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出席管理が、学生達の自習を促す。

学生達に、授業で教わった事をレポートに書かせて、それを出席の証明にしているY先生がおりました。つまり、授業を受けた/受けないではなくて、授業の内容を理解した/していないで、出欠を判定するルールです。

厳しいルールだなぁと思って、Y先生のお話を聞いていたのですが、学生側にやる気があれば、必ず出席になる仕組みが設けられていました。

Y先生は学習管理システム(Google-Classroom)を使って、授業を運営されていました。そして主な用途は『学生達にレジュメをダウンロードさせること』と『学生達にレポートをアップロードさせること』でした。

この組み合わせですと、学生達は授業を受けなくても、レジュメを読んでレポートを提出する事が出来てしまいます。恐らく全ての学生が、その事に気付いているでしょう。

実際のところY先生も、そういった学生達がいる事を把握されていました。ただY先生のお考えとしては「授業を休んだら、レジュメを読んで自習して欲しい」そうです。

そうであれば、学生達を上手く誘導できているのかなと感じました。


~補足~
キャンパス手帳は音声技術を利用した出席管理システムです。
先生のスマホから音楽を流し、それを学生のスマホで受信すると「出席」になります。
~参考リンク~
キャンパス手帳について知りたい。
キャンパス手帳を試してみたい。