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私の料理人生を変えた本『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』

今回はクックパッド編集長・小竹貴子さんの料理本『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』をご紹介します。

私の料理遍歴

私事ですが、私が料理を日課として行うようになったのは、20代半ばでした。香港で勤務していた当時、外食の中華料理に飽きてしまって、シンプルな和食が食べたくなり、自分で作るようになったのがきっかけでした。

毎日健康的で美味しい食事を作ろうと本気で心がけるようになったのは、30代に入ってからです。もちろん、私の本業は専業主婦ではありませんし、普段は仕事や勉強(料理以外にもやりたいことが色々ある)で忙しく、「自宅でサクッと作れる時短料理」に特化して料理スキルを磨くことに注力してきました。

レンチンやワンパンで気軽に作れる料理が大好きです。手抜き料理を批判する方もいらっしゃるようですが、私は手抜き料理で全然良いと思います。美味しくて健康的なら、手間暇かからない方がコスパが良いと考えています。

今まで色々な方のYouTube動画を観たりして、時短料理のスキルを磨いてきたつもりではありましたが、小竹貴子さんの本は本格的です。

『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』というタイトルが好きですし、本格的な料理のノウハウを簡略化してご紹介してくださっています。「カレイの煮付けは、沸騰した中に入れると臭くならない」とか「鮭の南蛮漬けは、二度揚げると汁につけてもカラっとする」といった料理のノウハウは、自己流で料理に励んでいてもなかなか身に付かないものだからです。

家族のために料理をしない

料理って毎日の生活に必要不可欠なのに、家事の中で一番負荷が大きく、大変なものだと思います。小竹さんが本の中で仰っていることで「家族のために料理をしない」というお言葉があり、これは確かにそうだなと思いました。家族のために義務感に駆られて料理をするのではなく、あくまでも自分が食べたいと思うものを作る。そう考えることで、肩の荷が降りるような気がします。

勝間和代さんの本は上級編だと思う

少し話が逸れるのですが、私は勝間和代さんの料理本も好きです。しかしながら、勝間さんの『ラクして おいしく、太らない! 勝間式 超ロジカル料理』はちょっと上級編かなという印象を受けるのです。たとえば塩分量の割合とか、私は毎回細かく計算するのが面倒と思ってしまうタイプの人間です。

また、ヘルシオ等の調理器具を活用されるのも素晴らしいですが、こうした調理器具を上手く使いこなすためにも、最初にある程度勉強する必要があるため(+メンテナンスにも手間がかかりますね)、私にとっては勝間式ロジカル料理は「超簡単!」と言えるほどのものではありませんでした。

毎日コツコツ頑張っていき、来年の今頃くらいには、勝間式ロジカル料理を全て実践できるようになりたいです。




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