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【番外篇】続「振り返り」を振り返る#1:マージナルな実践

土曜の夜の振り返り関連雑記を日曜日にアップしたりすることが多い「サタデーナイトフィーバー」ですが、まだ夜じゃないし「振り返り」たらもやっておらず。ところで「振り返り」て何なん? 11月6日の雑記と被らないようにしつつ、番外篇です。

私が土曜の夜にやっているそれのやり方については、11月6日の雑記で紹介した通りですが。実はこれ、もともとは20代の頃のある時期、毎週月曜日に会社で一人やっていたことがベースになっているのであり。遊び呆けた土日から気分を切り替えようとやや早めに出社して、や、どやったかな、まあ、なるべく、できる範囲でそうしようと心がけてはおりました。

端的に言うと、同時に進行している複数の案件について、定期的に進行状況を確認し、併せてそこに至った1週間の経緯を「振り返る」という。まあ、働く人にとっては当たり前と言っても良い習慣。

「社会人」という呼称が未だ自分にそぐわない気がしている青年にとって、ウカッと約束をすっぽかしたり、のほほーんとダブルブッキングをやらかしてしまう、といった失敗がどれほど恐ろしいか。現役/元問わず、全ての青年諸氏にはおわかりいただけることと思う。

で、それをやるようにやって、それなりの効果はあった。確かにあったんやけど、オフつーかプライベートつーか、職業的仕事以外の部分に皺寄せがきてしまった。具体的に挙げると、え、やってないの? みたいな感じで、当時やってたバンドのメンバーに迷惑かけたり、高校の同窓会についての電話(メールではなく)などが連絡網の順番通りにあっても自分のところで止まってしまったり、とにかくしょっちゅう各方面に迷惑かけては謝っていた記憶がある。

これはマズイと思い気をつけるようになって、そういう失敗は減った。とりあえずはほとんどなくなったんやけど。結婚し自分の家庭を持った頃から、再び同様の失敗が増えだした。

で、そんな折り、こりゃもう仕事もプライベートも何もない「生きることの全て」を自己管理の対象にするより仕方ない、と悟ったというか観念した。という経緯がありました。その実際のやり方は近々公開しようと思っているが、その時気づいたのは、

「振り返りてマージナルな実践やな」

ということ。

うまくいかない点を誰に相談あるいは教えを乞おうかと考えた時、何とかコンサルタントたらインストラクターたらアドバイザーたらカウンセラーたらコーチたらを名乗る人は多かったし、中には公的有資格者の方もいらっしゃり。昔からあんまりそのへん過剰に信用しないようにしているが、それらは、その人がどんな勉強をして今そのようなことをしているのか、の、とりあえず目安程度のものにはなった。

けど、自分の場合、自己管理の対象は「生きることの全て」なので、もとよりビジネス系のノウハウ屋さんにカバーし切れる領域の話ではなく。かと言って、心理学や精神医学系の方に細部に渡る具体的なサジェスチョンを期待するのもどうも違う。じゃ、占い師とかオカルト・スピリチュアル系の人に相談すれば良いかと言うと、これはこれで難しい面があり。

このように、全面的にアテにできる専門家などおらず、結局は自分でやるしかないマージナルな領域の実践なんや、という結論に至った。

という話。



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