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清々しい負け試合

東京オリンピックのバスケットボールの試合を見て思ったコト。

「こんなに気持ちの良い負け試合はあるだろうか?」

勝ったチーム(アメリカ)も、負けたチーム(日本)も、みんな本当に気持ちの良いスッキリとした顔をしていました。
観ていた私も、何だかスッキリ!!

・勝負は勝ち負けが全て
・勝ち負けよりも、そこに辿り着くまでの過程の方が大事

そんな議論がありますが、今日の試合はそんなコトより
『やり切った”今”』
に焦点が当たっているように感じました。

もちろん「あの時こうすれば良かった」という反省点や
「今後はこれが出来るように」という課題は、
個人にもチームにもあると思います。
でもそれよりも”今”という、この瞬間の大切さが分かる試合でした。

「この試合に出るまでに、大変な努力をしてきた」
「あの時のプレイは、もっとこうすれば良かった」
というように過去に理由や意味を求めるよりも、
「ファールを取られたらどうしよう」
「このシュートが決まらなかったら・・・」
と未来に不安を抱くよりも、
「今、自分には何が出来るか」
に集中する

この選手たちの姿勢を見ていて、アドラー心理学の
『”今ここ”にスポットライトを当てる』
というのを思い出しました。
過去のトラウマを嘆くのではなく、
未来を案じて不安になるのでもなく、
ただ、今を一生懸命生きる。
そうすれば、結果がどうあれ清々しい気持ちになれるのかもしれない。

選手・関係者の皆様、お疲れ様でした。
感動をありがとう!!


#アドラー心理学 #今ここ #トラウマ #不安 #負け試合 #東京オリンピック2020 #女子バスケットボール #バスケ

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