知らないとヤバい⁉転職活動は信頼できる人と相談できる人と背中を押してくれる人と３人でやってみる

人材紹介会社も営利を求める

モヤキャリ相談室2、となりの雑談にお越しいただく人の中から増えているのが、人材紹介会社に関するものが増えている。

理由としては、売り手市場、買い手市場の2極論で片付けてしまうことが多いけど、実はその間にある無数のグラデーションについては、注目を集めることはない。

人手不足による売り手市場になっているのは十分理解をしているのですが、コミュニケーション不足であることが原因であるのは根底にある問題である。

コミュニケーションというと、相手のことを察して行動をしたり、言動をしたりするのですが、コロナショック以降から切り取ることが当たり前になり、根本から考えるのではなく、自分の正論や常識を振りかざしてくる人が増えている。

レッテルを貼ることは簡単ですが、剥がすことは難しく、そのイメージが先行をしてしまうので、印象が左右されてしまうのも事実である。

営利を求めるために応募をせかしたり、途中での面接を辞退することは許されないとか、内定が出たら承諾するのが当たり前という人材ビジネスに関係している人たちは淘汰されていくだろう。

営利を追うビジネスではあるけれど、無形商材ですし、信頼関係があるのかどうかによって変わってくるのが現状である。

接触回数を増やせばいいというわけでもありませんし、主導権を握ればいいというわけでもありません。

本当に苦しい時やつらい時に相手に寄り添えるかどうかが大きく最後の決断である内定承諾にかかわってくることになります。

売れない、数字がないから焦るんだよ

私も人材ビジネスの端くれからキャリアをスタートさせた身ですから、業界全体のレベル7の危機的状況には気になっている。

何か違和感を感じたり、何か前向きになる理由がないから、応募をしなかったり、面接を辞退したり、内定を辞退することにつながっていく。

ひとことでいうと、信頼関係が築けていないのはもちろんですが、ビジネスや打算性のない人間関係になっていないということになる。

やるかやらないかの２原論で考えることが多くなっているけれど、その間の関係性や信頼関係については全く触れられておらず、応募者は人材紹介会社の担当者が…、人材紹介会社の担当は応募者の人間性が…ということで責任のなすりつけをしている。

売れない、数字ができない営業については、この一本が決まれば今月のゼロを回避できるという気持ちが入ってしまうので、相手のことより自分のことが優先されてしまう。

それが対面で会うともろに伝わってしまうので、相手は引いてしまうことになる。

余裕をもって接することができないのはもちろんですが、社内のプレッシャーもある。

目標を達成すればヒーローになるし、目標未達であれば給与泥棒問い会われてしまう。

カウンセリングでわかるポイントとは！？

電話面談、WEB面談、対面面談でも共通していることがあるんです。
深掘りをしないで、雑談をしないで、淡々と話をするのは、カウンセリングが終了時点で、アドバイザーのチェンジをしてもらうか、黙って立ち去るかのどちらかである。

深掘りをしないでとっとと終わらせようという雰囲気を感じたら、この会社に特別な魅力がない限り、その会社を利用しない方がいいでしょう。

商品価値がないし、推薦するところもないという判断をした際によく出てくる対応である。

呼んでおいて、価値なしと判断をしたら、締めようとするところにはいい縁がない。

どんな時でもアピールをすることを忘れないことはもちろんですが、ストーリ性があってわかりやすく、再現性があるということをイメージさせるためには、何度も仮説を立てて、いろいろな人材紹介会社の担当者と話をしていくことが求められます。

転職活動は人生のターニングポイント

最近ではタイムパフォーマンスやコストパフォーマンスということで、最短距離で進もうとする人も多くなっています。

SNSをうまく利用して、自分のことを理解してくれる担当者を見つけるのも１つの方法です。

最近ではいろいろなプラットフォームがあるので、そちらに登録をしてみて、検索キーワードで人材紹介会社名を入れたりすると、出てくるので、投稿を見ながら観察をしてみてください。

仕事のこと、プライベートなことはもちろんですが、どんな人なのかが見えてきます。

気になったらDMを送って、カウンセリングを受けることも方法です。

いろいろな情報がある時代だからこそ、使えるものは使いましょう。

また、転職サイトではカウンセリングや案件の紹介などを評価することもできるようになっているので、高評価の人を探して、SNS検索をしていく方法もあります。

転職活動については重大な決断をすることになるので、ビジネスや打算性のない人間関係の人と一緒にやっていくことが求められる時代かも知れません。