【35歳以上 or 転職初心者向け】読むだけ!キャリアデザインで、人生を後悔しないための教科書
【更新履歴】
2020/7/5 価値観整理ツールの配布予約をはじめました
2020/5/12 無料LINEキャリア相談を追加しました
2020/5/9 人生観と仕事観の記入例、キャリアコンパスの作り方を追記
2020/5/6 公開
はじめまして。情熱の人材コンサルタント山本(@pariporin)です。
このnoteはこんな人向けに書いています👇
・35歳以上で今後のキャリア選択に少し悩んでいる人
・転職エージェントに「やりたい事」を聞かれても瞬時に応えられない人
・転職経験がない(少ない)人
一つでも当てはまったら、必ず役に立つnoteです。
自分の普段の生活を振り返り「稼ぐためなんとなく働いている」「職場と自宅の往復をしているだけ」「家族がいるから我慢するしか無い」と感じたことはありませんか?
転職エージェントとの面談で、転職理由のヒアリングまではスラスラ答えられたのに「やりたい事」を聞かれて少し答えに困ったことはありませんか?
情熱大陸やガイアの夜明け、プロジェクトXなどのテレビ番組を見た後に「自分も何かを成し遂げたい!」と思うけど、なにを成し遂げたいのかわからないと感じたことはありませんか?
この様な状態を改善できる方法があります。
それは、
キャリアデザイン(人生設計)です。
日本では長く終身雇用を前提とした新卒一括採用、定期昇給、定年制などが運用されてきました。しかし、終身雇用制度は崩壊に向かっています。
あのトヨタの社長も経団連の会長も2019年に口を揃えて「終身雇用制度は見直す」と言っています。
会社が社員のキャリア(人生)を設計してくれる時代が終わろうとしています。
また、全世界1,300万人を対象にアメリカのギャラップ社が2017年に行った調査の結果、日本における「熱意あふれる社員」の割合は6%しか居ないという結果が出ました。
これは、世界139カ国中132位。世界ワースト7位と言う驚くべき結果です。
この結果は普段私達が「こうなったら熱意を持ってイキイキ働ける」と思っている前提が間違っている事を示しています。
昇進すれば幸せになれる。年収が上がれば幸せになる。仕事を変えれば…。これらの考えは大きく間違っている可能性があります。
さらに、35歳以上の転職希望者の多くは、
「今までやってきたことを辞めるわけには行かない」
と感じています。そのため転職先を探すときも「やりたい事」ではなく「やれること」を検索しています。
「やれることをやる」と割り切れればよいのですが、多くの人が「自分には熱狂できる他の道が有るのではないか」と割り切りきれずに苦しみます。
一方で50歳を過ぎてキャリアデザインを行い、仕事や環境を変える人が居ます。
経験を生かして若手ビジネスマンを育てる教育者になった人
お菓子屋さんからフードコーディネーターとなり、北海道で野菜の仕入れをする人
日本での経験と人脈を活かし東南アジアでIT化推進のコンサルタントになった人
彼らとお話した時にこのように応えられました。
「キャリアを見つめ直してよかった。今は慣れない教育業で学ぶことばかりだけど、自分が学びながら人に教えるって楽しいよ」
「会社の中で役員を目指して自分を殺していたな。今は農家のおじさんと楽しく会話して、野菜の新しい食べ方見つけられて、世の中に広められる。やりがいを感じないわけがないよね」
「日本と違ってこれから道路ができて、信号が増え、電車が通る。そんな国で自分の経験を活かせていると、国の発展に貢献できている気がしてワクワクします」
私がお会いしてきた50代の転職者の中には、日々楽しくイキイキと仕事をしている人たちがいます。
終身雇用という前提がゆらぎ、昇進や年収アップがイキイキと働くこととは関係性が低いという状況の中、何歳になってからでもいつ始めてもよい働く意識の改善方法がキャリアデザイン(人生設計)なのです。
キャリアデザインをすることで、世の中の大きな変化への対応力は格段に増加します。たとえリストラなどの大きな変化が起きても動じなくて済む心を身につけられます。
会社の中での昇進や同期との出世競争で焦る必要もなくなります。キャリアは瞬間ではなく、継続的に捉えるものなので今の状況に一喜一憂する必要が無いからです。
さらに、何歳になってからでも。いやむしろ、35歳以上のベテランだからこそ人生を設計することに意味が増します。
このnoteにはキャリアデザインについてのノウハウを詰めこみました。
各章の冒頭には参考文献を記載しています。
私の経験や主観だけで書いた記事ではなく、研究データ等の客観的な情報を活かすために記載しています。
だからこそ自信を持って「読むだけ!キャリアデザインで、人生を後悔しないための教科書」と言うタイトルにしてあります。
ゆっくり読んでいってください!
ちょっとでも早くノウハウを知りたい方は2章から読んでください。
すでに目標が定まっている人は4章から読んでください!
▶このnoteで得られるメリットは?
