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【読書メモ】「もしアドラーが上司だったら」

こんにちは。彩菜です。
キャリアコンサルタント試験対策として、心のつぶやきとともに自学noteをまとめています。

キャリコンの面接試験まで残すところ3日……
逐語録や参考書のような、カタクルシイものとのにらめっこに疲れてしまって、気分転換に読書に逃げております(笑)

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さて今回は、子育ての世界で有名な「アドラー心理学」

対人関係の視点からビジネス・自己啓発・コーチングとしても生かされています。

はじめて「アドラー心理学」を物語・ストーリー形式で読んだのですが
心の変化や人の成長をわかりやすく感じ取ることができました!

なんといってもアドラーの教えを説く上司「ドラさん」が
憎めない、茶目っ気あふれるキャラクターで、愛おしい!!
職場に一人(一台)「ドラさん(猫型ロボット)」を^^

自分に、誰かに、かけてあげたい言葉たちを残しておきたいと思います。


「存在価値」と「機能価値」をごちゃまぜにしない

キミはキミでいい。キミは今のままで素晴らしい。
売れようが売れまいが、欠点があろうが関係ない。
『Being』としてキミの『存在価値』は何一つそんなくだらないことで傷つけてはならない。キミは素晴らしいんだ。
ボクはキミが大好きだよ!

毎日こどもにいいたい!
小2の娘にとってはもう鬱陶しいのかもしれないけれど(笑)、声に出さなくても、この気持ちを忘れないようにしようと思いました。

人と比べてしまったり、劣等感を感じてしまうこと
……誰にでもありますよね。

「私ってダメだな」
「私がいたら迷惑じゃないかな」

機能価値とは、あくまで「やり方」や「活かし方」(Doing)
その人の能力やその人のよさが、たまたま上手く発揮できていないだけ。

存在価値とは、存在そのものであり「あり方」(Being)
ありのままを認めること、今の自分を受け入れること。
できていない自分を認めることで、どうありたいのかが見えてくる。

いま自信をもてていない機能価値の部分を客観的にとらえながら
自分を高める努力をしたり、向いていることを見つけることができるようになります。

機能価値は、あくまで自分の一部分に過ぎないこと、さらには高めることができること、意識していきたいですね!



「できないことではなく できていることに目を向ける」


自分のできなかったことに注目してしまうことを「負の注目」といいます。
〇〇ができなかった→自分ってダメだな→モチベーション下がる

一方、できたことに注目して自分を認めることを「正の注目」といいます。
今日も朝起きれた→頑張っている自分を褒める→心にガソリンを入れる

これは、ドラさんが主人公のリョウ君にだす最初の宿題です。

どんな小さなことでも、できていることに目をむけて、良くなっていることに注目をして、自分で自分を褒めてあげて、心にガソリンを入れる!!
アドラー心理学の大事な考え方「勇気づけ」の第一歩です。

例え大きな失敗をしてしまっても、「失敗」というネガティブな面に注目するだけでなく、「経験」というポジティブな面を意識的に注目する。

失敗であることは事実だけど、経験であることも事実。

見方を変えること(リフレーミング)で
ただただ落ち込むのではなく、自分を勇気づけることができるんです!
明日から始められる、ちょっとした意識改革ですね!


優しくされたら『ご恩返し』というポジティブな返報性

人と人の間には常に「返報性」が働くんだ。
相手から優しくされたら「ご恩返し」というポジティブな返報性が働く。
しかし、相手から攻撃されたら「復讐」というネガティブな返報性が働く。
まさに「相手の行動は自分の鏡」だ。
だからこそ、たとえ自分とは違う意見だったとしても、それを尊重して「共感」する。

まだまだ幼い娘たちのやり取りをみていると
相手の意見に対し、どストレートに「やだ!」「だめ!」「違う!」と
全否定している場面が毎日のように見られます……

そのたびに相手の気持ちをまず「受け止めよう」と
「聴き方」「伝え方」どっちも大事なんだよ!!と諭すのですが
意外と大人同士のコミュニケーションでも、難しいものですよね。

なるほど、(あなたは)そう考えているんだね。=共感
ところで今度は僕の意見を言っていいかな? =提案

共感(同意ではなくても)して受け止める
このステップから始めることで
相手も自分もお互いを尊重しあって意見を言うことができる雰囲気になる。

心地よい人間関係をつくるために、とっても大事なワザだと思うのです。


「アドラー心理学」の柱である「勇気づけ」「共同体感覚」「自己決定論」などの考え方が、ビジネスシーンの上司と部下の中で語られるので、とてもわかりやすくしっくりきました。

ビジネスでもプライベートでも、社会で生きていくうえで必要となる、対人関係の土台となるマインドに触れることで、明日からの意識がちょっと変わることが期待できます♪
ぜひお楽しみください!!


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