神社とお寺が同敷地内にある日本。多宗教でも歪み合わない世界。

家族に悪い事が沢山起きているここ数ヶ月。
自分は留学中で何も知らなかったけど、家族は色々大変だったらしい。

「これは悪霊に取り憑かれてるわ。厄除け行かなきゃ」
と母の提案で、今日厄除けに行ってきた。

私の家系、宗教はとくに無いんだけど、行くのは大抵神社が多くて家に天照大御神のお札もある。
でも今日は仏教のお寺で厄除け。
日本の宗教にフレキシブルな感覚を感じた。

そして更に驚いたのが、お寺の敷地内に神社があったこと。
日本は仏教と神道が混ざり合った国だとは知っていたけど、二つの宗教がここまで仲良く共存しているとは、驚いた。

調べてみるとこれは「神仏習合」といって、珍しいものではないみたい。

明治時代に国の宗教を「神道」にする為に神仏分離が行われたせいで最近は神と仏は分けてある場所が多いけど、それでも今日私が行った場所のように残っているところもある。

この共存は、2つの宗教の考え方が排他的ではなくて、万人をウェルカムする姿勢だからこそ起こりうるのかな、と思う。

日々ニュースでは宗教の違いのせいで起こる悲惨な事件や歴史が語られている。

人々の考えが違うのは当たり前で、世界を統一するのは無理。

融合するのではなく、共存していく道はないのかな。お寺と神社のように。

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