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今日一日〜休日

安倍元首相を死にいたらしめた容疑者の「手紙」が
話題になっている。
犯行の前日に、統一教会を批判してきたルポライター宛に
送られたものだ。
「ゴゴスマ」の中で、東国原氏は、「ものすごい説得力がある。
やったことは絶対許されないことだが、文章は心にしみるものがあった」
と述べている。
この件に関しては、容疑者への同情も多く、これまでの犯罪と
位相が違ってみえる。
事の善悪、倫理的、道徳的なこと、そして宗教観や政治、思想について
僕は書く気はないのでスルーするが、個人的に思う部分は
多くある。

容疑者のTwitterアカウントも知られるようになり、
さっき見たら、フォロワー数が4万人を超えていた。
ざっと流し読みをしたが、やはり複雑な心境は拭えない。

昨今話題になる「無敵の人」だが、今回の容疑者も
無敵の人だったのだろうか。
7月中には持ち金がなくなることもあって、犯行を急いだ
形跡があり、そういう意味では、「どうなったっていい」という
無敵の人に近いものはあるように思う。

昨日は、九州のゆめタウンで、32歳の女が中学生の首を切りつけるという
犯罪が起こった。
犯行の動機は「子どもを殺せば死刑になれると思った」だそうだ。
ちょっとすぐには思い出せないが、ここ直近で、こういう動機での
犯罪のニュースを数件見た気がする。

犯行を犯す側は、刑務所に行こうが死刑になろうが、
むしろそれを望んでおり、そうなると、社会として
そういう犯罪者から身を守る方策はないのではないだろうか。

犯罪に遭わないためには、家から一歩も出ないこと。
そういう怖い社会になりつつあるのかもしれない。
いや、それも違うな。
家にいても、強盗が入ったり、放火されたりという
被害はあり得る。

そのだんでいえば、交通事故に巻き込まれる可能性なども
否定できない。
そしてそして、直近に迫ってるともいわれる南海トラフとか
首都直下型の地震とかもそうで、「かなりの確度で起こる」
といわれながらも、被害想定地域に暮らす人が数千万単位で
いる訳で、これも「正常性バイアス」のなせる技だろうか。

※正常性バイアス 天災や犯罪その他、被害が想定されることに関し
自分だけは大丈夫と思い込む心理

僕の住む九州は線状降水帯の発生予測がでた。今回で2度目だ。
今夜から明日にかけて災害級の雨になるかもということだ。
僕の地域は、一昨年、昨年と大きな水害を経験している。
それでいてもなお、僕の心には「我が家は大丈夫」という気持ちがある。

今日は痛風の痛みと、寝不足のせいで、一日中だらだらと無為な時間を
過ごした。
まだまだ「今日」は続くのだが、最近は20時台(仕事のない日は)には
寝てしまうので、今夜も結局は何もしないまま過ぎるのだろう。
で、朝起きて、雨がどういう状況になっているか。
油断せず、緊張感をもっていようとは思っています。

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