1. 今の時代にぴったりなキャリアデザイン方法がわかる
2. noteはご質問やご要望で編集(成長)していくのでいつ見ても新鮮
3. 根拠のないアンケートや経験則ではない。
研究結果と実体験に即したアドバイスを知ることができる。
4. キャリア実現に不可欠な協力者を得るチャンスがある
5. 確実に一人(私)はあなたのキャリア実現の応援団が誕生する
もし、あなたがすでに天職を見つけていると思っている人や、引退を決めている人だとしたらあまり意味がないかもしれません。
逆に転職や仕事について悩んでいる人には、本だけでは得られない実例が含まれており他では得られない情報が詰まっています。
▶第1章 思い込み(バイアス)を取り除く
この章の参考文献
・insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
・ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
・科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
・キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版
・このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
方、辞め方
・プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア
ここまで読んでいただいた皆さんの中には、
「世の中が変化するとは聞いているけど自分の周りはまだそこまで変わってない。今までもどうにかなってきたし、これからもどうにかなるんじゃないの?」
「やりたい事を目指すのが良いのはわかるけど、世間体もあるし今さらそんなこと言い出せないよ」
「キャリアデザインの有効性はなんとなくわかったけど本当に年齢関係なく有効なの?若い人がやるならわかるけど…」
なんて考えている方もいるかも知れません。
それは脳の思い込み(バイアス、思考の癖や偏り)により生じているものです。
ご存じの方も多いと思いますが、脳にはバイアスと呼ばれる思考の偏り(思い込みの罠)が存在します。バイアスとは統計学や行動経済学から広まった概念で「人の選択」における誤りのパターンを分析したことから認知されました。
その種類は80種類以上と言われています。科学的にも存在が認められている思い込みの罠は強力にあなたの思考や行動を制限してきます。
人間の脳は変化することを嫌います。人間が変化を嫌うのは狩猟や農耕のみで生計を立てていた太古の昔に刻まれた、生き残るための知恵なのです。当時の環境ではチャレンジ(移住や猟場を変える)することは死につながるリスクを伴いました。
そのため「本当にこのままでは生きてはいけない」と感じられるようになってから重い腰を上げるのが大昔の正解だったのです。
私も過去に何度も思い込みの罠に阻まれました。
「このまま公務員を続けていたほうが安定しているし稼げるのではないか」「法人営業意外のキャリアは無いのではないか」「1年程度で離職したら次が見つからないのではないか?」
すべて私がこれまでのキャリアでぶつかってきた思い込みの罠です。実際にはこれらの罠をかいくぐり、公務員時代の4倍以上の年収を獲得しこの仕事で独立しようと思えるような今の仕事を得ることができました。
思い込みの罠の存在を知りその回避方法を知ることで、世の中の変化に敏感に反応し、世間体を恐れずに意思決定できるようになります。
年齢やこれまでの経験に左右されず、経験を活かしながらイキイキと働く方法を見つけることができます。
思い込みを正しく理解しその回避方法を知った上で、自由なキャリアデザインへの道を進みましょう!
この先の章へ進む前に大学ノートを1冊用意してください。
ノートは自分の思考整理やメモ用に活用いただきます。
ノートの表紙には「人生デザインノート」と記載して次へ進みましょう。
1−1.キャリア選択に潜む7つの思い込みの罠
ここからは具体的にキャリア選択時に現れる7つの思い込みの罠を紹介していきたいと思います。自分が陥りやすい思考についてはノートを使ってメモをしておくことをおすすめします。
おすすめのメモ方法は、自分が陥りやすい思考の名前だけを書き出すのではなく、実際にどの様な時にその罠にハマったのか、具体例を書いて置くと良いです。
(メモの記載例)
現状維持バイアス
1社目の国家公務員時代に「ここじゃない」「やめたい」と思って資格試験の便用などをしていたが、4年目を迎えた時に「このままでも楽かなぁ」と考え始めていたことに気がついた。
1.現状維持バイアス
現状維持バイアスとは簡単に言えば「今の状態を維持したい」と思う心理的な傾向の事を言います。
現状維持バイアスの例
・ブラック企業で残業代も払われないのにもう少し頑張ってみようと思う
・今の仕事を辞めるべきだろうか?と悩み続けているが行動に移せない
・彼女(彼氏)と別れたいと思いながらズルズル関係性を続けている
現状維持バイアスが働くと現状がどんなにひどい状態でも、改善のために行動をするモチベーションが高まりません。
そのため周りから見たら明らかに辞めるべき会社でも、なかなかやめられない状態が続きます。
恋愛などでもよく見られる傾向ですよね。あなたも一度はそんな恋をしたこともあるかも知れません。
キャリア選択でも最も頻度高く現れる厄介な罠の一つです。
もちろん現状を打破することが必ずしも正解とは限りません。嫌だと思っていた仕事をやめて転職したらもっとひどい環境に陥ったり、離婚したら孤独過ぎて病んでしまう人もいます。
しかし迷ったまま時間が過ぎていくことは、人生の満足度を下げることに繋がります。
何かの選択で悩んだときは「この悩みの原因は、現状維持バイアスによるものではないか?」と疑ってみることをおすすめします。
2.サンクコスト
サンクコストとは今までたくさんの時間やお金を使ってきたと言う理由で、メリットがない(または失った)選択にこだわり続けてしまう事を言います。
サンクコストの例
・何年も頑張ってきた職場だから、業績が傾いていても居続けようとする
・資格まで取って続けてきた仕事だから他にやりたい事ができても我慢する
・ゲームを辞めたいけど、課金したアイテムが有るのでやめられない
サンクコストの罠は本当はもう辞めたほうが良い、今やめれば損をしないとわかっていても、
これまで費やしてきた費用や時間に縛られ冷静な判断ができないことです。
ゲームの他パチンコなどでもこの罠にはまってしまう人が多いです。キャリア選択では社内で積み上げてきたポストにしがみつくなどの行動でも現れます。
サンクコストの罠にはまりやすい人は、
費用対効果を意識してみたり、第三者の意見を積極的に取り入れることで抜け出すヒントを得られます。
3.エイジズム
エイジズムとは年齢を理由に新しい機会への挑戦を避けてしまう事を言います。
エイジズムの例
・もう若くないんだから無理しないほうがいいだろうと考える
・50歳を過ぎたら新しいことを学ぶのはきつくなると思う
・40歳を過ぎたら転職は難しいとあきらめてしまう
エイジズムは老化を理由に本来はできるはずの行動まで制限してしまうことに繋がります。
歳を取ると頑固者になると思い込み、そのように老人に接した経験は誰でも有るのではないでしょうか?
