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水族館が大好きな理由

今回は水族館の魅力についてお話ししたいと思います。

日本人は水族館好きと言われています。
他の国と比較して、人口に対する割合からみてもずば抜けて数多くの水族館があります(実際に今日本には100館以上もの水族館があります)。
四方を海に囲まれた島国であり、古くから魚中心の食生活であったように、日本人は水生生物に対して親しみを強くもっている民族だと言えるのではないでしょうか。

美術館や水族館も博物館法で博物館の1つとされています。
博物館や美術館との大きな違いは、飼育という他の博物館にはない活動の占める割合が大きいことです。
また、博物館が過去の遺産や美術品を取り扱うのに対して水族館は現在生きている水生生物を取り扱っていることも大きな違いと言えます。
そして水族館は、過去(歴史)についても扱うことがありますが基本的には「現代と未来」がテーマとなっています。
これが水族館の最大の魅力であると私は考えます。
動かない作品とは違って絶えず動き変化している生き物が水族館にはいます。
つまり何回来ても来るたびに違う表情を見ることができるのです。
生物を飼育している水族館では、生命が誕生する一方で死んでいく様が来館者の目の前で日常的に起こります。
水族館は「生と死」の問題を常に扱いながら、来館者に命の大切さを問いかける施設です。そう、水族館は深いのです。

このように水族館は教育的な施設ではありますが押し付け型の教育ではなく、幼児から若年層の子どもにとっては遊びながら学ぶ施設となっており、他者理解の場を提供しています。水族館は老若男女も国籍も問わない、全世代に愛される施設であり、教育・娯楽・コミュニケーション(生き物と人、人と人)の場として大きな役割を果たしているのではないでしょうか。(ここでいう人には職員も来館者も含まれます)

じゃあ動物園でもいいじゃん、と言われることが度々あります。もちろん動物園も好きですが私はやっぱり水族館の方が好きです。理由は室内空間の豊かさと水(海)の持つ清涼感や神秘な雰囲気にあります。水族館にいる時の方がわくわくするし癒されるのです。というか最近では動物園と水族館の境界が消えつつあるように思います。水生生物を展示している動物園もありますよね。

また、水族館によって展示する生き物も違えばテーマやコンセプトも違います。これが本当に面白くて、だから私は色々な水族館に足を運ぶのです。
展示する生き物やテーマ、コンセプトによって水族館の空間は多様化します(例えば動線、照明の使い方、屋外空間や半屋外空間の割合、トップライトの採用など)。
日本では数多くの水族館があるため、1つ1つの水族館がカラーを持ち、独自性を追求しているのです。
また、多くの人に来館してもらうためだけでなく、リピーターを増やすためにも水族館(の職員)は日々努力しています。ショーやイベントを開催したり季節によってフードメニューや装飾や照明を変化させていたり。水族館に行くとそういう努力が多かれ少なかれ必ず見えます。だから私は年パスを買ってしまうのです。
快適で素敵な空間に、強い思いを持った職員がいる水族館には心を動かされるし、何度も行きたくなります。私は有名な建築家が設計した水族館だから良いとは思いません。それだけではなく、そこで働く職員の意識が高くないと来館者はどんどん減ってしまうと思うのです。来館者が減ったり古くなったりした水族館はリニューアルを行いますが、ただ新しくしたら人が来るかと言ったらそうではなく、私はそこの経営者の意識を変えることが大事なのだと思います。良い水族館にしたいという思いが強くなければ良い水族館にはなりません。
水族館の建設に関わる方には、私は経営者(やそこの職員)の意識を大切にしてほしいと思っています。

建築の話が多めになりましたが、私が水族館という空間が大好きな理由は上記でお話ししたものが大きいです。
本当に水族館が大好きなので大学のレポートで「あなたの好きな空間について」や「訪れたことのある空間」について聞かれたら必ず水族館を出します。読書はそんなにしませんが水族館に関する書籍は10冊くらい買いました。夢の1つは全国の水族館に行くことです。

好きなことについて話すと止まらなくなりますね、危ない危ない。
もう朝4時なので今日はこの辺にしておきます。

これからも水族館レポートや現代の水族館の問題点など、水族館についてたくさん語りたいと思います。

まあこんな話を聞くより行って感じた方が早いので「水族館なんてどこも同じじゃん」と思う人はいろんなところに行って違いや良さを感じて欲しいなあと思います。水族館が大好きな人が増え、水族館業界が発展することを願っています。

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