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知らないとヤバい⁉応募するときに思い込んでしまっている3つのポイント


書類選考率と年収の関係性

人材紹介会社から応募をする場合と、自分で転職サイトから応募する場合では、書類選考の通過率と面接通過率が変わっている。

人材紹介会社の場合については、1人の採用で数百万円単位の採用費用が掛かることになり、転職サイトからは複数人採用できる可能性があるため、数万円から数十万円の採用費用が掛かることになる。

だいたいの企業で人材紹介からの書類選考率が10%前後であるのに対して、求人広告からの書類選考率は30%前後になっていることが多い。

年齢や転職回数で足切りをしているところもあるけれど、中身をちゃんと読んでいないから、ターゲットにしている人材を逃しているケースも多い。

30歳を過ぎて書類選考率がガクッと落ちていくのは、若手で素直なハードワークができる人材を求める傾向が企業側にあるという裏側をしっかり読まないといけない。

いまだに採用が費用と考えている企業が多くあるため、投資をするリスクを避ける傾向がある。

これが書類選考で何社もお祈りメールが届くことになり、自分には市場価値がないと感じることがある。

年齢が高くなると年収にこだわりがあり、年収ありきに判断をする企業も8割あるため、条件が合わないという判断をしてしまう。

1:求人条件でハードルを上げている⁉

応募条件でよくあるのが、〇〇(業務経験)3年以上とか、300名以上の企業経験者、スタートアップ経験者などいろいろな条件を書き込んでいる企業が多くあるけど、この条件をすべて満たしていることが条件ではない。

最低条件という人もいるけれど、あくまでも目安であるということに気づいてほしい。

これは、応募者が殺到してしまい、書類選考に時間がかかることになるため、できるだけハードルを上げて、書類選考の時間をとりたくないというのが実情である。

現場にたくさんの書類を回すとそれだけで数日から数週間かかることになるなり、人事がせっついても現場が忙しいということで書類選考の結果が返ってこない。

数週間後に連絡があればいいけど、下手をすると数かけ月から半年以上経って忘れたころにお祈りメールが届く企業もある。

経験年数があるからといって、企業が求めているレベルになっているとは限らない。

成長については個人差があり、あくまでも目安ということにしておくと、応募をしやすくなっていくのではないでしょうか。

2:ライバルは〇〇人いる⁉

例えば1人の採用枠に対して、ライバルがどれぐらいいるかご存知でしょうか?

職種によっても異なりますが、20人から30人が集まってくることがよくあります。

採用方法も多様化していることもあり、SNS経由だったり、社員経由だったり、転職サイト経由だったり、人材紹介会社経由であったり、元社員同士経由だったり、いろいろな手法で採用をしているからです。

応募をした時点で30人と戦うことになり、職務経歴書についても30人分集まっていることになります。

転職サイトで書かれているようにやってきたことを列挙しただけでは、書類選考落ちが続いて、何十社も続けてお祈りメールが届くことになります。

求人情報をしっかりと読み込んだあとに、企業が求めている人物像や即戦力のイメージができるように独自性を出す内容に変えていかないと難しい。

テンプレート型の職務経歴書をつくっている人が多いのですが、年齢を重ねるごとに、緻密な戦略が必要になっていきます。

3:経験の有無にとらわれすぎない

中途採用の場合には同業界、同業種で転職をすることが7割有利といわれているけど、実際にはそこまでの優位性は持っていない。

いくら同業界、同業種がいいとはいっても、同じ会社はありませんし、会社によってやり方も違います。

強いて言えば業界用語や業界の慣習がわかっているから、ゼロから教えることがないというところだけでしょうか。

問題解決能力であったり、協調性であったり、リーダーシップやフォロワーシップなど様々な力を持っているから、中途採用の魅力であって、そこまで大きなアドバンテージにならない。

接触回数を増やすことができたら、人材紹介会社でも、転職サイトからでの応募でも、自分が働きやすく、輝ける場所が見つかります。


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