寿命が伸びて人生100年時代と言われる世の中になりました。世の中が変化しているのに、年齢を重ねることに対する概念が変化しないのはおかしいです。
そう捉えて、自らの思い込みを認識することで回避できる可能性を高められます。
4.嫌儲バイアス
嫌儲バイアスとは、お金を儲けると言う行為を卑しい行為と思い込む事を言います。
嫌儲バイアスの例
・収益性の高い事業を行っている会社を悪い事をして儲けていると思う
・稼ぎが良いビジネスマンを「なにか悪いことをしていそう」と疑う
・年収3千万円欲しいと言う弟に「悪いことをしないと無理だ」と言う
嫌儲バイアスは本来悪いことではないお金を儲けると言う行為を忌み嫌ってしまい、稼いでいる人を見ると嫉妬を超えて敵対してしまうことにも繋がります。
そもそもお金を儲けないと新しい事業を起こしたり、世の中を変えるような事業を作る動きはできません。
お金儲けを無意味に嫌うのではなく、お金を儲ける理由付けを行うことで嫌儲バイアスを乗り切る可能性を高められます。
ここまで読んだら後ちょっと!もう少し頑張りましょう
5.好奇心リスク
好奇心リスクとは、何かに対する好奇心が高まり過ぎてその影に潜むリスクを過小評価してしまう事を言います。
好奇心リスクの例
・新しい転職への好奇心が高まりすぎて、転職先を冷静に分析できていない
・新商品への興味が勝ってしまい、お金のことを考えずに契約してしまう
・危険だとわかっていながら、見たこと無い景色を見るために山に登ってしまう
好奇心リスクは本来、人生を豊かなものにするために必要な好奇心が高まりすぎて、その周りに潜むリスクを軽視してしまうことで発生します。
脳科学の研究者達はウキウキ、ワクワクしている状態こそ人間の脳が最も活性化している状態に近いと言いわれています。
しかし好奇心にばかり目をやってリスクを考えないというのは危険な状態です。
新しい挑戦にワクワク感は必要だと思いますが、あまり気持ちが浮いている状態の時は、
一度冷静に物事を判断できるよう時間を置いて考えるなどの対応をしたほうが良いでしょう。
6.アンカリング効果
アンカリング効果とは、選択肢の提示順位などにより当初の思惑とは異なる決定をしてしまう心理現象のことです。
アンカリング効果の例
・一度年収700万円の提示を受けると、年収700万円以上が基準値となる
・最初に高い金額の提示を出し、そこから割り引くことで安くみせる
・店舗に豪華な内装を施し、高い商品価格の裏付けとする
転職活動において、数社の選考を進めていく中で元々は「○○を実現できる会社で働きたい」と思って活動をしていても、ある会社から年収700万円の条件提示を受けると、
年収700万円以上 > ○○を実現できる会社なら年収は気にしない
上記のように変化することがあります。
この様にアンカリング効果で転職先を決めてしまうと、目先の年収に意思決定を左右され、実際に入社してみたら「やっぱり違った」と思い再度転職活動を行うと言うケースも少なくありません。
選択に迷った際には活動の目的に立ち戻り、本当に良い選択肢は何なのか考えてみる必要があります。
7.選択指示バイアス
選択指示バイアスとは過去に選択したものと同じ様なものを選択してしまう傾向のことを言います。
選択指示バイアスの例
・過去に選んだブランド品を次も何も考えずに選択してしまう
・大手企業で働き、窮屈さを感じていたがまた大手企業に戻ろうとする
選択支持バイアスはブランドロイヤルティの説明にも使われます。
特定の企業やブランドの品質や特性を盲目的に信じ、以後の選択時も同様のものを選択する傾向を指します。
キャリア選択に置いても、過去の選択と似通った選択をしてしまう傾向は見受けられます。
大手企業とベンチャー企業のオファーを比較した時に、仕事内容としてはベンチャー企業の方が自分に合っているとわかっていても、
大手企業のブランドに引かれて選択を誤ってしまうのもこの一つです。
普段の選択時から盲目的にならず今の自分似合う最適な選択肢を吟味する姿勢を持つことが必要です。
1−2. 思い込みを回避する3つの方法
ここまでキャリア選択に潜む7つの思い込みの罠(バイアス)を紹介してきました。メモにはいくつの項目が残りましたか?
