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知らないとヤバい⁉キャリアの分かれ道は突然に…といわれる4つの理由


28歳から35歳が運命の分かれ道

キャリアで迷い始めるのが28歳から35歳が一番多い。
なぜなら、ライフイベントが入ること、社会人としての経験とスキルを積んできた2点からである。

女性の多くがライフイベントで会社を辞めなきゃいけないとか、結婚を期に転職を考えようなどいろいろと考え始める時期である。

男性も同じように、今まで社会人としての経験を積んできたことで自信を持ち始める。

そして、5年後、10年後を考えると主要ポストに対して渋滞ができていることに気づく。

実力主義に評価ということを掲げている会社が最近増えていますが、日本企業の殆どが昭和ノスタルジーの年功序列による賃金制度をいまだに取っている。

中途半端に出ると杭は打たれてしまうものですが、思いっきり出てしまえば逆らえないというのが実情。

年収アップさせたいのであれば戦略的にキャリアを積むことをおすすめしているし、労働者から経営者に変われば、手っ取り早く年収アップをすることができるだろう。

それなりのリスクが有るということについてはいわなくても理解してもらえるでしょう。

どれだけ余裕を持ちながら、危機感も持っているか

社会人を5年から10年続けてくると、仕事の酸いも甘いもわかるようになる。

そこで運命の分かれ道になる最初のターニングポイントになる。
仕事に対して余裕が生まれてきた時に挑戦し続けるのか、仕事に対してマンネリに陥ってしまうことになり、アップデートをしないのかという点です。

私が尊敬しているビジネスマンで、とある企業で人事部長を勤めている人がいる。

その人は、海外旅行が好きで、ご家族で年に1回は海外旅行にいき、いろいろな語学と文化に精通をしている人であった。

その人はその当時は無名の大学を卒業したあと、中小企業で人事のスキルを積みながら、英語とフランス語の修得をしていた人だった。

縁があって私が転職のお手伝いをさせていただきましたが、転職した当初に当時の部長から「外国語なんて意味ないよ。うちは海外には進出しないから」ということをいわれた。

しかし、5年後その企業はアジア地域に進出することになり、海外事業部まで見るような人事部長へ昇進した。

当時部長だった人は関連会社へ異動させられたうえで、リストラにあった。

その後、人事部長を経て人事の執行役員としてがんばっています。

何をいいたいのかというと、常にアンテナを伸ばしており、自分のキャリアをしっかり見つめて努力をしている人と、ここで出世レースは終わったと思い込んでしまう人の差である。

会社に必要とされるスキルを身に着けているのか、時代にあったスキルを身に着けているかなどによって、10年後会社から必要とされる人材になっているかどうか別れてしまうことになる。

出世レースは終わったと思い込んでしまう人の大半が順風満帆のキャリアを積んでおり、挫折をすることを知らない人か、大企業でポストレースに負けた人たちが9割以上だから。

俺には関係ないということで諦めることは簡単だけど、やり続ける勇気と努力というのは始めた頃は小さな差でも、時間が立つに連れて差が広がっていくことになる。

大企業病という危機的状況

あなたの会社組織が大企業病担っているかどうかを判断する方法は1つ。

あなたが企画立案をして、社内の研修会や勉強会を開催すること。

強制参加をさせるのではなく、任意参加ということにしておいてください。

そこで参加率が高いということになれば、危機感を持って仕事をしているが、参加率が低いということになれば、大企業病になっていることが多い。

参加しない理由を聞いてみると、業務が忙しいからとか、私には関係ないからということ言い訳にすることが多い。

大企業病になっている人はたいていのばあい、リストラ候補にあがるケースが多い。

私も経験があるのですが、大手企業出身者が上司になった時に、交渉はいい加減に進めるし、美味しいところだけを横取りする人がいた。

その人は結局半年後にその会社をやめることになってしまったのだが、いろいろなところで良くない噂が立ち始めて、他部署の上司が兼務して、その人から仕事を徐々に排除していくことになったからだ。

