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知らないとヤバい⁉失敗しない転職を実現するための8つのポイント


誰でも起きうることだから気をつけてほしい

新年度を迎えようとしている時期ではありますが、春バテや五月病などといわれることが多くあります。

出社するのが辛い、出社をすると憂鬱な気分になったり、睡眠不足になったり、倦怠感が押し寄せてきてしまう。
週末や休日は1日中寝てしまったりしてしまうことがある。

新年度を迎えると人事異動が発生したり、新卒、中途問わずにいろいろな人が入社をしたりして、環境が一気に変わる時期です。

新しい上司と馬が合わなくなってしまって、転職を考える人もいれば、新卒で入ったにもかかわらず転職サイトに登録をして、静かな退職をする人もいます。

何がきっかけで転職をするか考えることになるかはわかりません。
転職を考えるのはいいけど、いざ辞めるとなると次の職場が決まっていなかったり、生活費や税金などお金の面でも心配になるため、すぐには辞められずにモヤモヤしている人が9割いる。

新しいキャリアを手に入れたり、新しい風景を見るために乗り越えなければならない壁が存在している。

失敗しない転職を目指すのであれば、自分が抱えている不安や不満と向き合うことを忘れてはいけません。
そして、その不安や不満を解消するためには、どんな業種、どんな業界でどんな仕事をするかということをしっかりとイメージすることです。

転職は打算でするものではありませんし、自分自身の判断基準をしっかり持っていないと、失敗するリスクが高くなるのは事実です。

1:4つの知るから自己分析

4つの知るとは⁉

感情を知ること、性格性質を知ること、できることを知ること、生活を知ることで、自分を客観視することができるようになります。

感情を知る

感情を知るということは自分が好きなことや嫌いなこと、モチベーションが上がることやモチベーションが下がることなど、自分の感情が上がること、下がることを細かく書き出してもらいます。

やりたいことをやろうという雰囲気になっていますが、実際にはやりたいことが見つからない人って9割います。

たまたまそこに行きついた人がいたり、自分がこれをやりたい!って宣言をして周りの人を巻き込んだりしてやっている人もいらっしゃいます。

長く続けることを考えると、好きなことや熱中をすることができるようになった方がいい。

一発屋のように、一瞬の最大瞬間風速でビジネスが成功したとしても、人生100年時代ですから、何度もヒットを連発していかなきゃいけません。
一発屋で終わってしまうということは忘れ去られてしまう悲しい時の人になってしまいます。

性格や性質を知る

性格や性質を知ることで、性に合っているとか性に合っていないとか、飽き性だとか、熱中する力があるのか、突破力があるのか、せっかちなのか、おおらかなのかなど、言語化をしていきます。

できることを知る

できることを書き出すのは、細かくスキルをチェックすることができるようになるのはもちろんですが、当たり前のようにできることまで上げてもらうため、あっ!実はこういうこともできたんだっていう気づきがあります。

例えば、約束を守るとか、靴ひもを結ぶことができるようになったとか、すごく当たり前のことだけど、誰でもできるから関係なしといって書かない人が多いのですが、こういうところから細かくいろいろなできることを表現していただきます。

生活を知る

生活を知ることで優先事項が決まってくることになることが多い。
給与がいくらで、家賃がいくら、光熱費がいくらで、接待交際費がいくらでというようにお金の流れもそうですが、時間の流れも生活を知るうえで必要になります。

時間がなくて…忙しくて…というのであれば、時間の使い方を気にしてみると意外にも無駄な時間が多かったということに気づくことがあります。

2:現状を把握する

4つの知るについて書き出すことができたら、次にやってほしいことは、あなたの現状をしっかりと把握することです。

もしあなたが問題に直面をしているのであれば、一時的な問題なのか、改善をすることができる問題なのかということを見極めてほしいからです。

一時的な問題ならば、いつまで我慢すればいいのか、改善することができるのであれば、どうしたらいいのかを考えて、転職をすることと天秤にかけて考えてみてください。

年収や労働環境の変化というのは、転職をすれば解決することができるのですが、人間関係など転職をすることで解決することができない問題も多く存在しており、それが転職する理由になっているなら、転職をしても失敗をするリスクが高いでしょう。

また、入社してからこんなはずじゃ~なかった~と後悔してしょうがないので、慎重かつ大胆に行動をしなければならないのです。

一例ではありますが、自分を客観視するためにはどうしたらいいのでしょう。

・今の仕事(職種)になってどれぐらい経過しているのか?
・今の会社に入社してどれぐらい経過しているのか?
・今の仕事の好きなところと嫌いなところは?
・自分の強み、長所、実績、やりたいこと、できることは?
・あなたのキャリアの目的地はどこなのか?