自分が陥りやすい思い込みの罠をメモに残しておくことは、この後の人生観や仕事観の整理の時に役立ちます。ちょっと面倒ですが是非メモを残しましょう。
次は思い込みを回避する方法について解説していきたいと思います。
思い込みの回避には「客観的なものの見方」が必要になります。その客観力を呼び起こす3つの方法をご紹介します。
1.思い込み(バイアス)の存在を認識する
思い込みを回避する方法の1つ目はバイアスの存在を認識することにあります。先程解説したとおり、キャリア選択の場面でも7つの思い込みの罠が潜んでいます。
これらの罠の存在を認識し、自分のキャリア選択に思い込みが絡んでいないかを冷静に判断することが回避方法の1つ目となります。
すでに皆さんは1つ目の方法をクリアしています。しかし、潜在意識で働く思い込みの威力は強力です。
是非自分のノートに書き出した過去に陥ったことのある思い込みの罠を何度も読み直し「今の自分は罠にハマっていないだろうか?」と確かめてみて下さい。
これをするだけで、判断力は格段に増します。
2.他人になりきり自分にアドバイスする
2つ目の回避方法は自分のキャリア選択を自分の親友が選択したとしたらなんとアドバイスをするのか、自分が第三者になりきり自分にアドバイスしてみる方法です。
自分のこととなるとわからなくなることも、
他人のことになれば見える範囲も増えて冷静にアドバイスできるものです。
客観的な意見を自分の中に吸収するためにも是非他人になりきり、自分へのアドバイスを試みてください。
親友が想定しづらければ、自分の兄や弟なら?恋人なら?と自分にとって大切な人を想定してみると良いです。
3.時間軸をずらして考える
3つ目の回避方法は、時間軸をずらすことになります。
今、目の前のことだけを考えるのではなく、
そのキャリアを選択した場合の10日後、10ヶ月後、10年後はどの様な状態になっているだろうか?と時間軸をずらして考えます。
時間軸をずらすことで自分のことでも一歩引いて、客観的なものの見方ができるようになります。
今だけを捉えていては見えないリスクや自分の思いに気がつくチャンスを作ることができます。
この他にも客観力を鍛える方法はたくさんあります。
私の公式LINEでは客観力を鍛える方法や考え方を配信していきたいと思います。
よかったら是非登録をお願いします。
~第1章のまとめ~
・キャリア選択の敵は自分の脳の思い込み(バイアス)である
・キャリア選択時には7つの思い込みの罠が存在する
・思い込みの罠の回避方法は客観力である
< coming soon>
強力な家族のバイアスと向き合う方法
▶第2章 仕事観を整理する
この章の参考文献
・50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き
・科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
・スタンフォード式 自生デザイン講座
思い込みの罠から逃れる方法を知れたらいよいよ本題です。
仕事はなんのためにある?
なぜあなたは仕事をするのか?
良い仕事とは何か?
上の3つの質問に答えられますか?
少し答えに詰まってしまった人もいるかも知れません。
多くの人にとってスラスラ答えられないのが当たり前です。
働いていてこの様な質問を投げかけられるタイミングはそんなに多くありません。また、仕事観も人生観も人生の歩みとともに変化するものです。
一生涯変化しない、変わらないなんてことはありえません。考えたことがない上に、変化するものだとしたら急に質問されても答えられなくても仕方ありません。
それではなぜ仕事観の整理が必要なのでしょうか?
キャリア選択時に人生観や仕事観の整理を行うのは、
これから進むべき方向性に迷わないコンパスを手に入れるためです。
コンパスを手に入れ、あなたの人間性、考え方、行動に一貫性をもたせることで、やりがいや生きがいを感じ、イキイキとした人生を歩む用意ができるのです。
人生観と仕事観が一致していることは仕事のやりがいを左右する非常に大きな要素になります。
もしあなたが人生観として「働く人達がやりがいを感じる社会を作りたい」と考えていても、
今の仕事が、ワンマン社長の顔色を見て社長の意向に沿う報告をする仕事だったとしたら一貫性を保てなくなり不満にも繋がります。
仕事観や人生観を無視して良いキャリアの選択はあり得ません!
キャリアデザインにおいて人生観や仕事観と言った自分の価値観を整理する方法は、スタンフォード大学やボストン大学などの研究で有効性が示されています。
大変だと感じる方もいると思いますが、頑張って乗り切りましょう。
それでは早速、仕事観を探る旅へとでかけましょう!
2−1.仕事観の整理をする前に
仕事観の整理の前に一つだけ注意があります。
人生観と仕事観を一致させることは常にできることではありません。
子育てなどの状況や社会の情勢に合わせて、一時的な不一致が生まれるのは仕方のない事です。
人生を通して「働く人達が笑顔でやりがい溢れる社会を作る」と思っている人も、「家族に不自由させない程度のお金を稼ぎたい」と言う仕事観を持っていれば、一時的に人生観に妥協をすることもあります。
一時的に妥協するというのも「意識的に選択している」のであれば全く問題ありません。
一貫性を持って自分自身の価値観に沿う選択ができていれば良いと言うことを忘れないでください。
今時点で一貫性が無いからと言ってすぐに何かを変えないといけないわけではありません。仕事との向き合い方を考える瞬間や選択時に価値観を思い出せる状態に有ることが大切です。
2−2.仕事観を整理する7つの質問
仕事観を整理する上で大切なのは紙に書き出すことです。
頭の中で考えるだけではなく、下記の質問を紙に書き出して答えるようにしてください。先程用意した人生デザインノートを活用していきましょう。
それでは私の仕事観の整理をしていきます。
一緒にやってみましょう。
仕事観を整理する7つの質問
・なぜ仕事をするのか?
・仕事はなんのためにあるのか?
・あなたにとっての仕事の意味は?
・仕事とあなた個人、社会との関係は?
・あなたにとってよい仕事や価値ある仕事とは?
・お金と仕事との関係は?
・経験、成長と仕事との関係は?
※全ての質問へできれば3行以上できるだけ具体的に書いてみてください
・なぜ仕事をするのか?