部下からの信頼が無くなってしまったことによる謀反がそういう形になった。

30代以降楽をしたいというのもよくわかるけど、リスクが高いということを覚悟してほしい。

私はその人から学んだことは常に危機的状況であるという認識をして、自分のキャリアを常にマイナーチェンジをしながら仕事をすることを覚えた。

90年代以降にはなりますが、失われた20年で管理部門は圧縮されてしまった。

人事は人材の墓場ということをいわれていた時代もありますが、少しずつではありますが、そういう人がいなくなってきているのは事実です。

ルーチンワークやアウトソーシングできる仕事については、切り離していくことによって外部委託することでコストを削減することができる。

低付加価値の人材になるということは、将来のリストラ候補になるということを理解してほしい。

キャリアの軸をはっきりさせる

キャリアを伸ばすために余力を持っていることをすすめる理由がある。
30代以降敷かれたレールを進むのか、自分のキャリアを貫くのかという選択がある。

自分のキャリアを貫くというのはプロフェッショナルへの道を選択するということです。

プロスポーツ選手じゃないんだからという人もいますが、これからの時代については、個人の時代がきている。

どんな仕事であってもお金をもらっている以上、プロだという自覚を持ってほしい。

プロとして仕事をするのか、会社から降ってくる仕事をやり続けるのかでは大きな差がある。

ちょっとイメージをしてほしい例えがあります。
アルバイトで淡々と単純作業をしていくように、仕事として数十年受け身として流すのか、それ以上のことをして、スキルアップ、経験値をアップをすることで、上のステージを目指すのかとでは、大きな差になっていくことに気づいていない人がおおい。

私も20代の頃は特にそうだったので否定をすることはありませんが、ちょっとしたことがキッカケで人は変われるということが可能です。

営業時代は会社からの目標数値を与えられて、それに対してこなすだけでしたが、営業から商品企画へ異動した時に、自分からいろいろと動かないといけないことに気づきました。

その時の苦労が今の経験に行かされている部分があります。

いろいろなことに興味をもちながら、何かをできないのかということを考える。

そこからいろいろな仮説を考えて、どういう目標にして、どういう風に実行するかを考える。

あとはそれを一生懸命やることで、しっかりと結果を残すこと。

私のメンターのひとりから、「他人事で考えるのと、我が事として考えるのでは結果が異なる」と言われました。

会社から与えられた目標数字をこなすだけであれば、70%ぐらいの達成で普通の人。

100%を超える数字を目指すのであれば、目標数字を150%にしておくことで、やっと達成ができる。

それは視点が違うから、考え方が違うからということを教えてもらった。
これからのビジネスパーソンに必要な考え方である。

定年制度が上がっていく時代

定年制度が60歳から65歳に上がっている会社が増えています。

それは年金受給開始年齢があがることによって、定年制度が上がっていっています。

暫定措置として60歳以降については、契約社員として嘱託勤務になることが多いのが現状です。

昔であれば、定年退職後に世界中を旅行したり、国内をキャンピングカーで回ったりすることが夢でしたが、現在ではそれもできない夢であるということがわかってきてしまいました。

喫茶店や独立開業をするという夢を諦めた人もいらっしゃいます。

現在のミドルエイジ時代には年金制度がどうなっているかはわかりません。
少子高齢化社会となり、現役世代が少なくなっているため、年金制度が崩壊はしないまでも、今までの制度では耐え切れなくなってきているのが現状でしょう。

そうすると、生涯現役ということを前提にすると、22歳〜25歳ぐらいで会社に入り、70歳ぐらいまで会社員を勤めていると、45年ぐらいは会社に人生をとられる形になります。
実に人生の3分の2は会社で過ごす計算になります。

流れに身を任せて仕事をしていると、スキルが身についていないことが多くあり、そして、管理職となるとハンコをおして、上司の太鼓持ちになっていればいいという時代は終わりました。
仕事に振り回される人生はイヤだと感じているのであれば、30歳前後になった時に余力をもちながら、いろいろなことにチャレンジをしながら、専門性を高めていくキャリアを考える必要があるのではないでしょうか。

また、これから先の国会の審議にもよりますが、解決金制度ができることによって、会社は現状より簡単に従業員を解雇することができるようになる時代がすぐそこまできています。
外資系企業のように金曜日の午後になると、会議室へ呼びだされて解雇を伝えられて、荷物をまとめてさらなければならない時代もすぐそこまできています。
そうならないためにはどうしたらいいをしっかりと考えて、キャリア形成をしないといけません。

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