「ユーザーさんに絵を飾るキッカケを届けたい」 大智 - メンバーインタビュー #03
こんにちは、Casieの晃大(@Akio165)でございます。オークションイベントや新サービスのリリース等でしばらくぶりの更新になっちゃいましたが、今回も引き続きメンバーインタビューを書かせてもらいます。
(持ち回りでライティングするはずでは!?・・・・・なんかぼくばっかりな気がします・・・・)
さて今回はCasieのCOO兼マーケティング担当としてゴリゴリやっておられるスーパーマン大智(@casie_daichi)さんに突撃インタビューさせてもらいましょう〜。
目次
・COOだけどマーケもCSも全部やってる
・アートを飾れば心に少し余裕ができる
・CSとして難しい言葉を封印
・ユーザーに絵を飾るキッカケを届けたい
・ぼくが今ハマってること
ー 大智さん、よろしくお願いします。
うん、よろしく〜。何聞かれるの?
ー まず大智さんがCasieで担当されている業務を教えてください。
う〜ん。それ難しいんだよね、答えるの。スタートアップあるあるなのかもしれないけど、ぼくのポジションはほんと全部ってか何でもやってる感じ。
全メンバーの業務進捗を管理したり、途中で頭悩ましてる感じの子がいれば向き合って一緒に対策を練ったりしてる。ぼく個人で今一番時間を割いてるのはマーケティングかな。
ー マーケティングって言葉の領域がとっても広い感じがしますが、具体的にはどんなことやってるんですか?
今はCasieのプロダクトに合った、柱となるメインのトラクションが何なのかを決めるまでの過程なので、あらゆるマーケを打ってる感じ。
例えば昨年まではPRでマスメディアを中心としたサービス紹介を続けてて、これによって獲得できる新規ユーザーが男性だってことが分かったんですよね。超アーリー層とでも言いましょうか。この属性のユーザーは初回無料のクーポン利用率が低くて、継続率が高いということも同時にわかりました。
また、今年に入ってからInstagramマーケを注力してやってるのですが、ここから獲得できる新規ユーザーは女性が多くて、初月無料クーポン利用率が高く、作品に対するこだわりも高いです。
チャネル別にこうした属性把握をしっかりやって、属性別にユーザーアンケートを実施することでCasieのサービスを利用するにあたって心理的なハードルとなってたのはどこなのか?とか、利用してみた体験価値がどこにあるのかを把握してます。
ー なるほど。なんだか頭が良さそうな感じですね。そうして把握した情報を何に使うんですか?
そりゃもちろん、更にcasieのサービスを利用して喜んでもらえるユーザーさんとの出会いを生み出すのに使います。
属性別にキャンペーン企画やM/A、CRMも変わってきますから。まぁ例えるならば「新生活応援キャンペーン」って広告をInstagramで打ったとして、その飛び先LPが黒やウッドを基調とした男前インテリアだとミスマッチになるわけじゃないですか?
考え方としては、属性にマッチしたキャンペーン企画を、属性流入獲得が高い媒体(Instagram、Twitter、PPC等)で運用し、着地先のLPも属性に合わせたコンテンツ、クリエイティブが必須なわけですよ。
ー なるほど。マーケティングで情報を集めて、次のマーケティングに活用すると言う流れですね。そうして毎日Casieのプロダクトやユーザーと向き合ってる大智さんは、今後Casieのサービスをどう育てていきたいですか?
日本人ってぼくから見るとすごくセカセカして見えるんですよね。動き方も生き方も。もっと自分の周りの環境変化を大小関係なく余裕を持って受け止めれば楽しく人生をおくれるのに。って感じてます。
毎日目の前で起きてる小さな感動や感謝を見過ごしてしまってる気がするんですよね。こういうのに気づける人って、その人の周りにいる人をも幸せにするって実体験で思うんです。
実はアートや原画って普通に生活してても結構周りにあるんですよね。でもそれを見過ごしてしまう。「あっ、そういえば飾ってあったよね」くらいにしか感じないんですよ。
アートを自宅に飾ってる人って、そのへん結構敏感だったりする。お友達の家に招かれたりして、そこにアートが飾ってあれば「素敵な作品ですね。どなたの作品ですか?」とか一声かけられる人って人生に余裕ある感じしませんか?
