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知らないとヤバい⁉アップデートができないとリストラの対象になる⁉3つのポイント


疎かになっている⁉人材育成問題

若手が離職することには敏感になっているけど、介護離職も増えているのは事実である。

5080問題が起きており、これから管理職のポストがあいてくる時代に入ってくる。

ミドル世代の優秀な人材を管理職登用をしたいけど、管理職は罰ゲームといわれる時代になってしまっているから難しい。

年収面は平社員より悪くなり、タイパも落ちて、責任だけが肥大化していく。

管理職の育成はバブル崩壊から続いていた問題であり、リーマンショック、コロナショックで内部での教育システムや研修制度がなく、管理職の背中を見ていた時代である。

なにか見えない壁があったり、ハラスメントになるんじゃないかということで壁をつくる人もいる。

いいたいこと言えない世の中になり、忖度をする時代になってしまったのもうなづける。

確実にアップデートできないと、これからの時代は生き残ることができないだろう。

働き方3.0→4.0の時代!?

第二次世界大戦後からバブル期まで続いていた、終身雇用、年功序列で経済が右肩上がりで、アメリカに追いつけ追い越せの時代があり、東京の夜景は残業をする人達でつくられていた時代。

24時間戦えますか⁉とか、休日出勤当たり前、接待づけで深夜までが当たり前の時代だった。

長時間労働が当たり前であり、出社することで総合監視体制を築いており、お互いの免罪符になっていた。

それまでは右肩上がりの定期昇給があり、ボーナスもゼロ回答ということはなく、平均で3か月~6カ月前後出ていた時代である。

バブル経済が崩壊して、余剰人員、余剰在庫、不良債権を処理するために大型なリストラがおこなわれ、ターゲットになったのが、定年退職間近の50代だった。

団塊の世代が定年まで逃げ切れると考えていたところに、大きな落とし穴があったことに気づいた瞬間でもある。

その後、実力主義と年功序列が並列した評価制度のもと、まだまだ年功序列や終身雇用が崩壊することはなかった。

スクラップビルドを繰り返しながら、適正許容量に会社がなってきたころ、リーマンショックが起こり、東日本大震災などが起きて、いつ何が起きてもおかしくない時代だった。

そのころから企業はいつ何が起こるかわからないため、内部留保をためることになり、実質年収が下がっていくのはもちろんですが、ボーナスもゼロ回答も多くなってきた時期である。

そして、2020年に世界中でコロナショックが起こることになった。

今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなってしまって、リモートワークが一気に浸透をした。

同じ空間、同じ時間、同じテーマで話をすることで商談がなされていたけど、WEB上でタイムラグが数秒から数十秒の間があいてしまうことになってしまうので、実に間抜けなことになってしまっていることにも気づいた。

リモートワークによって起きたのが、相互監視体制の崩壊に伴い、常時カメラON、マイクONのハラスメントが発生したり、立場を利用したお部屋訪問のようなハラスメントなど、周りの目がないことによっていろいろなハラスメントが発生した時期でもあった。

2類から5類に変更されたことによって、出社に戻る形になる会社、出社とリモートワークのハイブリッド型、リモートワークの継続など、いろいろな会社の特徴が出る形になった。

生産性を重視!タイパ重視!の働き方

昔、すし職人を育成するための専門学校ができたことで有名になったことがあった。

数年から数十年単位で修業をして身につけた技術を基にして、独立することが当たり前だったけど、すし職人の専門学校に行けば、下積み期間を短縮することができ、海外で就職することができればチャンスが大きいということが話題になった。

下積みをしないでチャンスをつかむ方法というのは実にいろいろあるわけで、ボスコントロールをして、見えない努力をして、技術を身につけることができるようになるまでの時間が、個人差があるといわれていた。

才能×努力の掛け算で決まるわけですが、才能と努力の両方を持ち合わせている人はごくわずかの人といわれています。

上位5%が才能と努力の両方を持ち合わせている人であるとしたならば、残りの上位15%の人たちはどんな人がいるのだろうか⁉

才能についてはどこで花を咲かせるかはわかりませんが、どんな状況下においても手を抜かずに努力できる人達が多くいらっしゃいます。

例えば、芸人さんとして頑張ってきたけど花が咲かなかった人が、居酒屋や飲食店の経営を任せてみたら、お客さんが行列をつくるような有名店になっていたり、元スポーツ選手であまり実績をあげれなかった人が、ラーメン、うどんなどの飲食店で修業して、店を任せられるようになったり、人の才能がどこで開花するかはわかりません。

共通して言えることは目の前にあることに対して一生懸命に努力をされているところがあります。

遠回りをしたけど、幸福度が依然と比べて増している人が実に多くいます。

時間内にきっちり終わらせることができるようになり、下積みが不要であるという人もいらっしゃいますが、人それぞれですが下積みの時間は必要ですね。

会社組織にいると、重要事項が決まる前には根回しをしておかないといけないとか、決裁権者はだれでどういう性格なのかなど、細かくやらなきゃいけないことが多くあったりします。

