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知らないとヤバい⁉人手不足と人材の流動化とリストラと…私たちの働き方が変わってくる!?

2020年から2025年にかけての働き方改革

2020年コロナショック影響で働き方がぐっと変わった。
それまでは出社することは当たり前、長時間労働が当たり前、サービス残業が当たり前という状態だった。

コロナショック影響で出社することができなくなった人たちは、パソコンを自宅からつないでリモートワークに変化をしていった。

大手企業では当たり前になったリモートワークですが、いまだに対面で出社することによって相互監視体制に戻っているのが現状である。

コロナショック影響が収束に向かうことによって、以前と同じように対面でストレスを感じることなく仕事をすることに戻ってしまっている。

リモートワークでWEBの画面越しだと疲れてしまうことが多く、空気感や熱量がわかりづらいこともあり、対面の面接、面談よりも空気を読まなければならないため、疲労度が多くなってしまった。

文字でのコミュニケーションやリモートワークによるハラスメントも発覚しにくいこともあるため、相互監視体制の出社形式に戻ってきている。

45歳定年制が現実味を帯びている

2020年からのコロナショック影響で管理職の優劣はもちろん、企業としても内部留保を使い切ってしまっていることもあり、若手のリストラも始まっている。

岸田内閣が発足をした時に、令和版所得倍増計画ということで、賃金アップを目的としていたが、参議院選挙を前にして、方針が大きく変化してしまった。

投資による所得倍増計画ということになってしまった。
日本人は儲けることを美徳としておらず、いきなり投資をしてくださいと言われても、基本給がダウンしており、物価が9.1%も上昇しているうえに、これからはインフレのリスクもあるのが世界の状況。

しかも、貯蓄を持っているのはミドルからシニア層で1000兆円を超えており、この数パーセントが市場に流れてきたら活性化するともいわれている。

その一方で緊急事態宣言でばらまいた無利子の融資について、回収が始まっているわけですが、自己破産をする人も増えているのが現状。

企業は内部留保をためて、不測の事態に対してリスク回避をすることになると推定されると、市場が活性化することによって、さらに貧富の差が大きくなっていくことがこれから起きるかもしれません。

企業としては低賃金、低姿勢、長時間労働をする者を好む傾向にあり、生産性や効率性を求めていくため、タイムパフォーマンスが悪い社員についてはどんどん早期退職の勧告をしたりすることになるだろう。

同調圧力という巨大な敵に対して、戦いを挑むことは無茶苦茶なことになります。

セカンドキャリア研修でリストラの対象になっている社員を追い込んで、型にはめてところてん方式で退社に追い込んでいくこともある。

〇〇さんは早期退職制度に応じてくれたのですが、××さんはなぜ応じてくれないのでしょうか?というように、これから人事はリストラの対象者に対して上司と連携をして同調圧力をかけていくだろう。

そして、45歳以上の管理職を中心としたリストラを行う理由としては、実績も信頼も十分にある若手を出世の行列に並ばせず、登用をしたいという意思もそこにはある。

時代が変わっているのに、リスクを取らずに、自分の思い込みと先入観と原体験でチャンスを逃してしまわないように必死になっている。

現状維持は衰退を意味しているということを経営陣は理解をしている。

最近では、部下の評価を上司をするのは当たり前ですが、部下が上司の評価をする時代になっています。
部下が信頼していない上司の下では才能がつぶされてしまう可能性もあり、人材の流出ということは企業にとってマイナスになってしまうだろう。

リスキング、リカレント教育が流行る理由

教育研修費というのはここ30年以上にわたり縮小傾向になっている。
これからの時代は自分で自分のスキルを磨いたり、社会に通用するスキルや資格を身に着けるために学びなおしが必要といわれてきた。

自社の利益を削って、会社を利用するかもしれない社員に対して教育研修費をさくのであれば、福利厚生の一環で返還をする方法をとる会社がある。

また、教育給付金制度をうまく利用して学びなおしを進める会社も多くある。

教育給付金制度については人事が教えてくれないので、自分が該当をしているのかどうか、申請をしてくれるのかどうかを確認しておく必要がある。

資格取得をしても実際の業務に関係のない資格を取ってしまった場合については、クラウドワークス、ストアカ、ココナラなどのプラットフォーム上で実績を作っていく必要がある。

いきなり独立をしたとしても、実績がない場合については売れない状況が続くことになり、ご祝儀相場などを期待していても無理ですから。

運×期待値×努力×打率で確率を上げないと

最近ではSNSのDM、メールを利用していろいろとコンタクトを取れる時代になり、昔のテレアポのように「うちの商品すごいんですよ!つかってもらえませんか?」というような内容のDMが増えている。

信頼関係ができていればいいのですが、信頼関係も築くことはなく、いきなり売り込みをされてしまっても購買意欲のない人にとっては時間の無駄である。

会社員もフリーランスも仕事のプロとして頑張っているひとであれば、期待値を超える必要性があることをしっかりと理解をしています。

80の期待値をクリアしていけば、8掛けということになり、減点の対象になっていく。
持ち点がどんどん減っていくと、仕事の依頼が来ることはない。

また、努力についても正しい方向で正しい努力をしなかったら意味がない。努力についてはその人がどんな状況下においても手を抜かず、基本に忠実にやっていくことができれば、ここでの減点は避けられる。

打率とはその仕事を受ける、受けないという問題である。
キャパシティーがいっぱいになってしまって、仕事を飛ばすぐらいであったら、話をもらったときに「今は仕事がいっぱいですので、次回チャレンジさせてください」ということを伝えておこう。

副業・複業という時代になっているわけですが、会社員だから安泰という時代は終焉をむかえており、2025年までの3年間にどのような準備をするのかを考えながら行動してください。

2025年になって、あっ!やっちまった!と後悔しても仕方ないのですから。

リモートワーク、ワーケーション、終身雇用の完全崩壊、45歳定年制、リカレント教育、リスキング教育は、個々でばらばらのように見えるのですが、2025年のリ・リ・リ・リストラの時代への布石であると考えると、点が線になり、線が面になっている。

ここからあと約3年という期間でどれだけ準備ができたのかどうかで、2025年の新しい時代の幕開けにスタートダッシュできるのか、大きく後退をしてしまうのか、まさに運命の分かれ道である。

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