音楽や映画ってストリーミングの時代だから誰でもカジュアルに楽しめるようになったじゃないですか!?ここにCasieのサービスを通してアートを余裕持って楽しめる人が増えることを願っています。
ー いいですね。アートを飾ることで心にちょっと余裕ができるってのはすごくわかる気がします。実際にCS業務も担当されてる大智さんですが、Casieのサービスを利用するユーザーさんは満足してくれてますか?
まぁそれはそう信じてるし、ぼくらも全力でその体験価値を高めるために頑張っています。CSはユーザーさんと直接会話する大切なポジションですから、色々意識してるところがあります。
例えば「アートに精通しすぎない」ってことは最近大切だなって感じてます。こうして毎日アート作品に囲まれて過ごすとそれなりに知識って付いてくるんですよ。専門用語とかも覚えちゃいます。
でも現在Casieのサービスを利用していただいているユーザーさんの半数以上は絵を初めて飾る方々。あまり難しい専門用語を使いすぎたり、アート業界人みたいに小難しいことを言い始めると、Casieが大切にしてる「カジュアルにアートにアクセスして欲しい」って理念が崩れちゃう。
そうした意味でもユーザーさんと対話するときは、できるだけ分かりやすい言葉と、自分が一番最初に分からなかったアートに関する諸々をしっかり覚えて意識するようにしてます。
ー 確かに。アート業界って何言ってるか分からない人が多いです。何となくカッコよくは見えますけど。
ぼく個人的な話をすると、ユーザーに届けたいものは「絵を飾るキッカケ」なんですよ。絵画を飾るってキッカケがないと飾らないと思うんです。ぼく自身もそうだったし。
そのキッカケが新居を購入したタイミングの人もいれば、結婚して夫婦で初めて一緒に住むタイミング、子供が生まれたタイミング、学校を卒業して初めて一人暮らしするタイミング、自分の生活環境をガラリと変えたい変化のタイミング。
ほんと人それぞれ色んなタイミングがあると思うんですよ。絵を飾るのは「部屋の空気を変える」くらい変化があると思ってます。大きな変化がある。もしくは大きな変化をさせたい。そんな人たちに絵を飾るキッカケとしてこちらからシーン提案をバッチリなタイミングでしてあげたい。
ー 絵を飾るキッカケを提案するところから考えてるんですね。めちゃくちゃ勉強になりました。では大智さんが見る、今のCasieの課題って何ですか?
そんなのめっちゃくちゃ一杯あるよ。毎日が課題解決って感じ(笑)
そもそもアートのサブスクリプションサービス自体が初見感あるじゃないですか?まずサービス自体の認知をあげていくところから課題です。
あまり大きな声では言えませんが、誰か競合としてやってくれないかな?って思ってるくらい。そしたら画家さんにとっても預ける先とチャンスが増えるわけだし、お互いに切磋琢磨でマーケ運転することでサービス自体の認知度が倍以上のスピードで広がるんじゃないかなって・・・。
あとは人手不足なところ。今はスタートアップなので「これのプロ」よりも「何でもできる人」が必要なフェーズですが、今年の夏くらいからはその分野のプロが必要となってくるかと思います。そうした人を迎え入れる準備をするのも今の創業メンバーの役割ですよね。
ー 大智さんはどんな人と一緒に仕事をしたいですか?
技術を抜きにして言えば、トレンドに敏感な人がいいかな。別にそれがファッションに限定されててお洒落じゃないといけないなんてことは一切なくて、世の中の動きに興味を持てる人って意味。
マーケチームって同じような人が集まるよりも、色んな感性や視点を持ってるチームの方が強いと思うんです。「なぜそう考えたのか」をちゃんと自分の口で説明できる人がいいですね。
ー 大智さんと一緒に仕事をするのは、ちょっと緊張感あるけど抜群に成長できそうな気がしますよね。最後に話変わりますが、大智さんがプライベートで今ハマってるもの聞かせてください。
ピアノです。
ピアノを弾くことです。
実はもともとピアノ習ってたのもありますし、ぼくのおばあちゃんがピアノの先生をやってました。ピアノを弾くのはほんと、ストレス発散になるんですよね。
もう自宅で集中したら3時間は余裕でピアノを弾いてますよ。あと最近バンドもはじめたんですよ。それも関係してますかね。
ー へ〜初耳です!バンドはじめてたんですね。担当はピアノ?キーボードとかですか?
いや、ボーカルですよ「。
ー ・・・・・・・ありがとうございました!
大智 / Daichi
COO / CS
Casie Member
関西大学卒業後、大手コンサルティングファームに5年間勤め退社。
株式会社CasieのCOOとしてジョイン。
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