下積みがないと信用と信頼を得ることができていないわけですから、正論だけをぶつけたとしても前へは進みません。

20代のうちにいろいろなことを経験しておくということは、遠回りかも知れませんが、年齢を重ねてきたときの武器として使えることが実に多くあります。

生産性重視、タイパ重視でやっていくとしても、仕事はチームで行うものですし、上司や同僚の力を借りないとできないことも多くあるのです。

一見すると不都合な生産性重視、タイパ重視には見えない行動かもしれませんが、人を動かしたり、組織を動かしたりするのには必要なことなんです。

リスキリングが大きな転換点になる⁉

政府が力を入れている政策の1つにリスキリングがありますが、これは労働寿命が40年から60年に伸びたことは間違いありませんが、夢の年金生活で悠々自適に暮らせる時代は終了していることを意味しています。

老後2000万円問題に端を発した老後破産問題。

年金制度ができた当初の平均寿命が50歳から60歳の間であったため、50歳で定年を迎えたとしても、60歳までの10年間は国が最低限の生活を保障しましょうということで始まった制度だったんですね。

高度経済成長期を迎えてバブルが崩壊することから、日本は将来少子高齢化になることを言われていました。

年金制度が未だに変わっていないので、健康寿命を延ばして働いてくださいというのが政府の裏の狙いである。

TOYOTA会長の終身雇用崩壊宣言のように、年金制度も変わらなければなりません。

たばこ税増税、ガソリン税増税などでは、一部の人たちが割を食う形になっていたのですが、消費税については国民全体で負担するものというイメージが大きい。

インボイス制度、電子帳簿保存法の改正などによって、中小企業やフリーランスが割を食うことになってしまった。

そして、扶養家族の103万円、130万円の壁と、将来の年金不足を予測して、雇用形態を問わず、社会保険への加入が進められていく形になっている。

その後、ビジネスパーソンの退職金に対する課税であったり、非課税処理をしていた項目である通勤交通費やいろいろなものから、税金を獲ろうと必死になっている。

学びなおしをしてもらっている間に失業保険の給付があるのは、現在でも職業訓練給付金制度があり、企業も失業者にもお金が出ている制度があるにも関わらず新たにやろうとしている。

リスキリングができたとしても、実戦での経験が問われる可能性があるため、すごく微妙であるのは間違いないだろう。

これからの働き方が変わってくる!?

働き方も時代によって大きく変わってきた。

休日出勤当たり前、上司からの呼び出しにはすぐに駆け付ける、接待づけの日々で24時間戦えますか⁉という時代が電通事件や過労死問題がとりだたされるぐらいまで当たり前のようにあった。

2010年ごろから、やりたいことを仕事にするをモットーにした、第2次フリーランスブームやノマドブームが起こった。

会社に依存することなく、やりたいことを仕事にして、ストレスフリーな生活を送る人たちが多くなった時期。

2020年のコロナショック前後からは、空前の副業・複業ブームが起き始めてきた。

スキマ時間をウーバーイーツなどのギグワーカーとして働く人が多くなってきたのと同様に、ネットフリマで稼ぐ人、せどりで稼ぐ人など、いろいろな働き方で稼ぐ人がいた一方で、億り人といわれるような投資で稼ぐ人もいた時代。

働き方の多様性ともいえる時代に突入をしたことによって、より将来が不安になる人が続出しているのも事実。

これからの時代については、新卒入社で入った会社で経験をしっかりと積んで、実績を積んでから転職をすることになる。

経験と実績で評価をされる時代になってくるのはもちろんですが、ジョブ型の導入によってより専門性が求められる時代でもある。

30歳前後で一度転職をして、即戦力として会社員としての市場価値を高めつつも、副業・複業をしていく時代である。

40歳前後になると出世レースが終わってしまうため、決裁権のある課長級クラスになれない場合については、かなり厳しい現実が待っているのは間違いないだろう。

そこで転職市場に出てきて、会社員としての市場価値がゼロ評価ということになると、かなり致命的なことになってしまう。

そうならないためには、副業・複業において、信用と実績を積む必要がある。

副業・複業をするには覚悟と時間が必要になるため、中途半端な気持ちでやるのであれば、会社員としての市場価値を高めるべく、社内において信用と実績を上げていくことをオススメする。

会社で必要とされる人材になり、定年後も再雇用のチャンスがあるわけですから、信用と実績があれば間違いなく、再雇用されることになるでしょう。

再雇用をされないということで独立をして、フリーで仕事をするといっても、覚悟がなければまったく意味がありませんし、食い扶持を保つだけでも大変な時期になっていくことは間違いありません。

副業・複業をしながら、点をうちまくって、それを線にして、線を面にするまでは時間がかかりますし、〇〇といったら、××さんというイメージができるまではさらに時間がかかるでしょう。

ネットをうまく活用しながら発信していく人もいれば、モクモクと信用と実績を積んでいく人もいます。

クラウドワークス、ココナラなどのプラットフォームをうまく利用しながら、実績を上げていくことも可能ですし、ご自身の弱いつながりを利用して実績と信頼を勝ち取ることもできる時代です。

正解はありませんが、40代でリストラの恐怖と戦いながら、組織に残っているのであれば、一度きちんと自分の内面と対話をすることを忘れないでください。

自分の内面と対話をすることによって、自分が進む道が見えてくるのはもちろんですが、今後の働き方について考えるいいチャンスかも知れません。

不安だから行動をしないというのは、非常にもったいないことです。

不安だからこそ新しいことにチャレンジをして、不安を払拭していくしかないのかも知れません。

自分自身の中に答えはありますので、ご自身の中にいる小さな自分に問いただしてみてはどうでしょう。

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