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コストカットを実現する建材の秘密と妥協なきデザインの平屋 - casa cago-

ユーザーからの資料請求数が年間6,000件を超える人気の「casaの平屋」

前回に引きつづき「casaの平屋」の中から、casa cagoについて設計担当の株式会社COTO UNIT 代表取締役 主席クリエイター窪田国司氏とカーサ・プロジェクト取締役 佐藤に、casa cagoの建材とデザインの秘密について伺いました。

■ デザインとコストカットを両立する秘密

casa cagoの組み立てには、釘を使わないピン構造を採用しています。組み立てが簡単なだけでなく最新の耐震基準にも耐える強度がある金具は、窪田さんが「地震でも倒れない家」を目指した所以でもあります。

こだわりの建材を用いながら、そうは感じさせないデザインがcasa cagoの面白さでもあります。コストダウンにも貢献している秘密を聞きました。

COTO UNIT 窪田
「『デザインしないデザイン』を意識しました。下手にデザインせず、デザインを削ぎ落とせば、それだけできれいな家になります。構造も同じで、梁や柱が同じ幅で入るような『リズム感のある構造躯体』は、それだけでも充分美しいんですよ」

casa 佐藤
「まず、建材やパーツの規格化はある程度ボリュームがないと難しいのですが、私たちカーサプロジェクトには工務店のネットワークがあります。大量注文ができると、安価で品質の良いパーツが購入できるようになります。

「casaの家」はシンプルなデザインであり、建材はすべてジャストカット。casa cagoの場合は、ピン構造で組み立ての手間がさらに軽減されます。切る、打つなどの人工(にんく)のコスト削減が可能だからこそ、この価格が実現できるわけです」

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COTO UNIT 窪田
「casa cagoは、ローコストですが安普請(やすぶしん = お金をかけずに建てた上等ではない家)ではありません。オリジナルのサッシは高品質ですしね。大量になるほど安くなる工業製品の利点とこだわる部分、その2つを適材適所に当てはめる。そのアイデアと工夫が、この仕組みをつくったと言えます」

casa cagoからは、無垢材を活かしたあたたかみのある内装や、左官の技術が踏襲された塗り外壁など、手間暇をかけたこだわりが感じられます。
大工と左官は日本建築における重要な技術。彼らは、そんな職人の技を活かせる建物にしたいとも考えています。

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■ ミレニアル世代にフィットしたこだわりの適材適所の家

随所にこだわりあるcasa cagoは、どんな人におすすめなのでしょうか?

COTO UNIT 窪田
「仲のいいご家族に住んでいただきたいですね。内側にすべて窓があるので、家族の気配も感じる一方でプライベートも確保されている。

『子どもを下宿人にしない』ことを意識した、自然とリビングに人が集まる間取りを考えました。喧嘩なんてしていられないですよ。思いやりあるご家族にぴったりの家だと思います」

casa 佐藤
「インターネットが一般化した30代後半以下、ミレニアル世代がそのご家族の中心になっていくと思います。モノの意義と理由を考え、値段が高くても納得がいけば購入するという賢い選択をされる。そんな方々にもcasa cagoはご納得いただけるのではないかと思います」

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■ これからの住宅と暮らし

最後に、これからの家についての予想を伺いました

casa 佐藤
「モノづくりからコトづくりは以前から言われていますが、そのコトがさらに多極化している状況です。

私たち住宅メーカーには、住空間に加えて多様なライフスタイルを提案するプロデューサー的な役割も必要になってきました。新築戸建が減る中で選んでいただくには、値頃感と明確なコンセプトはもとより、カッコいいと感じてもらえるプロダクトが必要になるだろうと思います」

COTO UNIT 窪田
「家がどこまで小さくなるか。その見極めが今後の鍵になる気がします。ミレニアル世代が従来の家が広すぎることに気づき、そこからどれだけ削ぎ落としていくか。私たちは、本質的な暮らしを求め始めた社会に見あう家づくりが必要だと感じています」

カーゴというギミックが利いた小さな暮らし。その楽しさの中には、実は新たな世代が求める本質的なものへの回答がしっかりと詰め込まれているのです。

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