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「一緒に体を動かそう!フレイル予防の会」(大阪国際がんセンター)にて入院中の患者様に運動レッスンをしました!

先日、大阪国際がんセンター内大講堂にて、入院患者様向けの運動イベント「一緒に体を動かそう!フレイル予防の会」が初めて開催されました。

この運動イベントは、大阪国際がんセンターの医師、看護師、リハビリテーション科の技師が中心となり企画されたもので、「がん患者さんのフレイル予防、改善対策に一緒に運動をしましょう!」といったものです。
その運動レッスンをルネサンス運動支援センターが担当させていただきました。

病院内告知ポスター

今回のイベント参加対象となるのは、イベント当日、大阪国際がんセンターに入院されている方。
入院中ということで、参加者の中には術後数日で点滴やドレーンを手押ししながらお越しいただいた方や抗がん剤治療中の方、中には車いすで病棟看護師付き添いの元来場いただく方もおられるなど、様々なお体の状態の方にご参加いただきました。

最初のプログラムは「フレイルとは」という内容のミニセミナー。
なぜ、がん治療中などできるだけ早い段階から運動を取り組むことが必要なのかといった内容を、がん専門運動指導士で運動支援センターの施設長の石野田がレクチャー。

フレイルとはのレクチャーをする石野田

そして、運動体験プログラム「いすトレーニング」では、フレイル予防・改善のための運動を実施。
メイン担当はがん専門運動指導士の川瀬が、動きの制限のある場合の代わりの動きの担当を、がん専門運動指導士の芳野が実施しました。

イベント開始時、ご参加のみなさんは「どんなことをするのか」と少し緊張した面持ちでしたが、運動が始まると、できる動きできない動きをご自身で選びながら参加いただき、時には笑顔で実施されていました。

フレイル予防の運動

自宅に戻ってからもできるようにと、当日実施した運動内容をリーフレットにしてお渡しし、その中に動画でも確認できるように動画サイトURLも表記しました。

終了後のアンケートには、
「退院しても少しずつ続けていこうと思いました」
「術後どのように体を動かしてよいかわからなかったので、とても参考になりました」
「入院中の中で、楽しくためになる時間をありがとうございました」

といった運動に対してポジティブなお声を多くいただくことができました。

がん治療中の患者様のお体の状態はさまざまです。
今回のイベント開催は、退院後に自分らしい生活を取り戻すための一つの方法として「運動する」ことが選択肢であると、知っていただける良い機会になったと思います。

今後も「病院」で運動の重要性をお伝えできるこのようなイベントがあれば、実施させていただければと思います。

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