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グローバルな環境で働く上で大切なことは?~CQ (カルチュラル・インテリジェンス)の観点から~

こんにちは。 me:Rise キャリアコーチの中田真理子です。(プロフィール

近年、多くの企業でもグローバル人材を育成しようという流れが加速しています。世界を相手に活躍できる人、多様な人材がいる中でリーダーシップを取れる人、色々な人材像があると思います。

異なる文化圏でビジネスを展開する際、グローバル・リーダーシップに必要不可欠な資質の一つとして「カルチュラル・インテリジェンス」(CQ)があります。CQとは、文化の違いを超えて円滑にコミュニケーションを図る能力のことです。Cultural Quotientとも呼ばれ、IQ(知能指数)やEQ(感情指数)に倣ってCQ(文化指数)と略されています。

今回は、私自身の経験を踏まえ、グローバルな環境で働く上で大切なことは何か?を考えたいと思います。

グローバルな環境で働く上で最も大切なこととは?

たくさん挙げられると思いますが、もし私が一つだけ挙げるとするならば、「ありのままの相手を理解する」です。
別の言い方をすると、多様な視点から相手を理解しようとする、と言えるでしょうか。

私は社会人になってから、アメリカ、イタリア、シンガポール、ノルウェー、UAE等、様々な国に出張させてもらい、ロシアやイギリスでも働く機会を頂きました。海外に行くのはいつもワクワクし、楽しみでしたが、仕事のやり易さは一様に同じではありませんでした・・・。

そんな時、ついつい口に出してしまっていたのが、「ここのお国柄だから、、、」とか、「◯◯人だから仕方ないかな」という言葉でした。
こういう言葉でまとめると、何だかとても腑に落ちるというか、丁度良い言い訳になるんですよね。
度がすぎると、これ以上自分が頑張らなくても良いという免罪符になってしまうのかもしれません。

他人を見た時に無意識にやってしまう○○とは?

私たちは、他人を見たときに、どういう人か分からない状態は怖いので、「この人はこういう人だろう」と決めます。
例えば、「あの人は頑固だ」、「あの人はちょっと癖がある」、「あの人は真面目な人だ」などと、型にはめて人を見ようとします。先述の、「ここのお国柄だから」、「◯◯人だから」もこれに当てはまりますよね。

これを「レッテル貼り」と言います。
レッテルを貼るととてもスッキリします。
その人を見る型、つまりパターンができるので、楽ですし、便利です。

でも、レッテル貼りをし過ぎてしまうと、その人の別の側面が見えにくくなってしまいます。
「とても他人に厳しい」と思っていた人が、実は話してみると部下に大きな愛情と優しさを持っていて、自分が苦労した分、部下には厳しく指導していた、ということが分かったり、遠目から見るといつも不機嫌そうに見えた人が、仲良くなるととても気さくな人だった、という様なことは皆さんもご経験があるのではないでしょうか。

レッテル貼りをしてしまうと、それ以上その人を知ろうという関心や興味が無くなってしまいますよね。

日本では、日系企業に勤めている場合、多くの方が同僚は日本人というとても均質的な環境で仕事をされているのではないでしょうか。
そのような環境であれば、言葉に出さずとも共通の考え方、常識、価値観というものを共有していると思います。

○○○人のレッテルを外して一人一人に関心を持とう

では、海外で働く場合はどうでしょうか?
イギリスの関係会社で働いていた時は、イギリス人に加え、イタリア人、ドイツ人、中国人、インド人など、様々な国籍の仲間がいました。
多様な価値観、考えや文化の人たちが集まったチームです。

「あの人はイギリス人だからいつも〜なんだ」と一括りの見方をしてしまうと、一人一人を、個々の人間としてしっかりと理解することが難しくなってしまうのではないでしょうか。

あの人はどうしてこういう発言をしたのだろう?
あの人はどんな見方をしているのだろう。 
どんなことに興味を持っているのだろう?
どんな生活をしているのだろう? 
これまでどんな経験をしてきたのだろう?
どういう時が楽しかったり、充実感を得るのだろう?
何を大事にしているのだろう? 
何を信じているのだろう?

こんな風に、決めつけずに相手に関心を持ち続け、相手を理解しようとすることが、多様な人材と働き、まとめていく大事な一歩なのではないかなと感じています。

蛇足ですが、私たちは自分自身に対しても、少なからず「私はこういう人間だ」とレッテル貼りをしていますよね。これまでの経験や、親や周りから「あなたはこういう性格だよね」と言われてきたことの積み重ねでできた「自分像」です。

悪いことではありませんが、「私はこういう人だ」と決めつけてしまいすぎると、自分がまだ気づいていない自分自身の別の側面や資質、可能性が見えなくなってしまうかもしれません。

自分の軸で決めつけることなく相手も自分も理解する、ことが大切ではないでしょうか。
少し意識をするだけでも、今までとは違う相手の部分や自分が見えてくると思います。

是非試してみてくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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