私が仕事をする理由は、仕事が好きだからです。もちろん生活するためであり自分の存在価値を感じるためでもあります。そのためにも誰かの役に立ち、その対価を得たいと考えています。仕事を通して社会をよくすることで自分の存在価値を感じたいと思っています。でも根底にあるのは人と関わり、人を笑顔にし、悩みを解決するお手伝いが好きだから仕事をしています。
・仕事はなんのためにあるのか?
人を笑顔にするためです。人の役に立ち笑顔を増やすことでその対価としてお金を頂いています。笑顔の数を一人でも多く広げていきたいと思っています。
・あなたにとっての仕事の意味は?
人の役に立つことで対価を得る というのが仕事の意味だと思っています。
そのためより多くの方の役に立つ事ができればもっと良い仕事ができると考えています。
・仕事とあなた個人、社会との関係は?
仕事をすることが社会貢献とつながっていると思っています。私はこれから行っていく仕事はビジネスパーソンのキャリアデザイン支援です。キャリアデザインを支援していくことでやりがいを感じ、イキイキ働く人が増えれば社会は良くなると思っています。
・あなたにとってよい仕事や価値ある仕事とは?
世間の人が気がついて居なかったコトやモノ、自身の価値を気が付かせて上げることや、世の中になかったサービスや仕組みを作ることだと思っています。
・お金と仕事との関係は?
人を笑顔にし、人の役に立つことで対価を得るのが仕事と捉えていますので、より多くの人を笑顔にし役に立つことで、対価を大きく得られると捉えています。
・経験、成長と仕事との関係は?
学生が学校で学ぶのも、社会人が仕事を通して学ぶのも自己の経験を増やし成長していくためだと思っています。自分が成長することで影響範囲を増やしていきそのことでまた新たな経験を得る。「自ら機会を作り出し機会によって自らをかえよ」ですね。
いかがでしょうか。この質問について何名かの方と試してきましたが、人によっては仕事に求める条件(給与や勤務地、ワーク・ライフ・バランスなど)を書き出してしまう人もいます。
過去に経験したエピソードを書くなどして、できるだけ具体的に書くようにしてください。
また、これは職務経歴書や仕事の希望を書くものではありません。
「どういう仕事をするのか」ではなく「なぜ仕事をするのか」という点に注目して人生デザインノートへ記入してみてください。
~第2章のまとめ~
・仕事観と人生観は一貫性を保つコンパスになる
・「どういう仕事をするのか」ではなく「なぜ仕事をするのか」に注目する
・人生観と仕事観の一致を一時的に妥協しても選択の上であれば問題ない
▶第3章 人生観を整理する
この章の参考文献
・insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
・ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
・科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
・死ぬ瞬間の5つの後悔
・スタンフォード式 自生デザイン講座
・どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
仕事観の整理ができたら次はもっと大きな人生観の整理です。
人生観とは人間ひとりひとりが、自分自身の人生について抱く諸観念のことです。 人生の見方ともいえるものになります。
つまり、自分がどう生きていきたいかの指針となるものです。
3−1.自分のことは自分が一番わかってる?
「自分のことは自分が一番わかってる!」そう言い切る人もいますが、本当にそうでしょうか?
自分はチームワークを重視した良いマネージャーだと思っていながら、実際には一方的にルールを押し付けられて居ると感じたメンバーから嫌われている上司。
自分は社交性が高く好かれていると思いながら、実際にはお喋り好きで自分の話ばかりする人と思われている先輩。
自分は有能だと思いながら、成績が上がらない理由を外部要因にもとめて改善しようとしない人。
あなたの周りにも「自分の事は自分が一番わかってる」と言い切れない人も居るのではないでしょうか。
行動経済学者のダニエル・カーネマン教授の研究では、
「人は自分のことを客観的な事実以上に賢く、面白く、細く、見た目がよく、社交性があり、運動神経があり、優れた学生で、優れたドライバーであると見なす傾向が見受けられました」
自分のことは自分が一番わかっていないのです。
3−2.人生観を整理する7つの質問
人生観の整理も仕事感と同じく紙に書き出すことが必要です。自分の事は自分が一番わかっていないと言う前提に立ち、次のワークに進んでください。
頭の中で考えるのではなく、下記の質問を人生デザインノートに書き出して答えるようにしてください。
それでは私の人生観の整理をしていきます。
一緒にやってみましょう。
人生観を整理する7つの質問
・あなたはどんな価値観で育てられましたか?自分の今の思考体型はそれらの価値観を反映しているものですか、それとも育てられたものとは違う視点で世界を見ていますか?
・幼い頃や思春期における最も重要な出来事及び経験はなんですか?それらが自分の世界観にどう影響を与えましたか?
・職場や私生活で、どんな人達を一番尊敬していて、その人達のどんなところを尊敬していますか?
・一番尊敬していないのはどんな人でなぜそんな風に思いますか?
・これまでで最高の上司は誰ですか?そう思うのはその上司が何をしたからですか?
・これまでで最悪の上司は誰ですか?そう思うのはその上司が何をしたからですか?
・自分の子供を育てたり、他人を指導するにあたり、一番伝えたいのはどんな行動で一番伝えたくないのはどんな行動ですか?
・あなたはどんな価値観で育てられましたか?自分の今の思考体型はそれらの価値観を反映しているものですか、それとも育てられたものとは違う視点で世界を見ていますか?
私は子供の頃から母親に「あなたは太陽の子だ」「あなたは地球を救うような人になる」「あなたには特別な能力が有る」と言われて育てられました。どうやって地球を救うような人間になればよいのか?悩んだこともありましたが(笑)今も目線は高く、なにをしたら世界を変えられるのかを考えています。
・幼い頃や思春期における最も重要な出来事及び経験はなんですか?それらが自分の世界観にどう影響を与えましたか?