現状を把握することによって、転職をするのかどうか、転職する時期はいつなのかなど、時間の流れの中にしっかりと見えてきます。

自分に正直になって、不安や不満、欲などがうっすら浮き上がってきます。
感情や欲望に蓋をしてしまうと実現をすることは難しくなるので、感情や欲望などについてもしっかり向き合ってください。

状況が変化しないという結論に達した時に初めて転職という選択した急浮上してくるんです。

3:選択肢を探す

転職をするという選択をしたのであれば、選択肢を探しておく必要がある。
あなたのライフスタイルや優先事項はもちろんですが、お金の不安などもあるので、一番最初にやっている4つを知るというワークが役に立ってきます。

・今の会社にとどまることを選択したら、部署移動ができるのかどうか
・転職をすることで別の業界、業種で新しいキャリアを築く
・リスキリングをして、新路をみつけだす
・フリーランスになって自分でビジネスをやってみる
・キャリアブレイクをしたり、セミリタイアをする

など、いろいろな選択肢が出てきます。
お金に対する不安、キャリアに対する不安があるなら、履歴書や職務経歴書にかけないことがないようにしないといけません。

不安や不満を解消するための選択肢をここでは並べることになるのですが、人ぞれぞれの状況によってこの選択肢は大きく変わってきます。

4:期限を具体的な日付で決める

いつかやろう、そのうちやろう、時期が来たらやろう…先延ばしにする癖がある人は注意が必要です。

具体的にいつまでになにをどうするということを示すことによって、あなたの覚悟が決まってきます。

転職活動が3カ月という短いスパンでやることが常識になっているのは、鉄は熱いうちに打てという言葉があるように、覚悟を決めて一気にギアをあげないと放浪してしまうからです。

時間をつくることができないという人は時間をつくるための工夫をしなければなりませんし、1年単位になるということになると、時代の流れも変わってしまうし、商品価値、感情価値、市場価値も変化してしまう。

3カ月から6カ月先を見越して転職活動をすること完結させることを考えてみてください。

・SNSでの発信やイベントや交流会などへ参加をして、弱いつながりをつくる
・自己分析、求人への応募、リスキリングを始めるタイミングなど
・今の会社に退職交渉を始める日
・今の会社の最終出社日
・新しい会社の入社日、リスキリングの学校への入学日
・有給休暇の消化や手続きの期間

期日を決めて日付をいれることによって、何をしなければならないのかがはっきりと見えてくることになります。

5:お金を確保する

計画をしていても思い通りに進まないこともあります。
また、フリーランスで仕事をする人や独立をする人にとっては、開業資金が必要になったり、事務所が必要になったり、意外とお金がかかるものです。

また、ブランクがあいてしまったり、急な入院や予期せぬ事態も想定されるため、目安としては月額給与×6カ月分は手元に置いておきたいものです。

4つの知るで生活を知るでちゃんと分析をすることができていると、ここはスムーズにクリアすることができるようになります。

退職をすると健康保険料や社会保険料の負担が増えたりすることもありますし、住民税の支払いなどもあるため、意外に貯めていたお金がどんどん目減りしていくことになる。

銀行口座の残高が目減りしていくと、心技体が崩れ始めてしまうので注意が必要です。

またリスキリングで学びなおすことを選択した場合には、入学金や授業料なども追加されるので、お金の確保をちゃんとしておかないと、夢半ばで挫折することになるので気をつけてください。

6:リブランディングをする

自己分析をしているため、パーソナルブランディングをすることはすごく簡単にできるようになります。

SNSを使ってご自身のブランディングをリブランディングしてください。
SNSも多岐にわたってあるのでどれを利用したらいいのかわからないという人もいらっしゃいます。

