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知らないとヤバい⁉あなたの周りにいる無意識な親切な人達

こんな会社はグレーゾーン

仕事柄いろいろな会社の内部を見させてもらうことが多いのですが、ブラック企業とも、ホワイト企業とも言えない、グレーゾーンの会社が多いことに気付いてほしい。

会社全体がやっているというよりは、直属の上司や先輩、後輩が優しい圧力団体になっていることも多いのが特徴。

あなたの周りにこういう人がいませんか⁉
・経営者や役員が書いた著書をバイブルにしている。
・経営者が独自に商品開発をした商品を社内ではずっと持っている。
・私の若いころは~と自慢話をしている。
・叱ったと思ったら急な手のひら返しでやさしくフォローをする。
このうち1つでも該当したら、グレーゾーンである。

やさしい圧力団体をマニュピレーターという人もいる。
マニュピレーターは身近にいる危険人物であり、自分が得をするように動き、人をあやつることが多い。

明らかな圧力をかけることはないけれど、選択肢を排除していくことで、マウントをとったりすることが多い。
こういう人が行き過ぎると、サイコパスになることもあるので要注意。

人間関係の基本はお互いがWIN=WINになることですが、自分の利益のためなら何でもする厄介者でもある。

サイコパスの場合については、攻撃性を表に出して、反社会的行動をすることですごくわかりやすく、全体の1%ぐらいの人がそれであるといわれている。

マニュピレーターは攻撃性を隠して、反社会的行動をとらないので、すごくわかりにくいのが特徴である。

ジョブ型への移行でドライに仕事ができる⁉

ジョブ型への移行することによって、今まで以上にドライに仕事ができるかというと、評価する側がマニュピレーターだった場合については、そう簡単に解雇をすることができないだろう。

会社にとっていい社員といわれるのがマニュピレーターの特徴であり、結果を出すことができずに解雇をすることができない人たちをドンドン追い込んでいくのもマニュピレーターの特徴である。

弱いものがさらに弱いものをたたく、朝令暮改のようなことが、営業会社では理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームで行われている。

ジョブ型への移行することによって、タイムパフォーマンスはもちろんですが、会社としてはコストパフォーマンスも見なければならないので、マニュピレーターの存在は同調圧力をかけやすく、優しい圧力団体として活躍してくれるのは間違いない。

マニュピレーターが心を支配していく

ビジネスパーソンの中で言われている『思考停止状態』というのは、脳がルーティン化してくれた方が楽であり、現状維持の方が何も考えなくてもいいということを良しとすることが無意識に判断をされている。

肩書がそうさせている部分もあるけれど、人には優秀な人間に支配された方が楽であると思い、人間は楽しいと思うことが良しと判断をさせるからである。

優秀な人の定義というのは人それぞれ違うものであり、100人いたら100通りであるのがあたりまえである。

自分が信じた人が支配的になることが、自己の利益だけに人を使うことがあると組織としてはすごく大変なことになってしまうから厄介である。

職業、会社名、出身大学、出身地、肩書などで分別することが多い。
社長と聞くとすごいオーラの人をイメージしやすいのですが、実はすごく腰が低くて物腰もいい人だったとしたら、本当に社長⁉なの⁉という気持ちがわいてくる。

占いについても昔から人を支配するための道具として使われてきた。
占いによって国の行く末を決めたり、農作物の豊作、不作を占ったりすることが多かった。

人生においては答えのない判断と選択を繰り返している。
自分には自信が持てない人が、賢い人であったり、先を見通せる力を持った人などが身近にいたら盲目的に信じてしまうことになり、心が支配をされていくことになってしまう。

心が支配されるまでの5つのステップ

信頼関係があることがもちろん前提にはなるのですが、ほとんどの場合は5つのステップによって心を支配されていくことになる。

最初は好意や関心を示すことから始めていく。
いいねという称賛の嵐からはじまって、徐々に距離を詰めていきながら信頼関係を構築する。

2つ目は社会的な遮断を行ってくるけど、気づきにくいレベルであるので違和感があっても声を上げる人はほとんどいない。

よくあるのが入社前の合宿研修であったり、週末を利用した合宿生活で社会的に遮断をすることが多くある。

そして悪口をいったり、批判をすることによって人と距離を取りながら、人間関係を崩壊させることをひそかにやっていく。

3つ目は、恐怖を与えることで、決定的になっていく。
新卒研修などで小テストで満点をとれなかったら、「お前ら、研修中に何を聞いているんだ!研修する意味があるのか⁉」という恫喝をすると、満点を取らせるために徹夜をさせて勉強をさせたり、グループワークをさせたりする。

再試験で満点をとれなければ、個人的にねちねちと詰めていく。
「なんで取れないの⁉」「勉強したというけど満点取れないじゃん」「結果がすべてなんだよ!」などといいながら詰めていくことをする。

精神的にどんどん追い込んでいくことはもちろんですが、肉体的にも追い込んでいくことによって、会社の思想や理念を植え付けていると勘違いをしている。

4つ目は権威の構築である。
専門的な人や関係性を構築できた人によって、ほかの集団に所属をさせないことなど、妨害行為をしてくる。

最後に自己決定を放棄させること。

オワハラなどはここにあたる。
内定と引き換えに就職活動を停止させて、内定承諾書にサインをさせることによって、心理的に抑え込むことが目的である。

内定承諾書を提出したからといって、職業選択の自由を侵しているということに気づいていないから不思議である。

自分より経験がある人達を信じてしまったりすることが問題である。
おかしいと気づいても言えないことが多く、社会的な関係が断絶されていたら、どんどん漬け込んでいき、他人を信頼することができなくなってしまうと、他人に相談をすることができなくなってしまう。

賛美のシャワーを浴びせることによって、またはSNSのいい値を付けることによって、その人の心の中にどんどん入っていくことになる。

怪しさを払しょくするぐらいのいい人だからこそ、信用される人になり、善意の第三者として寄ってくるから厄介なのである。

できる社員は嘘、大げさ、紛らわしいことをいいながら、情報を捜査していく。

マニュピレーターは自分のために他人を使うことが多く、無意識のうちにやっていることが多いので、見極めるのがすごく難しい。

自分の置かれている状況をアウトプットして、外部に見てもらうことが一番いい方法。


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