高校時代に黒板が見えないくらい視力が低いにもかかわらずメガネを嫌がっていた私は、あまり成績がよくありませんでした。模擬試験を受けても志望する大学はE判定(合格確率20%以下の最低評価)が続きました。でもどうにかして間に合わせるために過去問だけに絞りとにかく解きまくりました。結果、受験直前の模試でもE判定ではありましたが、受験では合格できました。この経験からあきらめずにやり方を工夫して努力すればどうにかなる。という思いが芽生えました。
・職場や私生活で、どんな人達を一番尊敬していて、その人達のどんなところを尊敬していますか?
私は父を尊敬しています。そんなにポジティブな性格では無いのですが、オレずに挑戦し続けています。70歳を過ぎた今も現役の社長として活躍している他、50を過ぎてからマラソンを始めて、今もベストタイムを更新しています。折れずに継続し成果を出しているところを尊敬しています。
・一番尊敬していないのはどんな人でなぜそんな風に思いますか?
何も行う前から「無理そう、出来なさそう」と考え行動しない人の事は尊敬することができません。一度きりの人生で有限な時間を浪費してしまっているように感じるからです。もし自分の近くにそんな方が居たら、笑顔で背中を押したくなります。
・これまでで最高の上司は誰ですか?そう思うのはその上司が何をしたからですか?
リクルート時代に1年間だけ一緒に働いた森本さんです。彼は「営業」と言う仕事の本質を知らなかった私に寺子屋を開いて教えてくれました。迷っていた自分に道を示してくれた方だからです。
・これまでで最悪の上司は誰ですか?そう思うのはその上司が何をしたからですか?
上司の仕事はメンバーのパフォーマンスの最大化にあると思っています。時に叱ることも必要ですがメンバーのパフォーマンスの最大化につながらない言動や行動の多い上司はちょっと嫌ですね。
・自分の子供を育てたり、他人を指導するにあたり、一番伝えたいのはどんな行動で一番伝えたくないのはどんな行動ですか?
一番伝えたいのは何もやる前にあきらめることが一番リスクが高く一番良くないことだと言うことです。世の中が大きく変化していく中で自分だけが変化しない事のリスクを伝えたいと思います。一番伝えたくないのは「失敗を恐れる」ことです。失敗を恐れて行動を制限するのは辞めてもらいたいです。
こちらの質問への回答もできる限り一行で終わらないように、そのように答えた理由やエピソードも添えて具体的に答えるようにしてください。
人生デザインノートに書き込めたら次に進みましょう!
3−3. 人生のコンパスを作ろう
これであなたの仕事観と人生観が揃いました。
2つを並べて見比べてください。
共通する価値観はどんなことでしたか?
自律性が高く自由を追い求めたい人、高い目標を設定し超えること情熱を持つ人、人との繋がりの中で調和を大切にする人。
私が見てきた方々も100人居たら100通り色々な価値観を持つ方がいました。
記入例で用意した私の仕事観と人生観をリンクさせると「あきらめずにリスクを恐れず行動すること」「思いやりを持って人と接し、仕事を通して笑顔を増やすこと」「多くの方の役に立ち世界を変えること」などが人生のコンパスとして見えてきます。
2章の冒頭でお伝えしたとおり、人生観と仕事観の整理の目的はこれから進むべき方向を見逃さないコンパスを作るためです。
人生のコンパスづくりが最も大切な過程になります。
もし一人では共通項を見いだせない場合には、コンパスづくりができず次へ進むことができません。そんなときは公式Lineにご連絡ください。
Lineなら文字数の制限もなく、チャット機能で他の方に見られる心配もなくご相談が可能です。チャット相談は無料で対応しますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
あなたの人生観や仕事観のシェアをいただければ整理のお手伝いをさせていただきます。
~第3章のまとめ~
・自分のことは自分が一番わかっていない
・人生観は自分がどう生きていきたいかの指針となるもの
・コンパスづくりが最も大切な過程である
2020/7/5追記
難しい価値観を整理するためのワークシートを作成しました!
このワークをする事でもっと明確にあなたの価値観を整理することができます
ご希望の方はLINE@に登録の上「ワークシート希望」の旨ご連絡ください。
▶第4章 試作品(プロトタイプ)をつくる
この章の参考文献
・ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
・実践 スタンフォード式 デザイン思考 世界一クリエイティブな問題解決 できるビジネスシリーズ
・スタンフォード式 自生デザイン講座
いよいよ本題。試作品(プロトタイプ)づくりへ突入です。
プロトタイプと言う言葉をご存知でしょうか。辞書で調べると以下のような言葉になります。
プロトタイプ:後での改良を見込んで、その仕事をする大筋として作る最初の模型。
キャリアデザインにおける試作品づくりとは、後で変更する可能性も有るけれど、人生観や仕事観に照らして確からしい選択肢を試すことになります。
4−1.なぜキャリアデザインに試作品が必要か
自動車を購入する前には試乗をします。マンションを購入するときにはモデルルームを訪れて、そこにいる社員に内装やローンのことなど色々相談します。数千円の靴を買うときも試着するのが当たりまでです。
しかし、キャリアのこととなるとどうでしょう。
転職予定の企業に1週間インターンシップに行ったなんて言う人は殆どいません。
インターンシップまでは行かないにしても、あなたが検討しているキャリアや生活スタイルを実現している人に話を聞きに行く事もやらずに飛び込む人がいます。
自動車や家以上に大きな買い物(選択)であるはずのキャリアを試すことなく選ぶのはなぜでしょうか?
