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本当は教えたくない!?転職活動を失敗に導くかもしれない!?求人広告の3つの言葉に注意!

転職は心技体が揃っている時にやろう!

転職活動をされている2000人以上の人を分析していると、ちょっとしたことに気づいてしまいました。

転職活動は心技体が揃っているときに行うことが一番いいのですが、現職を退職してから行う人がいらっしゃったり、現職中に転職活動をされていますが、なかなか理想通りの展開にいかずに長期化している人など、年代や職種によって大きく違います。

年を重ねていくごとに、即戦力として結果を残すことはもちろんですが、会社に貢献をすることができないと判断をされると試用期間での雇止め、早期退職のリスクがこれからつきまとう時代です。

最近では福利厚生で選ぶ人もいれば、年収で選ぶ人もいますが、自分らしく働くために才能を開花させることやスキルを発揮できる環境を求めている人も増えています。

福利厚生については、リモートワークとリアルのハイブリッド型であったり、原則リモートワークとしている企業があったり、大手企業を中心に急激な働き方改革が進んでいます。

女性のライフイベントに合わせて、育児休暇を取りやすくしたり、卵子凍結、不妊治療などの支援など、いろいろな独自性を発表することで、従業員とのエンゲージメントを高めて、キャリアの中断をしても復帰しやすい環境をつくることなど、時代の流れに合わせて変化をしています。

大手企業だからできるということではなく、中小企業についても経営陣がやってみようとことで始められることも多く、徐々にこれから広がっていくことになるでしょう。

転職をするときにどこに軸を置いて、何ができること、何ができないことなのか、どこのスキルや才能を伸ばしていくのかを考えることはいいことです。

スキルも才能がある人が転職を失敗している理由としてあるのが、次の3つのパターンであり、求人票をよく見ていると共通点がそこにはありました。

episode1:その部署の最初の採用

よくあるのが、「〇〇部最初の採用!」、「1人目の採用」という言葉。
この言葉の裏には、求人企業側はもちろんですが、応募者側もわからないことだらけてあるということ。

お互いにイメージをもっていたとしても、一致することはなく、ズレが生じた瞬間に干される可能性もある。

どんな人が活躍できるのかどうかというイメージができておらず、スキルや経験についても言語化できておらず、なんとなく仕事ができそうだからとか、うちの社風に合いそうだからということで採用をしてしまう。

採用した人に環境適応能力がなく、馴染めない場合については試用期間での雇止めがあってもおかしくありません。

よくある例として、超大手企業の管理職経験者が該当します。
超大手企業の場合については、管理職は自ら手を動かして、せこせこあくせく動いて仕事をすることはありません。

そのため、部下が汗水たらして頑張ってやってきた成果を、自分の手柄のようにしてしまったり、部下とのハレーションが起こりやすい。
そうなるとチームの士気がばらばらになってしまい、管理職が責任を取らされるケースが多くある。

いろいろと試行錯誤をしながら、周りとの調整をしながら、成果を出していくことが求められるのですが、自分のやり方にこだわり、前の会社のやり方が正解だと思ってしまうことで、居場所をなくしてすぐに転職をするケースになっている。

郷に入っては郷に従えではありませんが、その会社のやり方、政治力を見極めてやっていくことができるかどうかがポイントだということを忘れてしまっていることもあるので、過去の成功体験や実績で出来上がったプライドを捨てられるかどうかがポイントです。

episode2:即内定をもらって、即決定をする

人事の定石としてあるのが、スピード感をもって即決定、即回収というのがあります。

内定を出したらすぐに内定承諾を回収せよ!そして、他社につけいるスキを与えるなというのが、定石になっている。

生産性とか、効率化ということもあるのですが、他社比較で迷っている時に他社をつぶすトークをして、相手に期待を持たせてしまうことが、大きな欠点になります。

転職活動が初めてだったり、退職した後の転職者が陥る傾向があるのがこのパターンである。

内定を獲得することがゴールであったり、生活費や税金などの支払いがあり、貯金通帳とにらめっこをする状態になっていると、「すぐにはたらかなきゃ」という気持ちが強くなってしまいます。

最初に内定をもらったからその企業に転職をすることが絶対というわけでもありませんし、他社比較をして決めることも必要です。

何らかの利益があるというイメージができて、ここでやってみようという気持ちが固まればいいのですが、なんとなく人事に押し切られてしまったりするケースが多く、即断即決ということに慣れていない人が陥りやすい。

即断即決を迫ってきた場合については、自分自身が納得できない、腑に落ちないところなどがあったら、お断りをすることによって、新しい会社との出会いがあります。

episode3:即管理職採用

これが起こるのは管理職採用の場合であり、原因としては実力不足の人を採用してしまうケースがよくあります。

最近増えているのが、新規事業をおこなったりするために、即管理職の採用も増えています。

ここで起こるのがスキル不足、経験不足という人を採用してしまうケースが増えています。
理由としては事業計画に合わせるため、慌てて採用をする傾向があり、応募者も離職中の人が中心になってしまうので、数が限られてしまいます。

その人の所属していた企業名にひかれてしまう傾向があり、あの会社出身なら大丈夫だろうという思い込みがミスマッチを生んでしまう。

20代、30代の失敗については寛大に見てもらえる企業も多いのですが、40代以降の失敗については、キャリアの致命傷になってしまうこともあるので注意が必要である。

転職をするということは信用と信頼がゼロリセットされて、信用と信頼を得らえるような行動をとって、政治力も発揮することが求められますし、実力不足であったり、スキル不足、経験不足が露呈をしてしまうと、チームの信用と信頼を得ることができなくなってしまう。

そうしていわば居場所をなくしていくことになり、転職をすることになっていくのだろう。

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