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子供の自信を回復させる。普通の小学校の様子🇨🇦カナダ。

子供たちがカナダの公立小学校に通い始めて、1ヶ月がたちました。英語はまだまだですが、友達とサッカーしたり、楽しそうにしています。
さて、子供たちから聞いた学校の様子と私が気づいたことを記事にします。
(注:カナダの公立小学校は色々あるので、勉強熱心な学校も選べばあります。)


あんまり勉強しない

私「今日、何を勉強したの?」
子供たち「体育と工作。算数も少し。めっちゃ簡単。」

算数は6年生でも、ほとんど計算の練習はしないらしいです。ドリルは皆無!
2年生の息子は10以上の数を今やっています。ほとんど日本の1年生レベル。

6年生息子「でも、考えさせる問題が多いかなぁ。例えば、4を4回使って1〜20の答えを作る問題とか。4%4+4-4 = 1,  4%4+4%4 = 2,,,」
どうやら教科書どおりではなくて、先生がアレンジした授業が行われているみたいです。

テストの点数で評価、はありません。(うちの子の小学校は)

先生に叱られない

長男「先生怒らんよ。寝てたら起きてって言われたけど。怒鳴ったりとかはない。」
生徒と先生が友達みたいに接しているらしいです。寛大に接していただいて感謝します。

先生の休憩時間が十分に取れていることも関係あるのかな、と思います。休み時間とお昼休みは、アルバイトのスタッフが生徒たちを見守るので、先生は自分の時間を持つことができます。それで気持ちの余裕ができるのかもしれません。
子育てには休憩が大事!!

お菓子はいつでも自由に

次男「授業中にヨーグルト食べてる子がいる。先生もいっつも何か食べてる。」
お腹が空いたら、いつでも自由に食べて良いみたいです。
授業中におもむろにお菓子出して、食べているらしいです。
我慢しなくて良いんです。

人種がいろいろ

カナダは移民国家なので子供のバックグラウンドも様々です。
現地の子でも、親は移民だっていう子がたくさんいます。
ウクライナからの難民もいて、英語ができないもの同士、うちの子達と仲良くしているみたいです。
好奇心旺盛な長男は、友達の故郷を地図で調べたり、歴史について質問してきたり。中国語をマスターしたいと言い出したり。(まずは英語でしょ)
友達を通して、世界に興味いっぱいです。

日本でのび太でも、カナダで自信いっぱいになれる

自由がいっぱいのカナダの小学校。
ここまでできなくてはダメだ、という基準がないので子供は無理をしなくても許されます。見た目も色々なので、変な格好をしていても誰も気にしない。

日本で自分はダメな子なんだという思い込みがあっても、カナダで自信が取り戻せるかもしれません。
私は子供たちに、折れない心を持ったタフな人間になって、自立していってほしいと願っています。

もちろん勉強をしっかりする学校もあるので、勉強を頑張りたい子はそういう学校も選べます。選択の自由があるので、その子に最適な環境を選びやすいと思いました。

ただ、やっぱり平均的な数学力は低いです。
私の通っているカレッジで数学の授業があるのですが、カナダ人だけ苦労しています。これだけ少し心配なので、カーンアカデミーで自宅学習させています。

ではではー!

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