おそらく試作品を作る有効性を知らないからではないでしょうか。
試作品を作ることで的確な疑問を掲げ、思考の癖や思い込み(バイアス)を排除しながら、試してみたいと思っている方向性へ進む力を生み出すことができます。
4−2.キャリアの試作品を作る方法
キャリアの試作品づくりをしたいと思っても、
そのためだけに時間を作るのは忙しい仕事の合間で、難しいかも知れません。また無理やり時間を捻出できたとしても、情報が不足していて何から手を付けてよいかわからなくなることもあります。
その様な時間的な制約を避けてうまく試作品作りと検証に活かせるのが「キャリアインタビュー」になります。
キャリアインタビューとは、
実際にあなたが検討しているキャリアや生活スタイルを実現している人に話を聞きに行くことです。
4−3.キャリアインタビューで試作品をつくる
インタビューというとやや堅苦しいイメージを持つ方もいますが、要は会話です。
キャリアインタビューでは次のような質問を相手に投げかけます
・どういう経緯でその仕事をすることになったのか?
・どうやってその専門知識を手に入れたのか?
・実際のところどういう仕事なのか?
・その仕事の好きな点ときらいな点は?
・一日はどういう感じで進むのか
これらの質問を通し、あなた自身がその仕事を何年も楽しく続けるイメージがもてるかどうかを確かめに行くのがキャリアインタビューになります。
転職の相談は転職したことがある人に、
起業したければ、起業したことがある人に、
本を出版したい場合は本を出版した事がある人に聞く
上記を徹底する事が比較的かんたんに物事を実現するコツと言われています。
ちょっと待て!キャリアインタビューは自分が検討しているキャリアや生活スタイルを実現している人に話を聞きに行くって言うけど、
そんな人周りに居ないよ!
そんな風に思う方もいるかも知れません。
頭に思いつく人脈ではどうしようもないときも、
それに近づけそうな友人などへ相談をしてみることで紹介をもらえるケースもあります。あきらめずにどのようにしたら近づけるのか発想力を生かして行動することが必要です。
どうしても見つからない場合は公式Lineにご連絡ください。
たくさんの方と面談し、自分もチャレンジしてきた私だからあなたのお役に立てると思いますよ。
ここまで脳のバグとも言われる思い込みから逃れ、仕事観や人生観を整理し、試作品を作る重要性をお話してきました。
いよいよ次が最後です。ここまで頑張って来た皆さんならきっと簡単に乗り越えられる最後のハードルへと進みましょう。
~第4章のまとめ~
・試作品を作ることで適切な疑問を持ち、バイアスの罠から逃れられる
・日本での試作品作りにはキャリアインタビューが有効
・あきらめずに動き続ける事が重要
< coming soon>
ライフイベントに備える
複数の試作品を作る方法とその効果
▶第5章 小さな一歩が人生をかえる!?
いつか自分のお店を持ちたい
芸術の世界に没頭し生計を立てたい
独立して売上数億の会社を立ち上げ社会貢献したい
人それぞれの試作品ができたと思います。試作品はあくまで試作品です。
つくって満足していてはいけません。
5−1.カフェをオープンしたい2人を分けた行動の違い
例えば『定年したらカフェを開きたい』と思った二人の会社員AさんとBさんがいたとしましょう。
A さんはカフェを開店する資金を貯めることや家族を説得する方法を考え始めます。
本を買い、お店の開店方法を調べたりして楽しんでいました。
しかし時間が経つにつれ問題が起きます。
子供の学費や親の介護でお金が入り用になり、いつの間にか夢であるカフェを開店すると言うことはすっかり忘れてしまいました。
仕事に忙殺されるAさん
一方Bさんは、とりあえずコーヒーの美味しい入れ方の研究を始めます。
週末のカフェめぐりの際にもカフェのマスターにコーヒーの入れ方やお店の出し方を聞き、自分の店を持つリアルな想像をしていきます。
カフェの開店に必要な情報を手に入れたBさんは、定年を迎える前に早期退職制度に申し込み念願のカフェをオープンしました。
喫茶店をオープンしたBさん
二人の人生をわけたのは些細な行動の違いです。
大きな夢でも、夢に近づくプロセスは小さなタスクに分解できます。
タスクの中で今の自分にもできそうな小さなタスクからやってみるという姿勢が大切です。
マインドマップなどを書いてみると整理が捗ります。
キャリアにつしても夢にしても70%以上の人はやりたいと思っていたことを後回しにすることで、結局やらずに時間が過ぎます。まずは小さな一歩目を歩み始めるのが大切です。
5−2.人生の後悔を産まないために
介護職として人の死に寄り添ったブロニーウェアが書いた『死ぬ瞬間の五つの後悔』には、死ぬ直前の方が後悔する項目として下記の5つがありました。
5つの後悔
「自分に正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せをあきらめなければよかった」
このnoteはキャリアデザインを通して、
変化の多い時代を乗り切り人生に後悔を産まない方法を書いてきました。
是非ここに書いた方法を生かして、
周りを巻き込みキャリアの試作品を作り、小さな一歩を勇気を持って踏み出してみて下さい。
~第5章のまとめ~
・試作品を作って満足してはいけない
・プロセスを小さなタスクに分解する事が大切
・後悔しない人生をおくるために勇気を持って一歩を踏み出そう
▶キャリアデザインを一人では完成できない…
ちなみに、この記事のタイトル
【35歳以上 or 転職初心者向け】読むだけ!キャリアデザインで、人生を後悔しないための教科書
ですが、
ごめんなさい。
キャリアデザインは一人では完成することができません。
人生観と仕事観からコンパス作りも一人ではままならない上、キャリアの試作品の検証には様々な経験を持つ仲間や友人、有識者の助言が必要になります。
もしあなたの試作品の「検証」や「アドバイス」、「新しい視点」を追加したいと言う際には、是非お気軽に山本のツイッターへ連絡ください。
あなたの疑問、質問が他の人の人生を助けるヒントになる事は間違いありません。
▶無償でLINEで相談できる環境つくりました
上記で書いたとおり、キャリアデザインは一人で完成することはできません。
実現可能性が高いキャリアを計画するためには、客観的なアドバイスや意見が必要になるのです。
そこで!
