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知っている人がコッソリ実践している⁉3つの雑談の力
失って初めて気づいた!?雑談の大切さ
3年ぐらい前からですかね。
人と話す機会が大きく減った。
コロナショックの影響で対面のコミュニケーションから、オンラインでのコミュニケーションに変化をしていった。
タイムパフォーマンス重視するあまりに、雑談の時間はもちろんですが、初対面からオンラインになるので、雑談する時間やアイスブレイクの時間というのが、かなり短くなったと感じるようになった。
最初のうちは必要なことだけのやり取りをすることで、なんて無駄な時間がなくなり、時間を効率化して使えることに心地よくなっていた。
業務連絡は電話ではなく、メールやlineなどの文字コミュニケーションになるので、普段の丁々発止のコミュニケーション以上に、行間を読むということになり、疎外感もあった。
丁々発止のコミュニケーションの必要性については、オンラインミーティングが当たり前、文字コミュニケーションが当たり前になったころから感じていた。
一見すると不必要だと思っていたことであったとしても、人によっては必要なことなんだなぁと気づかされました。
失ってみて初めてありがたみや必要性が分かった瞬間です。
間抜けの法則
対面のコミュニケーションとオンラインのコミュニケーションとでは、なんであんなにも違うものだと思うようになったのでしょうか。
対面のコミュニケーションは丁々発止のコミュニケーションであり、相手の表情や言葉の抑揚などを直接感じることができるのと、同じ時間、同じ空間、目的をその場で共有することができるので、スムーズなコミュニケーションが取れるようになっていた。
オンラインでのコミュニケーションになると、通信状況によって大きく左右されるだけではありませんが、リアクションタイムが必要になります。
一拍おこうとして間をとるとその瞬間に相手がしゃべりだすことがあった。
また、リアクションも通常の3倍とはいわないけど、オーバーリアクションをしていないと、画面上では伝わっているかどうかは全くわからない。
なぜなら、同じ時間と目的の共有をすることができるけど、同じ空間を共有していないため、どうしても間抜けになってしまう。
タイムパフォーマンス重視の世界
ZOOMで飲み会、オンライン飲み会なども活発化してやっていたけど、なんか違和感を感じていた。
対面の飲み会、食事会というのはいたるところで会話が弾んでいた。
2人から3人で隣同士や対面の人たちと小さなグループができ、その中でいろいろな話をすることができた。
また、席をドンドン動いていくことによって、限られた時間の中でいろいろな人と話をする機会があった。
それがオンラインになり、パソコンの画面を見ながら飲み会をしていたとしても、内心は早く終わんねーかなぁーって思っていた人も多いだろう。
オンライン飲み会で起きるのは、まるで自分がひな壇芸人のような感覚に陥ってしまったからである。
いろいろな話を自由気ままにできたのが対面の世界ですが、オンラインの場合は誰かが仕切り、話を回すことが基本パターンになってしまった。
丁々発止のコミュニケーションにはならず、一方通行のコミュニケーションだったり、ひな壇芸人のようにトークの切れ味がよくないと、つまらない人と思われてしまっていた。
実は雑談やたわいもない話をすることがすごく重要であるということに気づいたのはこの瞬間だった。
雑談やたわいもない話が好きじゃない人もいるし、タイムパフォーマンス重視の人もいるから、一概には言えないけど、失ってみて気づいたことでもある。
雑談をすることで信用と信頼を得ていた!?
出身地が一緒であったり、同じ学校の卒業生であったり、同じ趣味を持っていると、なんかわからないけど妙な親近感が湧いてくることがよくあった。
そこを突破口にしていろいろなことを深堀していくと、その人が大切にしているものがわかるようになった。
何かを決める際の基準でもあり、地雷を踏まないようにするためには、大切にしているものが何かということを聞き出す必要があった。
人の懐に入り込んで、ここまで言っていいのかな?ここは踏み込んじゃいけないのかということを雑談の中から探りだしていた。
よくあるのが正論でかみついたりすると、不機嫌な顔をする人もいたし、いじってみようと嚙みついてみたら、懐の深い人など、本当に多種多様な人がいて、気が付いたら似たような人たちが集まってきた。
そうすると居心地はすごくいいのですが、成長しているかどうか不安で仕方ない。
いつも同じ人たちに囲まれて仕事をすることはすごくいいことなんだけど、どうしても反応がいつもと同じであったり、考え方が固まってしまわないだろうかという漠然とした不安が襲ってくるようになった。
常にコミュニケーションをとりながら、常にいろいろな相手を入れ替えることによってその不安を打ち消そうとして必死だった。
営業時代の大先輩から教わったことがそこにはあった。
常に成長したい、上を目指したいという気持ちを忘れるなよ!そうしないとあっという間に下り坂になり、上ってきた時間の何倍も速く転げ落ちていくからな。
一度頂点に立ったと感じた瞬間にあとは下るしかないんだ。
そうすると人の見たても変わるし、運まで逃げてしまう。
一度逃げてしまったら、次はいつ来るかわかんねーから。
お前はコツコツと信頼関係をしっかり築いて、信用をためていくタイプだからこそ、常に上を見ていく必要があるんだよ。
社会人1年目の若造に説教じみたことを言っていた。
その先輩と仕事をしてきたからこそ、今の自分がいると実感している。
雑談をすることで脳内整理ができる⁉
フシギなのは人と話をすることで、脳内が整理されることが多くある。
ひとりで考えていると、市場に出していないので、市場価値と商品価値がどんなもんかわからない。
感情価値については、常に最高値をつけている状態だけど。
人に話をしてみて、市場価値と商品価値がわかると、これでいける⁉ということもあるし、あっちゃー!?ここがヤバいのか⁉と気づくこともある。
感情価値で最高値をつけていたとしても、人と話すことで一気に大暴落することもよくある。
いろいろな人に話すことによって、ブラッシュアップされていくことになり、それが理想の形に近づいて行ったときに、市場価値、商品価値、感情価値が最高値をつけてくることになる。
質を高めるために自分ひとりで考え込むより、とりあえず思いついたことをドンドン話して、脳内を整理するのと同時に、試作品を作っていく必要がある。
試作品を何個も作っていくうちに、もっとここをパワーアップさせたいとか、ここはこうした方がいいという部分が出てくる。
そこをブラッシュアップしながらやっていくことによって、鉄板トークというものができてくるのではないだろうか。
いいたいことも言えない時代だからこそ、雑談を通して、市場価値、商品価値、感情価値を世間と合わせていくことが必要なのではないだろうか。
それだけ、雑談というコミュニケーションでいろいろなことができる潤滑油でもある。
タイムパフォーマンス重視するあまりに、雑談を通して人を見る、人の大切にしているものを理解するということをしなかったらもったいない。
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