ビジネス系のSNSであるLinked inを利用することをオススメします。
日本でも数年前から活発化しており、英語が使えなきゃいけないとか、ハードルが下がっているから、参入しやすくなっています。

転職サイトに書き込むようなところとFacebookやブログの機能が一緒になっているため、使いやすい面も多くあり、日本人も多く利用しているのが現状です。

Facebookはクローズドの世界になり、友人、知人はもちろんですが、顔見知りでないとなかなか申請をしても受け入れてくれません。

Linked inについては、オープンな世界であり、つながり申請についても多くの人が受け入れてくれるため、弱いつながりをつくりやすくなっている特徴があります。

また、ホームページの作成などができるのであれば、あなたの実績などについても書き、人柄が見えるようにするといいでしょう。

SNSやホームページはあなたの分身であり、24時間365日活動してくれるツールですから、こまめに書き換えたり、作り直したりしておく必要があります。

7:弱いつながりを活用する

SNSだけに依存することはすごく危険なことです。
あなたの友人、知人の弱いつながりを活用することで、オンラインとオフラインの両面から、リブランディングをすることはもちろんです。

新規の人にあなたの人徳を理解するまでには時間がかかることになりますが、あなたをしている友人・知人は人徳を理解しているため、話が早く進む傾向があります。

リファラル採用とかアムナイル採用などともいわれて、弱いつながりから転職先を探すことも1つの方法になっています。

もし、スキルに不安があるのであれば、e-ラーニングや通信講座を利用して知識とスキルをパワーアップさせることも必要になるのでしょう。

あなたのスキルやマインドを知っている人たちが、スカウトとして活躍してくれることもあるので、弱いつながりを大切にしてください。

8:記録をしっかりつけておく

記録する方法は人それぞれですから、自分のやり方でまとめておいてください。

Excelやスプレッドシートなどを使うことで1つの資料ですべてが見渡せるようにしておくことがポイントです。
一元化することによっていろいろな気づきがあり、反省をしやすく、次へのステップが明確になっていくでしょう。

・目標の設定と準備について
・進捗状況について
・評価と自己判断について

この3点についてしっかりまとめておくことが必要です。

目標の設定と準備については、時間の流れに合わせて日付を入れて、いつまでに何をどうするということを詳細に書き込んでください。

進捗状況については、企業からの連絡が無かったりすることも多く、1年以上経ってからお見送りメールが届いたりすることもあるので、1週間以上音沙汰がないなら縁がなかったとして見送ることをオススメします。

運と打率とタイミングが合わない企業では、あなたのパフォーマンスが十分に発揮することができないのはもちろんですが、当たり前のことを馬鹿にせず、ちゃんとできない会社というのは、魅力がないということになります。

応募する人に対しては細かくチェックするのに、自分に対して甘いということはビジネス上、絶対にあってはなりません。

ワンクッションのメールがあればいいのですが、音沙汰なく1週間放置されたら、問い合わせることも手段ですが、印象が悪くなる可能性もあるので、サイレントで見切ることが必要です。

評価と自己診断については、面接に進んだ際につけておいてほしい項目です。

書類選考の場合、お祈りメールには詳細を書くことはありませんが、面接に進んだ時には相手のリアクションだったり、表情から読み取れることも多くあります。

あっ!この発言をしたら表情が曇ったとか、この答えだで引いたなぁとか、面接官のマイクロジェスチャーが読み取れると次への反省になり、戦略的に面接に臨むことができます。

一発クリアを目指すのがいいのかもしれませんが、面接でのトーク内容や発言について精度を上げていくことで、本命企業で内定が出れば御の字です。

遠回りのように見えるけど、一番最短距離で進んでいることがあるのです。

失敗しない転職をするには8割の準備ができていないと、リスクが高くなっていくことに気づいてください。

なんとなく打算的にやっていても、転職を繰り返してしまうだけです。
後悔をしても職歴を重ねてしまうか、3年ガマンをすることによって、心身を壊したり、市場価値、感情価値、商品価値が下がってしまうかも知れません。

決断をするときは人の意見に耳を傾ける前に、自分自身としっかりと向き合って判断をしてほしい。

自分の中にきちんとした基準を持っていたら、どういう状況であったとしても踏ん張れるからです。




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