noteの更新情報が通知され、無料で相談もできるLINEアカウントを作りました!
この記事を読んでいただいた方は優先的にLINE相談を受け付け中です
友達登録だけでもしておいてください!
✅情熱コンサルタントLINEを友だち登録
ツイッターでは言えない転職失敗事例やキャリアデザインのコツを発信
登録すると、たくさんのメリットがあります。
情熱の人材コンサルタントLINEを友達登録するメリット
1. noteの更新情報を受け取れて、転職市場の変化やトレンドを知れる
2. ツイッターでは書けないキャリアデザインのノウハウを受け取れる
3. キャリアアドバイス企画などが通知されて、いち早く参加できる
4. YoutubeのLive配信の質問募集や時間通知が届く
5. 配信であなたに合わせたキャリアアドバイスがもらえる可能性が高まる
6. 気軽に相談でき、相談内容がnoteで取り上げられる可能性が高まる
7. 情熱の人材コンサルタントと気軽に話せる
キャリアの選択方法についてはここ10年で研究が進み様々な論文や本の出版が相次いでいます。
この記事では、情報のアップデートも記事を更新していくことでフォローしていこうと思っています。
コンパスづくりやキャリアの試作品作りには、客観的で専門的なアドバイスが必要です。無償で気軽に質問できるLINEチャットを是非使ってみてください!
▶無料でnoteを書いている理由
ひとりでも多くの人にキャリアデザインの方法が届くようにこのnoteも無料にしてあります。
私はこれまで35歳以上のビジネスマンを中心に3,000名以上の方とキャリア相談を受けてきました。
面談時に「転職して何を変えたいのか?」「何を実現したいのか?」「やりたい事は何なのか?」と言う質問をしても答えられない人が多くいました。
大人がやりたい事を言えないのに子供たちがやりたい事を本気で目指せる社会なんてできるわけがない。
そう思った私は「キャリア」や「転職」とタイトルに書いてある本をとにかく読み漁りました。
そうしたところ変化が起こりました。
本や面談で得た知識を元にキャリア相談を受けると、相談者のみなさんが笑顔や時には涙を流しながら喜んでいただけるようになりました。
こんな体験をひとりでも多くの人に届けたい。
そう思ってnoteを書き始めました。
今まさに、日本経済は停滞し大転換を急激に進める必要性に迫られています。その中で生きる個人も変化に備える必要性が高まっています。
このnoteでは大きく変化する雇用情勢や経済動向に合わせ、個人が自分の強みややりたい事と向き合い、ウキウキ、ワクワクして働き、後悔しない人生を歩むための方法を発信していきたいと思っています。
経済危機の影響がたくさんの方の雇用や生活に悪影響を及ぼし、自信や自尊心を失ってしまう人が出てくると思います。
心をすり減らし、最悪の場合自殺を選ぶ人も出かねません。
そんな状態を少しでも防ぐため、一日も早くより多くの方に読まれる様にしたいと思っています。それが私の使命であり挑戦です。
▶最後に
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます!
このnoteは、今後もどんどん追記していく予定です。
・こんなことが知りたい
・こんな悩みはどう乗り越えたらよいか
・こんな疑問があるんだけど、他の人ならどんな選択をしたか事例を知りたい
なんて疑問や悩みがあったら、山本のツイッターまで、気軽にリプしてください!
皆様にとって有益な情報になりそうだったらどんどん追記していきます。
こちらの note は何文字追記しても、永久に無料ですのでご安心を!
世の中の大きな変化の中でとにかく早く広く情報を提供するには無料である事が重要と思いこのnoteは永久無料にすることにしています。
世の中の変化のスピードはテクノロジーの進化により急激に早まっています。
また人類がこれまでに経験したことのない試練を迎え、
今まで頑張ってきた会社や店舗の営業が立ち行かなくなり、苦しい状況に立たされる方も増えると思います。
この記事を読んで少しでも気持ちが軽くなったり、やりたい事につながるきっかけができたら嬉しいです。
そんなときは是非ご連絡ください。
最後に、このnoteの感想をツイートしてくれると、すごく嬉しいです!
無料・無報酬で書いているので、拡散されることだけがモチベーションになります。
参考図書
・insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
・ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
・50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き
・科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
・キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版
・このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
方、辞め方
・実践 スタンフォード式 デザイン思考 世界一クリエイティブな問題解決 できるビジネスシリーズ
・死ぬ瞬間の5つの後悔
・スタンフォード式 自生デザイン講座
・どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
・働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える
・プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア
・モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。一人でも多くの方がウキウキ、ワクワク働く社会を実現します。週一更新LINE@【LINE】 https://line.me/R/ti/p/%40078qhmzv