本当は教えたくない!?キャリアが山になるまで4つのポイント
違和感だらけのタイムパフォーマンス
タイムパフォーマンスをいう言葉が取り上げられることが多くなりました。
オーディオブックやドラマや映画の再生速度を1.4~1.6倍前後にして、1話を見ているという。
60分が45分になり、120分が90分となるわけですが、優雅な時間ではなく、仕事モードがプライベートまで入り込んできたのではないかという違和感を感じる。
テレビの録画をしているとドラマ1話は55分~60分設定がほとんどですが、アマゾンプライムやネットフリックスなどで1話のドラマを見ると45分前後の設定になっている。
CMがある、ないというのがこの時間の差になっているわけですが、さらにこれを1.5倍速で見ているというのはじっくり見たりすることをやめて始末たのかもしれない。
同じことがキャリアについてもいえることですが、最短ルートで昇進をしたいと考えている若手が増えています。
その傾向として上がっているのが、評価制度がかわり、360度評価になり、上司の思い込みや先入観だけでなく、一緒に働く仲間たちからの評価のため、自己評価と他者評価が近づいてくることになる。
ジョブ型に移行することによって、足りていないことはもちろんですが、自分が評価を上げるために何が必要かということがすぐにわかるということも魅力的ではある。
いろいろな企業さんがジョブ型に移行したときに、新卒で入社した人が管理職に就くまでの時間が、平均8年から2年~3年でなれる計算。
実に5年以上の短縮によって、若手を活性化させる目的がそこにはある。
リモートワークが当たり前になった時代であり、オフィスとリモートワークのハイブリッド型が浸透しつつあるが、コミュニケーション不足からボタンの掛け違いが起こる可能性が高く、新卒が騙されたと思われないかリスクのある選択であることに気づいている人事はほぼ皆無である。
キャリアには最短距離では進めない!?
最近、いろいろな業界の方からの話を聞いていると、世代間ギャップが広がっているというイメージが多かった。
20代については最短距離で何事も知りたいということが中心になって、体験する、作り上げるということについてはなかなか参加できない。
30代については過去の成功体験にぶら下がってしまった上司に対して嫌気がさしはじめ、イノベーションが起きない、やりがいがないと感じると転職市場に出てくるケースが増えている。
40代以降については、いつリストラされるかわからない状況で、会社に対して忠誠を誓うのか、新しい食い扶持として副業・複業をしようとしている人が増えている。
「自分のキャリアをどう構築していけばいいのか?」という悩みに正解があると期待するのはやめたほうがいい。
あなたはなぜキャリアの構築で悩み始めたのか?その原因は何なのか?ということをしっかり解明していかないと、思考停止のまま転職市場に出てくることになってしまう。
悩みの奥底にある真の課題は何なのか?まずは悩みの正体を特定すること。
自分が機嫌よく生きていくために、絶対に欠かせない最低限の要素を洗い出してみると、一気に発見しやすくなります。
社内、社外の人と弱いつながりを増やしていこう
これから転職市場に出ていく人、ヘッドハンティングされる人、弱いつながりから転職をする人という3つのカテゴリーに分けられる時代ではないでしょうか。
転職市場に出てくる人は転職サイトに登録をして、広告から応募をしたり、人材紹介会社を通じて転職先を見つける人が8割。
実力、実績を認めてもらい、他社でも通用するフレームワークを持っている人がヘッドハンティングされる人は1割。
SNSを使いこなして、弱いつながりから転職をする人が1割。
Twitterは拡散力が魅力、Facebookは身内や友達に対してアピールすることが多い、Instagramはセンスを光らせる。
ユートラスト、ウォンテッドリー、リンクトインがビジネス系SNSということで発展をしている。
ウォンテッドリーについては、エンジニアや若手のビジネス系SNSになりつつあり、ユートラストは新しい食い扶持としての副業・複業としてスキルを発揮して実績ができたら転職をしようというスタイル。
リンクトインについては成熟期を迎えている部分もあるけれど、知の集合体でもあり、世界中のいろいろな人が登録をしている。
日本にも上陸をした当初は英語ができなきゃなぁ~ということで嫌煙をされていましたが、現在では日本人が活発に使うことによって、ガラッと様相が変わってきました。
点が線になり、線が面になるまで
SNSを使って発信してみることからはじめてみませんか!?
ただ「登録はしたけど発信しづらいんだよね」といった意見もチラホラあります。
理由を聞いてみると、
1位:昔の知り合いがいるからなんとなく発信しづらい
2位:変な絡み方をされるから発信しづらい
3位:毎日書くことがないから発信しづらい
など、いろいろな理由で発信したくないというネガティブなイメージが9割以上占めていました。
私自身も同じことを感じたことがあるのでよくわかります。
ただ発信してみればわかりますが、別に何か言われるわけでもありません。
しかも、タイムラインにどんどん流れてくるので人の記憶には鮮明には残っていません。
他人の目を気にしていては何もできません。
仮に何か思われていたとしても、最初だけです。
継続的に発信し続けていれば「また○○について発信してる」と認知に変わっていきます。
こうなればもう何も気にする必要はありません。
認知をされるまでには時間がかかりますが、スキマ時間にメモに書き留めたり、スマホのメモ機能を使ってもいいでしょう。
本業にかかわること、自分の趣味、自分の家族についてなど、思いつくままに発信をしてみて、そこから反応のいいものがわかりはじめたら、キャラクターをつくっていきましょう。
SNSを活用する目的はそれぞれでしょうが、いずれも共通していえるの「自分の思ったことを発信する場所」だということです。
節度をもって発信していても、まれに「それは違う」「自分はこう思う」「あーだこーだ」と反応をもらうケースもありますが、これも気にする必要はありません。
多様性を重視しようと言いつつも、どこかで意見の食い違いは認めない。相手の発信に対していわば「ツッコミ」を入れることで「嫌気、嫌味のリプ」と化す。残念ながらこういったケースは少なくないです。
コメントで嫌気がさしたと判断をしたら、ブロック機能を発動すればいいだけです。
これはSNSを活用する上であらかじめ認識しておくべき点とも言えますが、これをもって発信をやめる理由にはなりません。
発信し続けていれば、同じ想いを持った人に出会うこともあります。
自分を知るキッカケや世の中をより良くするヒントを見つけることもあります。
要はメリットの方がめちゃくちゃ大きいのです。
最初はためらったとしても勇気をもって最初の投稿に踏み出してみてください。
これからSNSを活用して発信していこうと思っている方の原動力に少しでもなればうれしいです
人が辞める会社には理由がある!?
転職をすることになると裏切り者とする会社。
成果を出したのに評価をされない会社。
鬼詰め、数字が出なきゃ自腹買いする会社
イメージとしてはブラックといわれる会社の特徴。
転職をすることになったら、応援をしてくれる会社
退職後もゆるいつながりを続けている会社
退職者同士がコミュニティーをつくっている会社
イメージとしてはポジティブに前向きな会社といわれる。
これからの時代は口コミの影響力が大きくなっていて、ネットの掲示板であったり、退職ブログなどからいろいろな情報を分析する時代。
退職者の評価が高い会社については人が集まりやすく、退職者の評価が低い会社については採用しにくくなっていく。
昔よくあったのが「企業名 ブラック」「社長名 ブラック」というキーワードが出てくると人が集まりにくいといわれた時代があった。
人事の仕事は入社から退社までといわれていますが、その後の弱いつながりも持っていないといけない時代。
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