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面接指導者の心得4 難しい相談者

フリー面接トレーナーのnoriさんです。

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

相談に来てくださる方も年々増えてきて、今年も現在40名超。
おそらく年間100名を超えるペースかと期待しています。

相談者と一緒に取り組むことで、これまでできなかった話ができたり、伝えられるようになったりと、多くの方と結果を共有できていると思います。

一方で全ての方に必ずしも満足のいく結果を残せているわけではありません。

最近このパターンが多いですが、面接指導者側(私)の視点で書くnote、現在の自分の自身の課題を基に今日のめんたいこを始めます。

今日の【(私自身の)めんたいこ82】

私が難しいと感じるのは、色々ある中でも特に、

相談者本人が現実を受け止められず、希望と現実のギャップがかけ離れているパターンです。

例えば、
「相談者本人が転職でプログラミングの仕事をしたいと希望するも、経験や知識もないため、未経験者用の求人が無い」
「一方で、製造工場で保守業務の経験を活かして働くことはでき、求人もある状態だが、それはやりたくない」
といった具合いに希望と現実のギャップがあり直ぐに解決できないようなパターンです。

新卒に限った話ではなく、20代後半~40代前半の方にも時々こうしたケースをお受けします。

私個人的には、希望を持って就活を行うことは素晴らしいことだと思いますが、現実は決して甘くありません。

やりたい=できる事ばかりではないことはわかっていると思いますが、なかなかこの現実を受け止めきれず、堂々巡りになってしまうこともしばしばあります。

私は、本人の希望の仕事、会社、組織に合格できるように、その人物像に近づけるように成長を促す役割ではありますが、求人・募集が無いものに近づけることは困難です。

例えば、上記の事例でしたら、資格を取るように促すこともできますが、本当に無い求人には対応ができません。

これは、勤務場所がよくある話です。
・実家から通いたい(絶対条件)
・○○の仕事が良い
・土日休みがいい

など、条件を付けすぎて、実家から通える範囲に好条件はなかなかありません。

もちろん、条件を広くみることも進めますが、折り合いをつけにくいことも、難しい相談者の類似点かもしれません。

一緒に現実と向き合う

条件にこだわりすぎている方の話を聴いても、決して納得できる話ばかりではありません。
また、本人の思い込みから、自分の思う仕事以外は受け入れられなかったり、過度に拒否することも共通点だと思います。

一度、「○○の仕事は嫌だ」「◇◇の仕事が絶対良い」と決め込んでしまうとなかなか抜け出せません。

否定することなく考えに共感していくことで信頼関係を築き上げることが最も大切だと思います。

また、「実家から通いたい」のように、一見甘えを感じさせるような言葉でも、その裏にはその方独自の想いが隠れている可能性もあります

最後に

正直、もどかしさを感じることもよくあります。
それを無理に説得するように話してもかえって逆効果です。

自己の希望を正当化すべく、様々な言い分をつけて希望通りにしたいと話してくれます。

それでも粘り強く聞く姿勢を保つことが、本当はどうしたいのか?本当に解決すべきことは何なのか?
解決のためのヒントが隠れていると信じ、相談者本人と一緒に見つけていく心構えです。
土の方の問題も解決すべく一緒に成長をしていきたいものです。

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~




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