのだが
今年は暖かい年の瀬だ。

明治屋は人で溢れていた。
昼ごはんを食べた近くの「立花うどん」(そういう扉の写真はそこの肉飯)も、人で溢れていた。
当然、道中の車もいつより多い。
テレビでは、海外脱出組だとか、新幹線で帰省だとか
やっているが、「普通に」地元で迎えている人の方が
実際は多いのだ。

で、思うのだ。
あぁニッポンのお正月のなんていいことか、と。
皆にとって平等に「特別な日」だと感じられる稀有なそんな
存在。
それがお正月なのだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?